海流のなかの島々

狭く浅くな趣味のあれこれを
波の彼方から語ります

三月花形歌舞伎「霧太郎天狗酒盛」 @南座 3/24昼の部

2007-03-27 23:59:00 | 演劇
1日だけヘドをお休みして京都で歌舞伎。

111年ぶりの復活上演だそうです。
出演:中村橋之助、片岡愛之助、中村勘太郎、中村七之助ほか。

朝日新聞の劇評が芳しくなかったので、やや心配しながらの観劇。案の定最初から最後までうとうとしたり目が覚めたりの繰り返しのうちに終わってしまいました やや寝不足気味だったからかもしれませんが、序幕は「面白いやん」と言っていた友も最後は寝てしまったので、観客を引っ張る力が少々足りなかったかもしれません。

かと言って面白くない訳じゃないんですよ。長い芝居ですけど場面場面で見せ場はあるし、セットはゴージャスだし、宙乗りはあるし、紙吹雪も舞う。登場人物は北条政子、源実朝、公暁などお馴染みの方々。それに頼朝vs義経の話がうまく絡めてあって歴史好きにはたまらない筋立てです。でも、「あ、このシーン素敵」と思った3分後に寝てしまうのは何故 もっともっと不要な部分をそぎ落としていけばきっといいものになると思います。その時はもう一度観に行くから、橋之助さん頑張って!

私にとっては初勘太郎、初七之助でした。2人は恋人どうし 私の目の前で2人が手を繋いでいたんだけどまさに恋人としての繋ぎ方。七之助くんは指の先まで恋する女性でした。凄い 2列目だったのでよ~っく見えましたよ。

そうそう、アクロバティックな動きを見せてくれたカラス天狗達が凄く気に入りました


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