カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年5月21日  友に会いに、下関にGO! その2

2013-05-23 10:47:40 | 日記
船に乗っている時間は、わずかに5分くらい?
観光と言うよりも、市民の足、と言った感じ。
なので、観光客よりも一般の乗船客がほとんど、みたいです。

hiiちゃんのお家にお邪魔させていただくのは、約一年ぶり。
と言っても、前回は日帰りの強行軍だったので、お泊りするのは…何年振りかな?
タクシーでビュンと、坂を上って高台へ。
一年振りにお会いするご両親と、挨拶を交わして。
hii ちゃんのお部屋に上がって、愛猫トラちゃんとも再会を果たし。
トラちゃん、思いっきり警戒心全開
悲しくなるほど、警戒されて
でも、へこたれない。
お別れするまでに、膝にのせてナデナデ、もしくは、ゴロゴロ喉を鳴らしてもらう。
無謀とも思える目標を立て、まずは警戒心を取り除くことから1歩ずつ。
こうやって書くと、初めてのご対面のように思われそうですが、トラちゃんがこのお家に来て既に13年の月日が流れています。
トラちゃんには、毎回初めましての、警戒心剥き出しのお出迎えを受けます。
トラちゃんは、姉妹で捨てられていたところを、hiiちゃんに救われて、この家の一員になりました。もちろん、姉妹共々

半年以上振りの再会、話は尽きません。
気が付けば、七時半を過ぎていました。
驚くことに、下関では七時半を過ぎても、明るいのです



今夜は、『瓦そば』
初めて下関を訪れた時、名物『瓦そば』をお店でいただき、とても気に入って。
次にhiiちゃんに会いに行った時に、『瓦そば』をリクエストしたところ、『瓦そば』はお家で作った方が美味しいと言われ、O家特製の『瓦そば』を食べさせて頂きました。
今回も、しっかり、しつこく、何度も、『瓦そば』をリクエスト。
お店では、焼いた茶蕎麦を、瓦(の形をしたお皿?)にのせて提供されます。
家庭で作る時は、ホットプレートで焼きながら、いただきます。
瓦蕎麦の有名店が二軒あるそうで、具材のトッピング方法が違うそうです。
O家のように牛肉と錦糸玉子と細ねぎを、綺麗に並べる方式と。三種類を混ぜて散らす方式があるそうです。
hiiちゃん曰く、絶対に外せないのが、レモンの輪切りと、もみじおろし。
O家では、いつも牛肉を奮発してくれます。
お値段は教えてもらえないけど…もうわざわざ聞いたりしないけど。
その柔らかさから、お値段のはるお肉であることは、容易に推察できます。
錦糸玉子も、細くて、美しいの。
たっぷり用意してくれて、お腹一杯食べて。全部食べたかったけれど、無理でした。

今回は(今回も)hiiちゃんに会いに来たのであって、旅行に来たのではありません。
お休みの希望を出した時、職場の先生にも、「旅行に行くんだ」と言われ、「いいえ、友達に会いに行くんです」と答え。
「でも、下関に行くんだよね?旅行じゃないの?」と言われ。
「はい。観光ではなく、友達に会うだけですから。旅行じゃありません」そうきっぱり答えた私に、「…分かった」と、短く答えてくれました。
こう見えて(?)なかなか頑固な私なのです。

で、観光は考えていなかったのですが。
近くの水族館に、新しく『ペンギン村』ができたそうで、ペンギン大好きな私たちは、胸をワクワクさせて、いそいそと水族館に出掛けることにしました。

後でパンフレットを見て気が付いたのですが。
パンフレットにも、そして会場にも、ちゃんと順路なるものがあって、『ペンギン村』は、実は一番最後だったのです。
でも、ペンギン大好きな二人は入り口を入ると、順路を示す標識に気づくことなく、『ペンギン村』目指して、真っ直ぐGO



可愛い。可愛すぎる
本当は、どんなに可愛いのか、もっともっと、一杯書きたいのだけれど。
この感動を、上手く言葉に出来なくって、もどかしい



写真は撮れなかったけど、水深6M、水量約700tの、世界最大級のペンギンプールがあります。
水中トンネルからは、水中を飛ぶように泳ぐペンギンの姿を見上げることができます。
その雄姿を見ると、ペンギンが鳥類である事を、今更のように思い出します。

時間さえ合えば、ペンギンにタッチしたり、一緒に写真を撮ったり、えさをあげることも出来たのですが…残念ながら出来ませんでした。
ちゃんと、調べておけば良かった

他にも、もちろん色々な生き物がいて、一通り見て回りました。
でも、ペンギン以外に記憶に残っているのは、スナメリと…???
ペンギン村は、結局3回見て回りました。

一つ、とっても下関らしいゾーンがありました。
『フグの仲間たち』ゾーンです。
その名の通り、フグの仲間たちが居るのですが、そのコーナーの入り口に天井から吊り下げられている看板に、目を疑いました



これからフグを見ようとしているのに、『フグが食べたい!』だなんて 



何ぶん会場が暗く、カメラの操作方法が良く解っていないので、こんな写真しか撮れません。
苦労の末に、何とか一枚おさめることが出来たのが、このマンボウの写真です。



マンボウ、好き。
何でか分からないけど、マンボウ好き。
何となく、どことなく、好き。

ランチは、水族館内にもレストランはあるのですが、手の甲にスタンプを押してもらうと、再入場できるので、一旦外へ出ることにしました。



hiiちゃんが注文した『鮭炙り丼』
メニューの写真と比べると、ちょっぴり…かなり淋しい感じが。



私が注文したのは、海鮮丼。美味しかったです。

ペンギンを充分に堪能して、お土産も買って。
その日の晩御飯は、お寿司を取っていただきました。
フグは、時期ではないとのこと。
やはり、時期の美味しいフグを食べてもらいたいとの、優しいお心遣い。

で、そのお寿司で、嬉しい驚きが
どのネタも、もちろん全部美味しかったのですが。
ネギトロ巻きが…ネギトロ巻きが!
私が今まで食べてきたネギトロ巻きは、トロの剥き身を使ったものでした。
でも、この夜頂いたネギトロ巻きには、大トロの柵を棒状に切って、巻いてあるのです。
少なくとも私は、こんなネギトロ巻き、初めて食べました。
美味しかったぁ。贅沢なネギトロ巻きでした。

トラちゃんとの距離は、頭ナデナデすると、多少喜んでくれて、身体をスリスリしてくれるまで進展できました。でも、残念ながら、お膝には乗ってくれませんし、喉もゴロゴロ鳴らしてくれませんでした。
hiiちゃんに言わせれば、かなりの進歩らしいですが、次回会う時は、きっとまた警戒心全開なんだろうなぁ。

三日目、hiiちゃんは遅番でお昼からお仕事。
ご両親も一緒に下関駅まで車で送って頂いて、お別れして。
気が付けば、車の座席に傘を忘れていて
川崎市が雨降っていない事を願いながら、新幹線に乗り込み。
遠く離れていて、年に会える回数も限られていて。
やっぱり、遠距離恋愛に似ている。
流れる車窓の景色を見ながら、祭りの後のような淋しさを感じながら、そんなことを考えていました。

あっという間の三日間。
次に会えるのは、何時なんでしょう?
出来れば年内に、そう願わずにはいられません。