”傾向と対策”・・・そんな偉そうなもんじゃないです、単純にこう言う物があって
それがあるがゆえに、中国の低所得層まで音楽が行き渡っている、その事実を載せてみます。
最初は面白がって買ってましたが途中で止めました、なんつってもキリがないですから。
まぁ最近は、当局の取締りのせいでこう言った類の物は見掛けなくなって来ましたんで
ある意味、資料的な物に変化したかな？・・・これは自分に対する言い訳ですが（笑）
総数２３枚（！）ありましたんで、当然の如く前編・後編、或いは三部作になるかと思いますが
まぁ暫くお付き合いの程、宜しくお願い致します ＜（＿＿）＞
注：以前紹介した物とダブってる物が出て来ますが、その辺はご勘弁を。
云貴音像出版社出版
前にも紹介した事のある奴ですが、タイトルが”Green Light”・・・そんな曲あったっけ？と
お思いの方、無理もありません（笑）当時”東方女子楽坊”現”C-gal”のデビューアルバムに
入っていた、事もあろうに”孫燕姿”の名曲”緑光”の事なんですね・・・
【Disc1】の１～３曲目まで、東方女子楽坊の曲になってます・・・集団ならどこも同じなのね （；＾＿＾Ａ
で、一枚目は東方の曲ぷらす南京音像と広東傑盛で出した曲の混合技、２枚目は亜米利加で出した
”東方動力（Eastern Energy）”をまんま使ってます（ジャケ写は”輝煌”からね）
まぁここはある意味良心的と言えるでしょう・・・プラティア（現ミューチャー）のロゴ使ってないし（笑）
雲南民族文化音像出版社出版
こちらは、日本でのオリジナルセカンドアルバム”輝煌”と広東傑盛との合わせ技。
ジャケ写はもろ”輝煌”の物使ってますね。
一生懸命日本語（片仮名ね）を打とうとしてる努力は認めますけどね・・・”ジヤスミン”て
どうやら”ジャ”のような小さい”ャ”なんかを出すのが苦手のようで、大体が大文字になってます。
あとは”リール”のように伸ばす線が出ないようで”ー”が”-”になってますね。
しかしここは性質が悪いなぁ、”環球（UNIVERSAL）”のロゴと名前が目立つような構成で
実際に出してるメーカーの名前は、凄く見難い表示になってます（Sof○Ba○Kみたいやなぁ（笑））
・・・長々と書いてると制限文字数超えますんで、とっとと行きませうか（笑）
遼寧文化芸術音像出版社出版
これは”環球（UNIVERSAL）”で出した”Red Hot Classics”のモロパクリですね。
日本の音源や画像に関しては著作権は抵触してませんが、ロゴも名前も思い切り”UNIVERSAL”使ってますね。
文字は何故か日本の漢字と中文繁体字が混ぜこぜになってますが・・・
ここまで特徴がないと、おもろないなぁ・・・買わんときゃ良かった（って、そう言う問題じゃないって？（笑））
深[土川]音像出版社出版
結構お馴染みになった、何をか言わんやの”女子十二月坊で御座います（笑）
これも”環球（UNIVERSAL）”のロゴをデカデカと載せてますね、なんも考えずに。
しかもご丁寧に”環球國際音樂股イ分有限公司提供版権”との記載が・・・なめとんか～っ！
版権受けてる会社が、なんでアーティストの名前間違えんねん！まぁ、言うても併音は一緒やけどな。
これも紹介文なんかは中文繁体字使ってるんですよね・・・仕掛け人は香港人か？
この後が凄い・・・↑をパクッた海賊盤（爆）
雲南民族文化音像出版社出版
思考回路が停止しそうな感じの盗盤です・・・チンケなカラーコピー使ってまぁ・・・
間違えてる部分までそのまんま使ってる、非常に手の掛かっていない海賊盤ですね。
違いと言えば２ＣＤになってる事くらいかな？２枚目はまんま”輝煌”使ってますが。
笑えるのが左下隅、<注意>爲防盗拷ＣＤ（COPY CONTROL CD)なんて書いてある・・・おのれがやっとんじゃろがぁ！（爆）
しかも、チンケな盗盤パクりやがって何言うとんねん・・・流石大陸（笑）
ＣＣＣＤ作る技術があったら、正規版出さんかい！出されて困るのはこの会社！
雲南民族文化音像出版社出版
これも”Eastern Energy”ぷらす”（多分）南京音像”の音源を使った２ＣＤ仕様。
妙にジャケ写が赤っぽいのと、古筝が透けてるのが結構笑える部分かも？
取り立てて書く事がないすね・・・つうか、他国での海賊盤と違いますからね＠大陸。
他国では、コンサートなんかを盗聴して、その音源を使って海賊盤を作りますが（欧米ね）
大陸では、普通に出てるＣＤを使った海賊盤ばかりなので、あんまし買う意味はないですね。
・・・買ってる自分を否定するような発言だなぁ？自己批判？？
ただ、一つ言えるのはこう言った類の海賊盤を買うのは殆どが日本人だったって事ですね。
以前海賊盤を紹介した”孫燕姿”辺りなら、正規版を買えない低所得層が買うでしょうけどね。
言うても中華圏では、老若男女問わず大人気ですからね”孫燕姿”は。
楽坊に関しては、中国国内でここまでの数を出しても、そこまで捌けないでしょう。
楽坊が日本でブームになった事を受けて、観光に来る人が多くなった中国国内で
中国の事を殆ど知らない日本人観光客は、良いカモだったんでしょう。
まぁ面白がって買ってた私ですから、人の事は言えませんけどね（笑）
と言う事で、まだまだ先は長そうですんでＰａｒｔ２に続きます・・・三部作でも危なそう （；＾＿＾Ａ
