今週は皐月賞です。桜花賞同様、毎日テーマを決めて展望していこうと思います。今日は有力馬のこれまでの出走レースから、いくつか取り上げて紹介します。
§百日草特別 東京芝1800m レベルB
1着 アサクサキングス 1.47.5
2着 サンツェッペリン 1.47.6
・・・レースはアサクサキングス鞍上の横山典弘騎手が、道中抑えずに馬なりで先頭に並走しました。若干遅めというペースでしたが、直線に向いてアサクサキングスは先頭に立つと満足してしまいます。外からサンツェッペリンが差してきて抜き去るかに見えましたが、アサクサキングスはムチを入れると反応し、その後は馬が痛そうなほどムチを入れまくりでした。2頭の叩き合いはアサクサキングスの3/4馬身勝ちで、3着以下は7馬身離されてしまいました。インパクトの強いレースで、今もなお取りざたされています。(でもそろそろ忘れた方がいいです。)
§東京スポーツ杯2歳S 東京芝1800m レベルC
1着 フサイチホウオー 1.48.7
2着 フライングアップル 1.48.8
3着 ドリームジャーニー 1.48.8
・・・フサイチホウオー、重賞3連勝の1つ目です。レースですが、フサイチホウオーは3番手、ドリームジャーニーは内で折り合うのに一苦労、ドリームジャーニーは外めでじっくりでした。直線でフサイチホウオーが言うことを聞かず、内と外からかわされかけますが、そこから目を覚ましたように伸びての勝利でした。外に馬がきたら伸びたように見えます。右側に壁がないとまっすぐ走れないようにも見えました。
§中京2歳S 中京芝1800m レベルC
1着 (ダイワスカーレット) 1.47.8
2着 アドマイヤオーラ 1.47.9
・・・アドマイヤオーラとダイワスカーレットともに2戦目でした。レースはすでにオープンを勝っていたゴールドキリシマがスローで逃げました。ダイワスカーレットはセンスのある走りでスムーズに2番手で、アドマイヤオーラはスローを察してコーナーで押していきました。私も見ていて今仕掛けないと間に合わないと思ったところで、ちょうど武豊騎手が仕掛けましたので、間に合うだろうと期待していました。ですが、ダイワスカーレットの反応が素晴らしく、直線では安藤勝己騎手が後ろを見る余裕の勝利でした。アドマイヤオーラはダイワスカーレットの後ろに入ってしまい、外に出すために体勢を立て直すロスを嫌って、そのまま内を突いて伸びましたが届きませんでした。2頭の直線でのスピードは素晴らしく、GI級の逸材であることは肌で感じ取れました。
§ラジオNIKKEI杯2歳S 阪神芝2000m レベルB
1着 フサイチホウオー 2.02.1
2着 ヴィクトリー 2.02.1
3着 ナムラマース 2.02.3
5着 アサクサキングス 2.02.5
・・・フサイチホウオーの重賞2勝目です。ちょっと展開にアヤのあったレースでした。百日草特別と同様に先行したかったアサクサキングスが内で出損ないました。道中、ヴィクトリー→ナムラマース→フサイチホウオーの並びになって、ようやくアサクサキングスが外に出せて上がっていきました。フサイチホウオーは並ばれると1度は抵抗しますが、安藤勝己騎手がうまく抑えてアサクサキングスを前に出します。次はナムラマースの外に並びましたが、すでに3コーナーで藤岡佑介も引くわけにはいかず、一緒に上がっていく展開となりました。この間フサイチホウオーは後ろで脚を溜められ、直線の伸びにつながりました。フサイチホウオーは直線で右に寄れて、アサクサキングスらの進路を塞ぎました。やっぱり右に壁が欲しいのかもしれません。
§シンザン記念 京都芝1600m レベルA
1着 アドマイヤオーラ 1.35.1
2着 (ダイワスカーレット) 1.35.3
3着 ローレルゲレイロ 1.35.7
・・・早くもアドマイヤオーラとダイワスカーレットの再戦となりました。朝日杯フューチュリティSの2着馬ローレルゲレイロがいましたがお構いなしでした。今回もスローペースとなりましたが、京都の外回りで直線の長さが違いました。アドマイヤオーラが抜群の瞬発力でダイワスカーレットを抜き去りました。アドマイヤオーラはいくらでも溜められそうで、距離が伸びても大丈夫だと思います。
§共同通信杯 東京芝1800m レベルA
1着 フサイチホウオー 1.47.7
3着 フライングアップル 1.47.8
4着 ニュービギニング 1.48.1
・・・フサイチホウオーの重賞3勝目です。危なげのある勝ち方でした。レースはフライングアップルが先行策というほどでもないですが、フサイチホウオーよりも前で競馬をして粘り込みを図りました。フサイチホウオーは直線に向いたところでまたふらふらしています。今回は外からダイレクトキャッチが来ましたが、少し離れていましたので、壁にすることはできません。ですがなんとか反応し、最後はまっすぐ走ってフライングアップルをかわしました。危ないですね。。ここから皐月賞に直行ですか。。
§きさらぎ賞 京都芝1800m レベルA
1着 アサクサキングス 1.48.8
2着 ナムラマース 1.49.1
・・・皆さんがオーシャンエイプスと武豊騎手に騙されたレースです。単勝1.3倍でした。今考えるとバカですねえ。私も○対抗でしたけどね。。レースは初騎乗となる武幸四郎騎手のアサクサキングスがマイペースの逃げでした。スローなのに2番手以下をだいぶ離して。。向う正面で決まったなと思った人は多かったと思います。アサクサキングスは先行しないとダメですね。
§弥生賞 中山芝2000m レベルS
1着 アドマイヤオーラ 2.00.5
2着 ココナッツパンチ 2.00.5
3着 ドリームジャーニー 2.00.8
4着 メイショウレガーロ 2.00.9
・・・今回皐月賞に一番直結しそうなレースです。アドマイヤオーラには今までにない速いペースでした。しかも包まれるのを嫌ってか、やや早めのスパートでした。最後直線では左に寄れましたが、外からココナッツパンチが鋭く伸びてくると、もう一度反応しての勝利でした。強かったですが圧勝という印象はなく、今回よりもメンバーが上がれば、展開次第でどうとでも転びそうな感じを受けました。
§スプリングS 中山芝1800m レベルA
1着 フライングアップル 1.49.0
2着 マイネルシーガル 1.49.1
3着 エーシンピーシー 1.49.2
・・・かなりのハイペースとなり、最後はバテ比べのような展開になりました。そう考えると前で粘ったマイネルシーガルが強かったのでしょうか。横山典弘騎手に乗り替わったフライングアップルは最後方で溜める競馬でした。ハイペースでしかも内が開いたのが勝因で、まんま評価するのはあまりにも危険ですね。
今日はこんなところです。評価しているレースは、アドマイヤオーラとフサイチホウオーのレースです。実績的には2強で間違いないでしょう。アドマイヤオーラが左に寄れて、フサイチホウオーが右に寄れるので、2頭で併せたらお互いまっすぐ走るかもしれませんね。。ではまた明日。
§百日草特別 東京芝1800m レベルB
1着 アサクサキングス 1.47.5
2着 サンツェッペリン 1.47.6
・・・レースはアサクサキングス鞍上の横山典弘騎手が、道中抑えずに馬なりで先頭に並走しました。若干遅めというペースでしたが、直線に向いてアサクサキングスは先頭に立つと満足してしまいます。外からサンツェッペリンが差してきて抜き去るかに見えましたが、アサクサキングスはムチを入れると反応し、その後は馬が痛そうなほどムチを入れまくりでした。2頭の叩き合いはアサクサキングスの3/4馬身勝ちで、3着以下は7馬身離されてしまいました。インパクトの強いレースで、今もなお取りざたされています。(でもそろそろ忘れた方がいいです。)
§東京スポーツ杯2歳S 東京芝1800m レベルC
1着 フサイチホウオー 1.48.7
2着 フライングアップル 1.48.8
3着 ドリームジャーニー 1.48.8
・・・フサイチホウオー、重賞3連勝の1つ目です。レースですが、フサイチホウオーは3番手、ドリームジャーニーは内で折り合うのに一苦労、ドリームジャーニーは外めでじっくりでした。直線でフサイチホウオーが言うことを聞かず、内と外からかわされかけますが、そこから目を覚ましたように伸びての勝利でした。外に馬がきたら伸びたように見えます。右側に壁がないとまっすぐ走れないようにも見えました。
§中京2歳S 中京芝1800m レベルC
1着 (ダイワスカーレット) 1.47.8
2着 アドマイヤオーラ 1.47.9
・・・アドマイヤオーラとダイワスカーレットともに2戦目でした。レースはすでにオープンを勝っていたゴールドキリシマがスローで逃げました。ダイワスカーレットはセンスのある走りでスムーズに2番手で、アドマイヤオーラはスローを察してコーナーで押していきました。私も見ていて今仕掛けないと間に合わないと思ったところで、ちょうど武豊騎手が仕掛けましたので、間に合うだろうと期待していました。ですが、ダイワスカーレットの反応が素晴らしく、直線では安藤勝己騎手が後ろを見る余裕の勝利でした。アドマイヤオーラはダイワスカーレットの後ろに入ってしまい、外に出すために体勢を立て直すロスを嫌って、そのまま内を突いて伸びましたが届きませんでした。2頭の直線でのスピードは素晴らしく、GI級の逸材であることは肌で感じ取れました。
§ラジオNIKKEI杯2歳S 阪神芝2000m レベルB
1着 フサイチホウオー 2.02.1
2着 ヴィクトリー 2.02.1
3着 ナムラマース 2.02.3
5着 アサクサキングス 2.02.5
・・・フサイチホウオーの重賞2勝目です。ちょっと展開にアヤのあったレースでした。百日草特別と同様に先行したかったアサクサキングスが内で出損ないました。道中、ヴィクトリー→ナムラマース→フサイチホウオーの並びになって、ようやくアサクサキングスが外に出せて上がっていきました。フサイチホウオーは並ばれると1度は抵抗しますが、安藤勝己騎手がうまく抑えてアサクサキングスを前に出します。次はナムラマースの外に並びましたが、すでに3コーナーで藤岡佑介も引くわけにはいかず、一緒に上がっていく展開となりました。この間フサイチホウオーは後ろで脚を溜められ、直線の伸びにつながりました。フサイチホウオーは直線で右に寄れて、アサクサキングスらの進路を塞ぎました。やっぱり右に壁が欲しいのかもしれません。
§シンザン記念 京都芝1600m レベルA
1着 アドマイヤオーラ 1.35.1
2着 (ダイワスカーレット) 1.35.3
3着 ローレルゲレイロ 1.35.7
・・・早くもアドマイヤオーラとダイワスカーレットの再戦となりました。朝日杯フューチュリティSの2着馬ローレルゲレイロがいましたがお構いなしでした。今回もスローペースとなりましたが、京都の外回りで直線の長さが違いました。アドマイヤオーラが抜群の瞬発力でダイワスカーレットを抜き去りました。アドマイヤオーラはいくらでも溜められそうで、距離が伸びても大丈夫だと思います。
§共同通信杯 東京芝1800m レベルA
1着 フサイチホウオー 1.47.7
3着 フライングアップル 1.47.8
4着 ニュービギニング 1.48.1
・・・フサイチホウオーの重賞3勝目です。危なげのある勝ち方でした。レースはフライングアップルが先行策というほどでもないですが、フサイチホウオーよりも前で競馬をして粘り込みを図りました。フサイチホウオーは直線に向いたところでまたふらふらしています。今回は外からダイレクトキャッチが来ましたが、少し離れていましたので、壁にすることはできません。ですがなんとか反応し、最後はまっすぐ走ってフライングアップルをかわしました。危ないですね。。ここから皐月賞に直行ですか。。
§きさらぎ賞 京都芝1800m レベルA
1着 アサクサキングス 1.48.8
2着 ナムラマース 1.49.1
・・・皆さんがオーシャンエイプスと武豊騎手に騙されたレースです。単勝1.3倍でした。今考えるとバカですねえ。私も○対抗でしたけどね。。レースは初騎乗となる武幸四郎騎手のアサクサキングスがマイペースの逃げでした。スローなのに2番手以下をだいぶ離して。。向う正面で決まったなと思った人は多かったと思います。アサクサキングスは先行しないとダメですね。
§弥生賞 中山芝2000m レベルS
1着 アドマイヤオーラ 2.00.5
2着 ココナッツパンチ 2.00.5
3着 ドリームジャーニー 2.00.8
4着 メイショウレガーロ 2.00.9
・・・今回皐月賞に一番直結しそうなレースです。アドマイヤオーラには今までにない速いペースでした。しかも包まれるのを嫌ってか、やや早めのスパートでした。最後直線では左に寄れましたが、外からココナッツパンチが鋭く伸びてくると、もう一度反応しての勝利でした。強かったですが圧勝という印象はなく、今回よりもメンバーが上がれば、展開次第でどうとでも転びそうな感じを受けました。
§スプリングS 中山芝1800m レベルA
1着 フライングアップル 1.49.0
2着 マイネルシーガル 1.49.1
3着 エーシンピーシー 1.49.2
・・・かなりのハイペースとなり、最後はバテ比べのような展開になりました。そう考えると前で粘ったマイネルシーガルが強かったのでしょうか。横山典弘騎手に乗り替わったフライングアップルは最後方で溜める競馬でした。ハイペースでしかも内が開いたのが勝因で、まんま評価するのはあまりにも危険ですね。
今日はこんなところです。評価しているレースは、アドマイヤオーラとフサイチホウオーのレースです。実績的には2強で間違いないでしょう。アドマイヤオーラが左に寄れて、フサイチホウオーが右に寄れるので、2頭で併せたらお互いまっすぐ走るかもしれませんね。。ではまた明日。