ジュディ犬気分屋ブロぐースタイル

ミックス犬ジュディよりも・・・その飼い主が日々経験したり感じた事柄を書いていく幅広めのブログです。

スッキリしたい人、心に元気を与えて欲しい人はぜひ観て下さい。

2006-01-18 10:12:55 | 演劇 コンサート
今回はかなりの期間が経ってから書く記事ですのでどこまで伝えられるか分かりませんが、良い作品だったので書いてみます。

劇団四季の『マンマ・ミーア』。ロングラン作品ですので既にご覧になられた方も多いかと思います。
ストーリーはこんな感じ。
舞台はエーゲ海に浮かぶとある小島。結婚式を明日に控えた娘ソフィはある人の到着を待っています。それは偶然見つけた母ドナの日記に記されていた男性でした。
彼女の夢は<バージンロードを父親と一緒に歩くこと>そこで未婚で自分を生んだ母には内緒で自分の“お父さんかもしれない”母の3人の“元恋人”達に結婚式の招待状を送ったのです。
「父親なら来るはずだ」と。
ところが3人ともが揃って来てしまったのです。さらにはそれぞれが“自分が本当の父親だ”と思ってしまいソフィのエスコート役を引き受けたがり、秘密にしていたドナには3人が来ている事が知られ・・・母・娘そして3人の“父親候補”達がそれぞれに悩みつつ式当日を迎えることになります。
果たして本当の父親は?結婚式は無事に行われるのか?母ドナと3人の“元彼”達とはどうなるのか?様々な事柄をはらみながらストーリーは進んで行きます。
劇中歌は全てアバの有名な曲ばかり。そしてドナがかつて女性バンドを組んでいた時の仲間2人とのやり取りや3人での歌の数々
悲喜こもごもが織り込まれた劇団四季が送る最高の“新喜劇”的な作品です。
コマ劇場や新橋演舞場などでのお芝居と同様、本当によく泣き笑いをさせてくれます。
“ミュージカル”ということで肩肘張って畏まって見に行く必要は全くありません。楽に見に来て下さい。
ラストシーンでは娘を送り出す父親の気持ちが伝わり、まだ子供もいないにもかかわらず不覚にも?涙してしまいました。
このときは『こんな気持ちになるのなら娘はいらない』と本気で思いました。
そして幕は静かに下りてゆきます。
これで終了かと思うと、そうではありません。
この後何が起きるのかは実際に観に行ってご自身で体験して下さい。
年齢なんて関係ありませんし、何より前向きな気持ちになる大きなパワーをもらえます。
劇団四季のミュージカルですから決して安いお値段ではありません。ですが、“ブルーな”気持ちを晴らすために何度もお酒を飲みにいくことを考えれば、その回数を2~3回控える事で良い席で1回観に行けるだけの額を浮かせられると思いますよ。
ましてや『どうせもう・・・』と思い詰めてしまっている方であれば1万円程度のお金、さらに使ってしまったところでどうってこと無いでしょう。
疑心たっぷりでも結構ですからまずはご覧になってみて下さい。

私が見たときのキャスティングは次の通りでした。
ドナ・シェリダン:早水 小夜子  ソフィ・シェリダン:宮崎 しょうこ
ターニャ:前田美波里  ロージー:青山 弥生
サム・カーマイケル:渡辺 正  ハリー・ブライト:飯野 おさみ
ビル・オースティン:松浦 勇治  スカイ:玉城 任  その他です。

キャスティングによっても印象が異なりますので、もし同じような配役であれば強くお勧めします。

公演はこの春(5/28)までは大阪で続きますので時間はまだ十分あるかと思います。
ぜひとも『マンマ・ミーア!』観てみーや!


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