壁があるような気がするんです。空色じゃなくて、透明な。そして、その壁のせいで、手を伸ばしても、目の前にいる人に届かないような、そんな気がしています。とても、もどかしくて、さびしくて、でも、私にはどうしようもない壁。壁に触れている手が、みるみる冷えて、凍えていきそうな、そんな気さえします。
どこかに壁の途切れるところがあるかもしれないから・・・・と思って、歩いてみても、全然わからないし、ドアがあるのかも?と探しても、見つかりません。もっとたくさん歩いてみなければいけないのかしら?私の探し方が下手だから、ドアを見つけられない?ひょっとしたら、壁なんてもともと無い?いやいや、壁はどこまでも続いていて、ますます高くなっていく可能性もあるし・・・・。
空色の壁には、ちゃんとドアがあって、花も咲いています。陽の光ももれてきます。まわりこめば、壁の途切れるところがあるし、がんばれば乗り越えられる程度の高さです。鉄でできた、空色の壁。私の目の前にあるような気がしている透明な壁は、これから先、どうなるのだろう・・・・
って、考えても仕方がないことなんですけどね。
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