その日の出来事

その日に観て聴いて感じたことの忘備録

新・水滸伝

2015-08-29 19:25:00 | 観劇
大阪新歌舞伎座

21世紀歌舞伎組
この演目好きなんだよねー
梁山泊って水滸伝だったのか!ってくらい無知でしたが(^_^;)
登場人物が多くて場面がよく変わるんだけど現代語の台詞とテンポ良い演出で時々ほろり。
なんだか現在の世相を映してるなーと思うことも多くて。
今回も王英の猿弥さんが冴えまくり!
よく通る声とブサイク?だけど優しくて男気溢れる男前!
あんな風に想われてみたいわーとマジ思う(笑)
客席を映す鏡のお陰で3階から降りてくる林冲こと右近さんの姿も確認できたり、
滑舌の良い役者さん揃いでストレスのない楽しい舞台でした。


エリザベート 5

2015-08-23 20:09:08 | 観劇
帝国劇場

2015年エリザベートマイ楽はよしお閣下と花總シシィ
ルキが松也くんとかルドが京本大我くんとか詰め込んでみたw
安心して観てられるってホントに重要、これに尽きた。
最後のダンスはよしおくん流のバズーカでショーストップな拍手の渦。
聴いてるこっちも気持ち良かったー!
あれ至近距離でやられる花總さん、どんな感じなんだろ?(笑)
14日よりも俄然調子が良かったのかもしれない。
あれを下で観てたらあのバズーカ浴びたらきっと、もう帰ってこられなかったはず…腰抜けちゃうね。
指の動きが妖しくて繊細で思わず触れられたい、と思いながらオペラを覗いてたのは私です(^_^;)

大我くんのルドルフは今日が最初で最後。
声の質がよしお閣下と少し似てるのと声量が足りないせいか、ハモリが物足りなくて
闇が広がるが迫力少なし…
ここは経験の差で古川くんに軍配なんだが、青臭くて神経質そうでキャラにははまってたかな。
そして時々お父さんに似てたw

あーこれで見納めなのが寂しすぎる。
もう帝劇に棲みたい、なんていつぞやと同じ事を思いながらチケットね神様に感謝したのでありました。



エリザベート4

2015-08-22 23:06:22 | 観劇
帝国劇場



しろたん閣下マイ楽。
いやー今日はすごかったわ、よくない意味で。
6月に観たときより退化してるってどういうことなんだろ…
閣下とかちびルドとか他の方々は安定の素晴らしさだったんですのよ!
だってショーストップ気味よ、ちびルドくんの熱唱。あれは彼女のストレスを吹き飛ばしてくれましたから。
お客がさーっと引いていく、を初めて体験してしまいましたもん。
お金払っていたたまれない気分を味わうとは想定外、まじでキツかった。
私のエリザベート観劇至上とんでもない皇后さまだった(^_^;)

コレがしろたん閣下のマイ楽なんて酷すぎるー!
リベンジさせてくれるんでしょ?!
そのつもりしてるんでしょ?!
もう一度ヨボヨボからの壁ドンplease!


100万回生きたねこ

2015-08-22 15:25:00 | 観劇
東京芸術劇場 プレイハウス

のっけからがっつり絵本の世界に連れ出された。
何度も生まれ変わるとらねこと彼を追いかけるしろねこ。
不思議な台詞に遠近法を用いた舞台、次々と繰り出されるおもちゃみたいにでてくる小道具たち。涙の描写とか、
まんま絵本みたい(笑)
いとも簡単に壁に備え付けられた棚やベッドに飛び乗って走り回るのに息ひとつ切れてない成河くんねこ、
アレはなんなの!
こにくたらしくてなつかないのに何処かかわいい。
ねこってあんなにツン、なのねw

最初小さな小屋から出て来た深田恭子ねこちゃん、デカっと思ったのは内緒。
ドロンジョさまばりの色気むんむんなのかと思いきや、キュートで無邪気なねこちゃんでした。
やっぱかわいいわー♪

何回死んだか、ではなく、何回生きたか、なんだよね。
と思うとホロッときた。
生きるって深いんだな。
と当たり前のことを考えるきっかけを
くれたのね、ねこちゃんが。
いつもずーっと模索中、すこしづつ感じていきたいことを。