スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
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イライラしてます

2020-11-03 | スロバキア2020
週末からイライラしています。
何にイライラしているって、子供たちのピアノの先生方に。

ピアノやお絵かきなど、こちらはプライベートの教室と、公立のものがあり、今子供たちは公立のピアノ教室に通っています。今はコロナ禍、とにかく柔軟な対応が求められるときです。人にもよるのでしょうが、公立の先生だからかとにかくやる気がなく、ネルカの実技を除いて、ほかのレッスンは全てレッスン料は納めているのに一カ月ほど音沙汰なく放置され、やっと送られてきた教材はスキャナーで読み取ったものではなく、携帯で写真を撮ったものと一分半ほどのビデオ。オンラインレッスンの連絡だってメールが送られてくるわけでもなく、マルツェルがサイト内を探しに探してやっと見つけたほど。あまりのやる気のなさに、給料泥棒と言ってやりたい気分です。

マルツェルにはスロバキアのスタンダード、こんなものだよとなだめられても、今は私も日本語を同じく公立の学校で教える身、オンラインレッスンだって慣れないながらも実際のレッスンの倍以上の時間を準備に費やして毎回授業に臨んでいます。授業料をもらっているのだもの、せっかく時間を作って日本語を勉強してくれるのだもの、プロではないけれど適当なレッスンはしたくない。自分がそう思っているだけに、このピアノの先生の態度は何なんだと余計に腹が立つんですよね。

まぁ、そんなに気に入らないのなら、公立ではなくプライベートの先生を探すべきなんです。あえて公立に通わせているのだから仕方ないのでしょうね。

週末、抗原検査を受けてきました。10歳以上の全国民対象のこの検査、任意ではありますがこの検査の陰性証明書がないと外出が制限され、通勤も通学もできなくなります(ロックダウン中の今も小学4年生までは通学しており、10歳に満たない子供たちは保護者の検査が必要)。2日間で行われるこの検査、ひどく混乱するかと思いましたがやればできるものですね、スロバキア、やり遂げましたよ。見直しました。次の週末には2度目の抗原検査が行われる予定です。

陰性証明をもらって心も足取りも軽く出かけた先は森です。ロックダウン中も自然の中の活動は許されているので、土曜日、日曜日と家族で森へ散歩にでかけました。



フカフカの落ち葉を踏むのはこんなに気持ちの良いもので、木の葉やコケ、キノコの匂いはこんなにもさわやかな香りだったなんて、もうすっかり忘れていました。自然の力ってすごい。小一時間歩いただけで身も心も本当にリフレッシュされました。

コロナ禍で思うようにならない状況、周りのいたらなさ(自分のことは棚にあげてます)が目につき、イライラすることがたくさんありますが、この環境にみんな窮屈さを感じ、戸惑いを感じ、不安を感じているんですよね。もうちょっと大目に見てあげないと。







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