海流のなかの島々

狭く浅くな趣味のあれこれを
波の彼方から語ります

「明日の記憶」 11/11

2006-11-14 11:42:14 | 日々のできごと
映画鑑賞会があったので、オットと行ってきました。
泣く映画は一人で行きたいんだけどなぁ~。(号泣するから恥ずかしいもん)


バリバリの広告マン佐伯(渡辺謙)は49才にして若年性アルツハイマー病に冒される。
それを支える妻、枝実子(樋口可南子)。

まず、同僚の名前が思い出せなくなる。
会議の約束を忘れる。
通い慣れた取引先への道が分からなくなる。

怖い…怖いわ~。どんなホラーより現実にあり得ることだから怖い。

アルツハイマーかどうかを診断するテスト。
医師が机の上にハンカチ、ボールペンなどの5つのアイテムを置き、佐伯に見せる。
その上に封筒を置いて隠し、「なにが置いてありましたか?」。
答えられない佐伯。

上映後に、「5つのアイテム、覚えてる?」とオットに試す。
3つしか答えられないオット。
お、おい、大丈夫か

かくいう私も、最近芸能人の名前が思い出せない。
毎日家の前の公園を3周歩くんだけど、今2周目なのか3周目なのか分からなくなる。
だいぶキてますよ、二人とも

そんなこんなで怖くてたまらない前半ですが、
中盤からはもう、涙、涙です。

なんといっても、渡辺謙が上手い!
病状が進んでからの撮影では、かなり減量したんじゃないかなぁ。
背が高くてがっしりしたイメージがあったけど、枯れ木のような体型になってた。

オットがこんな病気になったら介護できるだろうか?
私がこんな病気になったらオットは面倒みてくれるだろうか?
二人で家路につきながら、いろんな事を考えてしまった。

熟年夫婦にはおススメの映画です。


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2 コメント

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Unknown (ボーボボ)
2006-11-15 10:40:22
「まずいな~」と思いながら読ませてもらいました 私は洗顔する時に眼鏡を何処に置いたのかわからなくなります。旦那もそれに近いことがよくあります・・・。

>どんなホラーより現実にあり得ることだから怖い。

本当に・・・納得・・・
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ボーボボさんへ (ちか)
2006-11-15 19:33:23
症状が次々と現れてくるところは、ほんとに怖いですよ~。
でも、すっごくいい映画でした。

私は携帯をどこへ置いたか分からなくなります。
電話をかけて着メロを鳴らさないと発見できない
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