@Guitar & Music & China

日本・中国を中心とした主に音楽と楽器を紹介します(節操はありません(笑)楽器は主にGuitarです)

【Gibson】Les Paul Standard 2013Model ※2014/07/20 加筆&画像の変更及び追加

2014-07-12 | guitar
投稿が遅くなりましてどうもです(^^ゞ ちょっと前に途中まで書いたんですが、弾みでescを押してしまい全部消えてめげ止めました。
今日はそのリベンジ(って、そんな大層なものかぁ?)早く目覚めた朝(眠れない夜とも言う)の、こんな時間に書いてます。
一発目に何を持って来ようか迷いましたが、考えた末「初回からGibsonでもぶちかますかぁ!」と、半分以上開き直りで
Gibson持って来てみました…まぁ、あんまし良い趣味ではないですね、掲載順(笑)

もう既に2014年も半分過ぎてますが、私の持っている中では数少ない製造年と買った年が同じと言う、自分の中では稀少なGuitarです。
殆どが、“チョイ傷特価”とか“期間限定セール”とかで売れ残ってるようなGuitarばっかでしたからね…
自分の嗜好にもかなり問題が有るんですが(笑)
王道と言えるのは…Les PaulStratocasterくらいなもんですかね?
で、今回紹介するのがGibson Les Paul Standard 2013modelでございますです、ハイ。

今まで何度か、勝手は手放し手放しては買いを続けて来たLes Paulなんですが、Burst系(と言うか木目見える系?)を買ったのは久し振りです。
話は長くなりますが、初めて手にしたエレキギターはGrecoのTelecaster ThinLine Model…出だしからして王道外れてるでしょ?(笑)
本当は最初からレス・ポールが好きだったんですが、当時確保出来た予算が5万円。ところが、セットネックのレス・ポールモデルは6万円から…当然買えませんわな。
昔からディティールに拘ると言う悪癖が有りまして「だったら、初めからディタッチャブル・ネックのギターにしよう!」と言う事で選んだのが何故かシンラインのコピーモデル。

理由はと言えば、定かではありませんがPUがハムバッカーだったからだと思います…シングルPUの縦幅の狭さが性に合わなかったんではないかと。
結局殆ど使う事なく人手に渡り、アコの方は卒業と同時に永遠の憧れ(当時)であったMartin D-35を、鬼の30回払いで買いました。
まだショーウィンドウの中にしか置いておらず買う人のみしか試奏出来ないと言う風潮の中、4万円のMorrisからいきなりMartin D-35に行っちゃいました。
何故D-28じゃなくて35だったか?理由は簡単、指弾きに良いとされていたからです。まだD-18、D-28、D-35、D-41、D-45 しか輸入されていなかった時代の話です。

その後紆余曲折あり、エレキを弾く人と知り合いになり(後のバンド仲間)エレキに興味を持ち始め、その頃大失恋を味わい思い出のGuitarとなってしまったD-35を持っているのも辛くなり
D-35を下取りに出してYAMAHAのSG-1000を手に入れました。ホントはLes Paulが欲しかったんだけど手が出なかった (^^ゞ
形的にはあんましだったんだけど、PUがハムだったのとコントロール系がLes Paulと同じだったんで…ある意味妥協しました。
暫くはSGを使っていたんですが、程なくしてLes Paul 80が、華々しく登場する訳です…一応日本からのオーダー品だったと記憶しています。
それが私の初Gibson Les Paulであり、レギュラーモデルから外れた機種でした(笑)

今のヒストリックコレクションとは違い、当時のGibsonは“Gibsonは昔と同じ物は作らない!”と言う信念と言うか男気がありまして
(最近は完コピに走ってますが(笑))オリジナルとは細部がことごとく違いましたが、当時のレギュラー品とは明らかに違う仕様で
どうしても欲しくなりとうとう1本買ってしまいました。確かお茶の水のイシバシで30万超えだったと思います。
色は、当時ヘリテイジチェリーサンバーストと名付けられた深みのある色合いで「やっぱGibsonは違うなぁ」などど感激したものでした。
当時のレギュラー品は、絵の具で塗ったような黄色と赤でしたから…それ系が好きな人、ごめんなさい(;^_^A

これが私の迷走への序曲になるとは夢にも思いませんでした…今考えればの話ですが
その辺は1冊の本が書けそうなくらいエピソードが有りますんで追々書くとして…本題に戻りましょう。
Gibson Les Paul Standard 2013modelです(笑)

2013年に買った2013年モデルですが、はっきり言って特価品です(笑)色味はティーバースト。
ホントはレモンドロップか最低でもハニーバーストが欲しかったんですが、レモンドロップは即売れ。
ハニーバーストは残っていたんですが、裏を見たらモロナチュラル塗装…レギュラー品は手抜きが多いなぁ、Gibson。
若干でもダーク系に振れてれば良かったんですが、ホントにクリアを吹いただけだったんでパスしました…残るはティーかダーク(タバコ)か。
色々と考えた末、最終的に選んだのはティーバーストでした。決め手になったのは…そう、今までバースト系に手を出さなかった理由の“杢”でした。

Les Paulは、杢にこだわりが出ちゃうと切りがないんですよね。
色味は良くてもこの杢じゃぁ とか 杢は良いんだけど色味がなぁ等々。
だもんで、Les Paul 80以降は、意識して塗り潰されたLes Paul(EBとかGT)を手にしてましたね、杢見えないし(笑)
ところが、今回のティーバーストはHPに書いてあった“AAメイプル”どころか“AAAメイプル”として売られていても可笑しくない程、見事な杢が入っていました。
完全な柾目のブックマッチではなく、多分追柾目のフリッチマッチだと思いますが、角度によって見事な杢が浮かび上がります。

そうなって来ると単純な物で、ティーバーストの色合いも“なんかルカサーみたいだなぁ”的な親近感(?)が湧いて来て、結局これに決めました。
まぁ、他に気に入った色味や杢の特価品が無かったせいだった事も否めませんが。

一応全容の画像載せておきますね…新品ピカピカだもんで、写真撮る時映り込みに苦労しましたが。









とまぁ、全体的にはこんな感じですが…私の場合、他に五千円くらい余分に費用が掛かるんですよね、阿呆なこだわりで。
まずは、トラスロッドカバーを“Standard”の入っている物から無地の物への交換
それからトップハットノブをハットボックスノブへ交換にストラップピンをロックピンへと交換。

それと、エスカッションをオリジナルと同じ背の高い物に交換しています。
それが…消費税上がる前でフロント・リヤ セットで…税込み\9,450 (/_;)
前は国産品で安く売ってたのになぁ…Gibsonもヒストリック系はパーツ売ってくんないし…痛い出費だわ。
交換したらば追って報告いたしますです、ハイ。

しかし、レギュラーのStandardって随分仕様変わりましたね。一番変わったのは四つのノブのタップ。
プッシュ&プルの切り替えなんですけど、フロントPUのノブはフロントPUのコイルタップ、リヤはリヤのタップ
フロントPUのトーンノブはインフェイズ(アウトフェイズだったかな?)
そしてリヤのトーンノブはリヤPUからOPジャックへのスルースイッチ。これをONにするとヴォリュ-ムから何から全部素通りして出力されるようになってます。
だからボリューム絞ってても、トーンノブ引っ張るだけでフルボリュームで出力されます…使いようによっては便利かも?ロスもなくなるし。

後はボディのマホガニー部分にウェイトリリーフ加工されている事ですかね?
オリジナルは当然の如くキャビティ以外の穴は空けられていませんが、最近のStandard系(含 Classic,Traditional)は
ボディの中がくり抜かれています。多分重さを軽減させる目的だと思いますが、良いか悪いかは私には分かりません。
ただ“重い”と言うイメージのLes Paulを軽くする事によって、万人に受け入れられるようにする事は悪い事ではないとも思います。

“重さが嫌な奴は使うな”なんてのは、単なるエゴでしかなと思いますね、私は。
“デザインは好きなんだけど重さがねぇ”なんて人も多々いると思いますが、弾いてもらってこそのGuitarですからねぇ。
このLes Paulも加工のお陰で4Kg切ってますし(それでも、クソデカいFireBirdより重いですが)
ちなみに、ボディの重さと音の重さは比例しませんので誤解なきよう...偉そうだったかな?私??

…とまぁ、紹介してるギターに関係有る事無い事長々と書いてしまいましたが、飽きずに読んで頂けましたでしょうか?
ちなみに、今回このLes Paulを紹介したのは
たまたまHCから出してあったからと言う理由だけであって、HCから出すのが面倒くさいんで
次のHC付きのGuitarの紹介は何時になるか分かりませんので、その点はご了承下さい。
次回は…PRSのSE系かEpiphoneの変形ギターになると思います…つか、その辺しか撮ってません(今日現在)

そうそう!杢が良く見える取り方が分かったんで(撮る前に分かれよ!って感じ?)追加出来たら追加します。

※2014/07/20 加筆---------------------------------------------------------------------------

少し画像を変更しました。
理由は“エスカッションを変えたから”です、他意はありません。
既に昨年購入していたのですが、サボり癖が出てしまい今日まで変えてませんでした。
今は軽く手を加えるにも不自由な時代になりましたね...兎に角パーツ類が揃わない。

今回は(も?)オリジナル風にエスカッションを背の高い物に変更しようと思っていたんですが
前は国産のサードパーティーで簡単に手に入ったんですが、今は全く見かけません。
しょうがなく高額だけど手に入る物を買いました(1万弱でした)
前は\2,000弱で手に入ったんですけどねぇ...ヒストリックのパーツは売らないみたいだし、Gibson。

てな訳で、現在持っている物を載せたいが為に撮り直して載せました。
違いが分かって頂ければ幸いです...音質には何の変化もないと思いますけど。
それと、杢が分かるようにと置いた状態で斜めから撮ってみました。
照明なんか使ってませんので写り込みとかが有りますが、少しは杢の感じが分かってもらえるかと思います。


エスカッションが高くなってるの分かりますかね?


純正は背の低いぺらっぺらでストレートな物を無理やり付けてる感じです。


下側から見た方が、センター部分の杢が左右合っていない部分が多い事が良く分かると思います。
これが、私がブックマッチではなくフリッチマッチだと思った根拠です。
...しっかし写真撮るの下手だな、私。

※加筆了-------------------------------------------------------------------------------------------

では、ご清聴(ご清読?)ありがとうございました!また次回お会いしましょう(次回も未定(笑))
 
注:色の呼び方、ノブの呼び方は各種御座います。今回は私の記憶に基づいて各名称を使用致しました。

※蛇足
 Les Paul には“プレーン・トップ”と呼ばれる物が有りますが、これは杢の全く入っていないメイプルをブックマッチさせた物です。
 他の投稿を読んでいたら、プレーン・トップを単版(1枚板の意)と勘違いしている方がいらっしゃいました。
 基本的に“バースト”と呼ばれるLes Paulに、メイプル単版のトップは存在しないのでお気を付けあれ。
 GTの頃には、3或は4ピースと言った何枚かのメイプルを張り合わせて一枚の板としたトップも存在しますが、単板は皆無です。
 と言うか、あの大きさで1枚板の取れるメイプルが存在するかも怪しいもんだと思っています。



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