ジュディ犬気分屋ブロぐースタイル

ミックス犬ジュディよりも・・・その飼い主が日々経験したり感じた事柄を書いていく幅広めのブログです。

1年寝かせてもGOOD!

2006-02-09 20:42:13 | 買い物 お土産
先週、冷蔵庫の中にしまっておいた美味しそうなチョコレートを頂きました。
でも、妻はプンプン気味でした。
このチョコレート、実は去年のバレンタインデーに妻から貰ったものなのです。
決して食べたくなかったから置いていたのではありません。貰ったときには他にもチョコがあったのでそちらから食べましたし、それ以降も先に食べなくてはいけないお菓子ばかりが続いたので、結局食べるチャンスを逃していただけなのです。
そして今回うまいタイミングで口寂しいときにお菓子が途切れてくれたので、いよいよこのチョコレートの出番となったのです。
ですが、開けてみるまで、そして食べてみるまでは正直不安でした。
冷蔵庫の中で静かに待っていたとは言え、“変質していないか?”“冷蔵庫の匂いが移っていないか?”と、心配はつきません。
心の中では恐る恐るですが、そんなそぶりは見せずに箱を開けました。
中には四角錐形(ピラミッド型)のチョコが綺麗に並んでいます。表面にはココアパウダーが振られているのですが、やはりこれは湿ってチョコと一体化しておりました。
それ以外の外見的な変化は全く見られません。
いよいよ食べてみます。チョコは固いタイプのようです。口の中に入れてみました。冷蔵庫から受け継いだ<冷たさ>が伝わってきます。
冷たさが和らぐにつれ出てくるのが“香り”です。でも、大丈夫。冷蔵庫の香りは全く移っていません。
それどころか、チョコの香りと共に、紅茶の香りが口の中に広がってきます。
『美味しい』これが2人の共通した意見でした。
やはり、しっかりと作られたチョコレートはある程度の環境下であれば時間が経っても大丈夫なようです。


今回頑張りをみせてくれたチョコレート、北海道は小樽の洋菓子舗 <ルタオ>さんが作っておられる《ロイヤルモンターニュ フランス語で「王家の山」という意味》というものです。
この時期であれば各地の大きな百貨店のバレンタインチョコレートのコーナーなどに出品されているかと思います。
今回、自宅のものは全部食べてしまったので写真は<ルタオ>さんのサイトのものを転載させて頂きました。

私達は2/7の夕方遅く、大阪大丸心斎橋店の7階特設会場で《ロイヤルモンターニュ》を試食させてもらう機会を得ました。
自宅の“じっくり寝かせた”ものに比べ一層チョコと紅茶の香りが豊かでした。食後のデザートのお勧めです。

会場内には国内外の数十店のお店が出展し、その味を披露していました。
吟味していらっしゃる多くのお姉さま方に混じって私達も何種類か試食させてもらいました。
そこで感じたのは、海外のチョコレートは今でも味に“丸さ”や“柔らかさ”が感じられるものが少ないと言う事でした。
以前から感じていたのですが、マカデミアナッツチョコのような旅行土産向けチョコではなく、現地で食べられている海外直輸入のチョコレートは得てして、味が両極端だと思います。
ビタータイプチョコの場合、“苦い”と言うよりむしろ“辛い”“痛い”と言うキツイ味で、入ってはいるのでしょうが、ミルクや砂糖がもたらす“マイルドさ”はなかなか感じられません。
一方、スウィートタイプチョコの場合には、逆にこれでもかと言うくらいに“甘み”や“濃さ”を前面に出してきます。


以前、ハワイにある有名なホテルのレストランで立派な食事をご馳走になったことがありました。
前菜に始まりメインディッシュまでとても美味しく頂きました。ですが、最後に出されたデザートが問題でした。
少し濃い目のコーヒーと共に、チョコレートケーキ、そして何種類かの一口サイズのチョコレートが出てきました。
このチョコレート達の自己主張の強いこと!ケーキもチョコもものすごく甘いし、チョコの中に入れられたヌガーやジャム状のもの達もそれ以上に甘くて、強い香りを放っていました。
今までの“美味しい口”が台無しです。一緒に食事をした殆どの人が残してしまいました。
私は好奇心から一応一通り食べてみましたが、もう充分でした。
デザート以外は食事もお店の雰囲気もとても良いレストランでしたが、たぶんもう行く事は無いと思います。
(その前にまたハワイに行かないと始まらないのですが・・・。)

今回の試食ではこれほど酷いことはありませんでしたが、最年少で賞を取ったという有名シェフが作られたチョコレート、海外チョコ特有の苦味と共に中に混ぜられたナッツの香りがはっきりと出てきて・・・それだけの味でした。
“甘み”や“コク”“丸み”は感じられませんでした。
このチョコに関しては所謂日本的なそれ単独で食べるのではなく、何か別の甘いものと組み合わせるか、もしくはきついお酒に合わせていただくのが適当な食べ方のチョコなんじゃないかと感じました。

この会場で気になった味のチョコがありました。『塩キャラメル味』のチョコレートだそうです。
確かにチョコを食べると、チョコの味から少し遅れてキャラメルの味が顔を出してきます。ですが不思議な事にどちらの味も自分が予想したほどしつこくは口の中に残らないのです。
原因は分からないのですが、『塩キャラメル味』と言うくらいですからきっと“塩”に何か理由があるのでしょう。
ですが“塩辛さ”は全く感じられませんでした。
このチョコレートを扱っておられたのは<アフタヌーンティー>と言うお店で、チョコレートの名前は《トリュフノワールの塩キャラメル味》でした。

写真は<アフタヌーンティー>さんのサイトのものを転載させて頂きました。

メジャーなお店ですので、もし各地のチョコレート売り場でこのチョコレートを見つけられたら一度試してみて下さい。

他にもお勧めのチョコがありましたら是非コメントやトラックバックをお願い致します。

でも、毎年こんなに楽しいチョコ三昧の機会を持つ事が出来る女性の皆さんは本当に羨ましい限りです。
(男だけではさすがに足を踏み入れにくい雰囲気でしたし、こんなに何種類もの珍しいチョコを貰う事は無いでしょうから)

ホワイトデーも是非、男性だけでこんな楽しい食べ物三昧が出来るイベントに成長させましょう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿