気ままに一筆

心に引っかかった居心地が悪い出来事や、心の隅で湧き上がってくる日本の風習への思いを感じるままにつぶやいています。

ACPから 今のちょと先 ALP(なにしよう)へ

2024-05-07 13:31:10 | 日記
 最近のコマーシャルで思った。
高齢者向け保険のコマーシャル。「85歳まで入れます。」「持病があっても大丈夫。」「保険料は、一生変わりません。」
死亡した時に決まった金額が支給される死亡生命保険。保険をかけていた本人が受け取ることにない保険。
誰を受取人に指定するのだろう。人生最後の家族へのプレゼント「今までありがとう」。
それとも、「私のお葬式の費用にして」だろうか?

年金暮らしの中で少しは貯えがあるけど、その時が、いつになるか?今の貯えでたりるのか?
子供に迷惑はかけられない。頼れる知人が思い当たらない。人に迷惑はかけられない。だから、少しでも残そうと保険に加入する。
死亡後に自分の保険金●●百万円。

しっかりした信仰を持っているのなら、その信じている宗教の作法で行われる葬儀を想像して、安心して任せられる仲間がいるから、毎月2~3千円の掛け金は、今の生活に安堵と心の余裕をもてるのだろう。


●●宗●●教とか●●寺の檀家とか親類と縁の薄い一般人は、死亡後について漠然と頭の中で考える。
言葉で表せないモヤっとした思い。 具体性のない先の事、永遠に到達できない思い。

ACPは、 医療関係者が、患者が最期をどう迎えたいかの本人の意思を確認し、最期を迎えたいのか終末期の治療方法を組み立てる手段と決めつけていないか。
ACPと聞くと
死んだら、お葬式は?お墓は?自分が居なくなった後の事ばかり、漠然とネガティブな事ばかり考える。
だから、
今のちょっと先をALPで考えて見るといい。
A= あらかじめ
L= どんな生活を送りたいか(自分の生き方)
F= 望みの生き方の為にどんなことをしようか

たとえば、
A= ●●歳まで ●●をしたい。できれば、仲の良い友人と一緒に
L= 年金生活だから、もしもの場合も考えなければ、でも、出来るだけ自分らしく生活したい。
   モヤモヤしてしまう。
F= とりあえず、今、叶えられることから考えて見よう。身近な人と話し合ったり、調べたり、その時思ったことを
  書き留める。そうすると、だんだん形が見えてくる。

ALPは、今までの自分の生き方を振り返り、「●●歳までは、友人と●●したい。」「●●で退職したら、●●を始める。」
ちょっと先の目標を見つけて、それをどんな風に行うか、身近な人と、どう共有し協力し合えるかを考える手段。

そして、
そのちょっ先のALPの積み重で、自分の意思を見つめ直しこれからの自分に何が必要か、が解ってくる。

月々2~3,000円 ちょっと贅沢にお茶の時間、友人とおしゃべり。
それとも、近くの展示会や話題の映画を観に行く。
保険だけに決めつけないで、自分の楽しみに使う事を考えるのもいいのではないか。
ただ漠然と、今入れる生命保険に入っておこうかと、思えなくなるはず。

人は必ず死を迎える。どんなにあらがっても、、、、。それが何時になるのか?
わからないから


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