海流のなかの島々

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「SPIDER-MAN Turn off the Dark」 @Foxwoods Theatre

2013-09-21 17:11:07 | 演劇

「ワンス」がしっとり系なので、もう一つは思いっきりアメリカらしいエンタメ色の強い作品を、ということで「スパイダーマン ターン・オフ・ザ・ダーク」をチョイス。こちらも出発前に映画を観ておきました。「ワンス」の観客は落ち着いた年齢層だったけど、こちらはやはり子連れが目立ちました。全身スパイダーマンコスで決めた5歳位の男の子が可愛かった~。


セットがアメリカンコミックの書き割りみたいですっごく楽しい。まさにスパイダーマンのコミックの世界に入り込んだみたいだった。最後のほうでクライスラービルを客席に俯瞰で見せるセットにはびっくらこいた。こんな斬新なの見たことない!The Sinister Sixのコスチュームもワロタw デザイン性が優れてめっちゃお金がかかっているからこそ笑える素晴らしさ。石岡さんの遺産が見られて良かったです 。

初期はかなりケガ人が出て問題になってたフライング。舞台からに2階席。 2階席からまた舞台。1人ならいいけど2人飛んでるとワイヤーが絡まりそうで怖い怖い。ものすごく練習してタイミングを身体に叩き込まないと本当に事故が起きるわ。でも頭の上をビュンビュン縦横無尽に飛んでいくからめっちゃ楽しい!オットも凄い凄いと大層喜んどりました。

Peter Parker/Spider-ManのREEVE CARNEYは歌声がちょっとアンソニー・ラップ様に似た感じで好み好み。フライングはスパイダーマンの格好をしたスタント専門の人が飛ぶんだけど、最後は自分でも飛んでてすごかったなぁ。高所恐怖症のワタシには信じられない。Norman Osborn/Green GoblinはこれまたアンダーのDAN SHARKEYだったけど、やはり初見ゆえ不足は感じず。敵役だけど笑えるしめっちゃ美味しい役。カーテンコールでもひときわ拍手が大きかった。映画には出てこないArachneというクモの精みたいな美女が出てた。神秘的なシーンが、アメコミ調の舞台のアクセントになってましたね。MJが映画より良かった♪とオット。実は私もそう思いました。映画のMJはあんまり可愛くなかったもんなぁ。


意外に思ったのが「スパイダーマン」も「ワンス」もカーテンコールは1回だけですぱっと終わったこと。以前ベルリンで観た「エリザベート」もそうだったけど、これがノーマルなのかしら?それとも開演が20時と遅めだから?

 

最後に客席に飛んできたクモの糸。狂言の土蜘蛛の精みたいだった~。



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