スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
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クリスマス準備

2015-12-18 | スロバキア2015
クリスマス前の準備(大掃除、プレゼント購入、お菓子作り等)の時間もない、こんなクリスマスは生まれて初めてとは義母の言葉。それも私たちの引っ越しが原因なのですが、居候生活はまだ続いています。

先週の月曜日に引っ越し業者が来て無事搬出しました。家財道具は前オーナーの配慮でなんとかガレージ行きを免れ、転居先のリビングルームに高く積み上げられています(引っ越し業者を手こずらせたそうですが、なんとか全ての荷物を一部屋に押し込むことができました)。土曜日に鍵をもらい、今週はリフォーム、壁紙をはがしてペンキを塗り、今日はカーペットだった寝室と子供部屋をフローリングに張り替え、週末に掃除、家具の組み立て、荷ほどき、片づけを頑張ればなんとかぎりぎりクリスマス前に住める状態にできそうです。

一方のサクルカも無事(!?)水ぼうそうにかかって1週間経過し、発疹がかさぶたに変わってきています。女子力の高いネルカには「掻いたら傷になるよ!」と言ったら本当に一度も掻くことなく、耐えに耐え、綺麗に治りましたが、サクルカには言い聞かせることなどできず、心配した通り、掻いてしまいました。顔に痕が残らなければ良いのだけど…。

予測していた物事がなんとか順調に進んで行く中、予期せぬことも起こっています。

先週、義母から以前私が英語を教えた方が突然亡くなるという悲しいニュースを耳にしました。その方のお子さんが義母の学校に通っていて知り、私に教えてくれたのですが、年は私より2つほど上なだけ、信じられない出来事でした。一年で一番楽しいはずのクリスマス前にこんなこと、残された家族が一番大きな悲しみを抱えているのだとは思いますが、私も澄みきった青空に映える雪のタトラ山脈を目にしてはふと「そういえばスキーのインストラクターもしていて、冬は子どもとスキーによく出掛けると言っていたな」とか思い出しています。

予期せぬ悲しいニュースもありましたが、思いがけず楽しいこともありました。今年は少しだけ仕事に復帰したこともあり、会社のクリスマスパーティーに声をかけてもらい、行ってきました。こういう家庭以外に属すというのは何年振りのことでしょうか、なんだかようやく少し社会復帰できた気分です。

2週間ぶりでしょうか、毎日代講続きで早朝から夕方まで仕事に行っていた義母が今日は11時出勤だったので、午前中クリスマスのお菓子を焼いてから出かけました。


オーブンに張り付いて焼き加減の番をするネルカ


焼いたのはヴァニリコヴェー・ロシュキー
ナッツの入ったクッキーにバニラシュガーをまぶしたお菓子です。

夕方、仕事から帰ってきたら、もう二仕事。
明日焼くクッキーの生地を用意し、

小麦粉をなめるサクルカ


ブリソノヴェー・グルキー
お米のポン菓子にキャラメルをからませて丸めたお菓子

明日はクッキーともう2種類くらいのお菓子を作る予定だそうです。


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