創価の彼、無宗教の私

創価学会の恋人との恋愛、その家族との問題。
現在は結婚し、脱会。それまでの経緯をそのまま残してあります。

新居内覧、非活告白へ

2006年07月13日 | 学会員との結婚への道

 写真は新居です。(2007/03/27 画像削除)
 明るい話題です^^

 前記事のコメントレスで愚痴ってしまっていたのですが、先週彼が不安定で、私もそれによって気分が滅入っていました。
 難しいことばかり考えているとダメですね。
 
 そんな中、先週土日、急に新居内覧ができるとなり、食器棚や家電と寸法を合わせるために早速100円均一でメジャーを購入して行ってきました。
 私達のテンション急上昇。
 写真ばっかり撮ってる彼に「ちょっと、寸法測ってよ!」と恐妻になってみたり(笑
 
 購入を決めた日は雨だったのですが今回は気持ちの良い晴れで、写真の通り家の中が明るかったです。
 階段は上り口が螺旋になっていて16畳リビングの素敵なオブジェとなってくれています。
 台所から見る景色っていうのが私としては気になっていたので写真に残してきました。
 落ち込んだ時、不安な時、携帯でこの画像を見て元気を出しています^^
 
 デザイナーさんが同席してくれて、同列新築住宅のもう1邸のお隣さんがたまたま来ていて紹介もしてくれました。
 犬を抱っこした、若くて可愛らしいご夫婦でした。
 挨拶している時、私の頭に最初に浮かんだのは、「うわーやっぱりご近所さんには絶対学会のこと知られたくない」でした^^;
 
 
 彼が不安定になっているのは彼の両親が急に優しくなってからで、アンチブログなども一切見なくなってしまいました。
 
 頂いたコメントを見せて、両親に「もうずっと前から非活であること」「池田氏を尊敬していないこと」などを話すつもりがあるのか聞いてみたんです。
 疎遠になるとわかった時と、挨拶して交流を持とうとしている今とでは状況が違って、嘘をついてごまかしてもいづれわかってしまうんですよね。
 ご本尊は2Fロフトの上、それも仏壇の中ではない^^;
 両親が泊まりに来たとて会合に出るわけでも、題目をあげるわけでもなく、例えば数日滞在することになれば(遠いので来たら1泊というわけにはいかない)一切活動に出ずのままの彼の私生活がバレます。
 その時には私達の子供もいるかもしれない、すぐ近所にある私の実家も巻き込んでしまうかもしれない、さすがにずっと騙されていたとわかって平然としている親はあまりいないんじゃないでしょうか
 学会員となればなおさら。
 
 今であればこの波風を受けるのは私と彼だけで済むんです。
 彼も「もし私がバリ活のお嫁さんだったらどうする?」と聞いたら「絶対嫌だ」と言うほどですから活動する気もなさそうですし、後々のことを考えれば今告白してもいいわけです。
 むしろ今しかできないことだと思います。
 このタイミングを逃せばこの先、二度と両親に本心を打ち明けられないまま嘘の上に作る笑顔で接し、いつバレるともしれない不安と戦いながら、バレた時には大変なことになってしまいます。
 バレた時に関しては私も家族も大変でしょうけれど、それまでのストレスはほぼ彼負担。
 私にとってはバレさえしなければ影響は薄いですが、彼にとって自分の親に対しそれでいいのか、そうも思いました。
 私は彼に聞きました。
 
 いづれバレた時にはもっとたくさんの人を巻き込んで、大変なことになるのに平気なの?
 一時的に誤魔化せたとして一生そうやって嘘の上に築く笑顔だけで親子としてやっていくの?
 今ならば私達だけで済む、でも今後子供や私の家族、誰を巻き込むかわからないのに、それを考えたことはある?
 今は穏便に済ませられるかもしれないけど、一生こすとこさんのお宅のような穏やかな日は訪れないよ、それでもいいの?
 
 今こすとこさんも少し大変なのですが、その時は存じなかったので、勝手に利用してごめんなさい。
 こすとこさんのお宅はそれでも、こすとこさんが幸せに暮らしているのだと「理解」してもらえていますし、やはり全て嘘でかためるよりずっと良いと私は思います。
 
 ゆっくりと目を見て一生懸命私が言い終えたら、それまで頑なだった彼が急に子供のような顔で「よくない! そうだ、よくない、チョココ偉い」としきりにはしゃいでいました。
「チョココ偉いな、よくそこまで頭まわるね、偉い」と繰り返し、頭も撫でられました。
 バレたらバレた時考えたらいい、くらいに思っていたようです。
 考えることを無意識下に放棄。
 
 どう考えても私が偉いわけじゃなくて、普通はちょっと考えたら後々まずいことになるというのはわかると思うんですけど!
 
 嘘の上に笑顔を作っていくことも、将来子供や私の家族らに迷惑をかけるのも、彼は嫌だと言いました。
 そうだろうなとは思っていたのですが、彼の考えがそこまで及んでいないもので、苦言するしかなく^^;
 
 彼は「両親に、ずっと非活であることを話す」と決めました。
 挨拶に行く際は大荒れになると思います。
 私は大丈夫です。
 が、今回一番負担になるのは彼ですから、そばで支えていかなくちゃですね。
 
 両親に住所を教えても、子供を会わせても、……むしろそれを楽しみにできる日が来ることが願いです。
 そのためには今ここで嘘を付くことは答えではないと、私はそう思います。


彼の両親、態度激変

2006年07月06日 | 学会員との結婚への道
 彼の両親から電話がかかってきました。
 
 ちょうどその時私達は私の古い友人達と飲み屋にいました。
 当然、彼の両親からの電話に出られるはずもなく、帰宅してから3件溜まっている留守電を再生。
 
 この前は悪かった、嫁に信心させるかどうかは二人の問題だ。
 一度ゆっくり話したいと思っている、また電話する。

 
 まるで台詞を読んでいるかのように、全く同じ台詞の留守電が3件入っていました。
 彼が同じ留守電を再生してしまったと勘違いしてしまったほど。
 あまりに前回と言っている事が違うので私も彼も「これは何の作戦?」という気持ちを抱かずにはいられませんでした。
 
 その後かけ直して通話した内容はこんな感じです。
 
 
 この前は一方的に厳しく言って悪かった、お前を思ってのことだ、それはわかってくれ。
 いろいろあって急な話だったから混乱した。
 嫁が信心するかどうかは二人の問題だ。
 もう門前払いというようなことは決して言わないし、しない。
 勧誘もしない。
 一度彼女に会わせて欲しい。
 子供のことも二人の問題だから口を出さない。
 ただしお前はしっかり信心をしろ、命かけて題目をあげろ。
 結婚報告を受ける直前の帰省時にお前がこづかいを断ったり、お父さん達のものを買ってきてくれたりしてとても嬉しかった、急に自立した大人のようになった気がして正直戸惑った。
 これからはお父さんがしてきたことをお前が自分の家庭でやっていくんだぞ。

 
 
 門前払いしない事、勧誘しない事や子供の事などは彼が聞いて確かめました。
 彼のお父さんの意見、180度回転です。
 私達の願い通りの意見ですが、疑いの気持ちは晴れません。
 なぜなら私達はまだ挨拶もしていませんし、こすとこさんのお宅のように「学会員でなくても幸せ」を実証して見せたわけでもないのに、この急旋回なのです。
 用心深く、は捨てずにいようと思っています。
 
 ですが嬉しかったというのも本音です。
 特に最後の、「結婚報告を受ける直前の帰省時に~」の話と、「これからはお父さんがしてきたことを~」の話。
 いい話だな、と素直に思いました。
 お父さんがいるっていいな、羨ましいな、と。
 
「これからはお父さんがしてきたことをお前が自分の家庭でやっていくんだぞ」っていう話を聞いた時、これぞ親の指導だと思いました。
 学会指導だとか仏法だとかの大事さは私には全く理解できませんが、親が子に教えるべきことはこういうことなんじゃないかと。
 子が自立しようとしている時にかける言葉。
 それは何らかの組織に有利になるような条件を突きつけるものであって欲しくないと思います。
 
 そういう訳で、彼の実家へ挨拶に行く、という必要項目が増えました。
 
 正直なところ手放しで喜べる状態ではありません。
 一時的に許すようなことを言って呼び寄せ、実際は違った、といったような例が過去にありましたらぜひ教えてください。
 繰り返しになりますが「言っていい嘘」かもしれないという用心深さは捨てずにおいて、新住所等もまだ言わないつもりです。
 歩み寄れるよう、私という人間を好きになってもらえるよう頑張るつもりでもいます。
 
 彼も私も複雑です。
 少し時間を置いたおかげで冷静になったんだろう、と楽観的な発言をする彼ですらまだ住所は教えない、と言うくらいです。
 少し前進したことを喜びつつ、用心もしつつ。
 
 今はまだ信心していなくてもいい、とか、いづれは、とか怪しい発言もあったんですよね^^;
 
 お守り御本尊だけでも、ってやっぱり言われるかなぁ。
 何て答えようかなぁ^^;
 彼の友人相手なら、しつこければ「破って送り返します(by創価瓦解さん)とか言うつもりだったのですが、彼の両親となるとそれはまずそう。(笑
 入会関係書類にサインしたり会館に行ったりするのも嫌、自分には自分の価値観と考えがある、とかでわかって……くれたらみんな悩んでいないですよね。
 彼、両親には信心しているフリしているので両親を目の前にして彼がどこまで言えるかがネックになってくるかもしれません。
 
 もし彼が曖昧な態度を表した時、両親を目の前にして私が彼に文句言う訳にもいかないから(せいぜいテーブルの下で足を蹴る程度?)、今から強くお願いしておかないと!