光の森

~記憶のかなたの故郷~

柘榴

2015-06-07 20:36:41 | 移りゆく時~想い

中京中学の北側、塀の内側に木が植わっている。そこに赤い花が咲いていた。夾竹桃はもっとピンク。近くに行くと柘榴だった。実がちらほら出来ている。私にとって柘榴は珍しい木だ。小学校低学年の時の友達の家に柘榴が成っていて、取って食べたことを思い出す。

 

 

   

   

        

 

その友達は家で勉強しないのに、学校の授業だけで成績が良かった。そして天真爛漫。二十歳過ぎてから偶然会って、私の家に遊びに来た。ちょうどお昼ご飯時。母が干し葡萄入りの蒸しパンを作っていたので、ご馳走した。美味しかったらしく、度々お昼に来て、蒸しパンをリクエストした。その時も子供のように天真爛漫だった。


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