創価の彼、無宗教の私

創価学会の恋人との恋愛、その家族との問題。
現在は結婚し、脱会。それまでの経緯をそのまま残してあります。

彼の両親、態度激変

2006年07月06日 | 学会員との結婚への道
 彼の両親から電話がかかってきました。
 
 ちょうどその時私達は私の古い友人達と飲み屋にいました。
 当然、彼の両親からの電話に出られるはずもなく、帰宅してから3件溜まっている留守電を再生。
 
 この前は悪かった、嫁に信心させるかどうかは二人の問題だ。
 一度ゆっくり話したいと思っている、また電話する。

 
 まるで台詞を読んでいるかのように、全く同じ台詞の留守電が3件入っていました。
 彼が同じ留守電を再生してしまったと勘違いしてしまったほど。
 あまりに前回と言っている事が違うので私も彼も「これは何の作戦?」という気持ちを抱かずにはいられませんでした。
 
 その後かけ直して通話した内容はこんな感じです。
 
 
 この前は一方的に厳しく言って悪かった、お前を思ってのことだ、それはわかってくれ。
 いろいろあって急な話だったから混乱した。
 嫁が信心するかどうかは二人の問題だ。
 もう門前払いというようなことは決して言わないし、しない。
 勧誘もしない。
 一度彼女に会わせて欲しい。
 子供のことも二人の問題だから口を出さない。
 ただしお前はしっかり信心をしろ、命かけて題目をあげろ。
 結婚報告を受ける直前の帰省時にお前がこづかいを断ったり、お父さん達のものを買ってきてくれたりしてとても嬉しかった、急に自立した大人のようになった気がして正直戸惑った。
 これからはお父さんがしてきたことをお前が自分の家庭でやっていくんだぞ。

 
 
 門前払いしない事、勧誘しない事や子供の事などは彼が聞いて確かめました。
 彼のお父さんの意見、180度回転です。
 私達の願い通りの意見ですが、疑いの気持ちは晴れません。
 なぜなら私達はまだ挨拶もしていませんし、こすとこさんのお宅のように「学会員でなくても幸せ」を実証して見せたわけでもないのに、この急旋回なのです。
 用心深く、は捨てずにいようと思っています。
 
 ですが嬉しかったというのも本音です。
 特に最後の、「結婚報告を受ける直前の帰省時に~」の話と、「これからはお父さんがしてきたことを~」の話。
 いい話だな、と素直に思いました。
 お父さんがいるっていいな、羨ましいな、と。
 
「これからはお父さんがしてきたことをお前が自分の家庭でやっていくんだぞ」っていう話を聞いた時、これぞ親の指導だと思いました。
 学会指導だとか仏法だとかの大事さは私には全く理解できませんが、親が子に教えるべきことはこういうことなんじゃないかと。
 子が自立しようとしている時にかける言葉。
 それは何らかの組織に有利になるような条件を突きつけるものであって欲しくないと思います。
 
 そういう訳で、彼の実家へ挨拶に行く、という必要項目が増えました。
 
 正直なところ手放しで喜べる状態ではありません。
 一時的に許すようなことを言って呼び寄せ、実際は違った、といったような例が過去にありましたらぜひ教えてください。
 繰り返しになりますが「言っていい嘘」かもしれないという用心深さは捨てずにおいて、新住所等もまだ言わないつもりです。
 歩み寄れるよう、私という人間を好きになってもらえるよう頑張るつもりでもいます。
 
 彼も私も複雑です。
 少し時間を置いたおかげで冷静になったんだろう、と楽観的な発言をする彼ですらまだ住所は教えない、と言うくらいです。
 少し前進したことを喜びつつ、用心もしつつ。
 
 今はまだ信心していなくてもいい、とか、いづれは、とか怪しい発言もあったんですよね^^;
 
 お守り御本尊だけでも、ってやっぱり言われるかなぁ。
 何て答えようかなぁ^^;
 彼の友人相手なら、しつこければ「破って送り返します(by創価瓦解さん)とか言うつもりだったのですが、彼の両親となるとそれはまずそう。(笑
 入会関係書類にサインしたり会館に行ったりするのも嫌、自分には自分の価値観と考えがある、とかでわかって……くれたらみんな悩んでいないですよね。
 彼、両親には信心しているフリしているので両親を目の前にして彼がどこまで言えるかがネックになってくるかもしれません。
 
 もし彼が曖昧な態度を表した時、両親を目の前にして私が彼に文句言う訳にもいかないから(せいぜいテーブルの下で足を蹴る程度?)、今から強くお願いしておかないと!