青空の詩

思いのままに、溢れる気持ちを。たくさんの「たいせつな人たち」へ。

欲望

2004-12-31 | 
一体 何が欲しいんだろう?
もう 充分に多くのものを
持っているというのに。

これ以上その手には
抱えることも
できないはずなのに。

そうして
愚かな欲望は
見えない力で
笑顔を蝕んでいく




合図

2004-12-30 | 
小さく頷いた
そんな気がした。

さりげない瞬きも
聞こえない言葉も

全部「ここ」には
届いているよ。

曇り空

2004-12-29 | 
あなたを待つ日の空はいつも
なんだか 泣き出しそう


もう いいかな。
楽になっても いいかな。


私を愛してくれる
待たなくてもいい「誰か」のところに
行ってしまおうかな

創作

2004-12-29 | 
何かを「考え」たりはせず
ただ「想い」「感じる」
そんな感覚を大切にしているの

そうしてふとした瞬間に
「言葉」が「降って」くるのよ

Mail

2004-12-29 | 
あなたの指が
私への言葉を探す

その瞬間だけは
あなたの中が
私でいっぱいになってる

…って
思ってもいいかなぁ



the first time

2004-12-29 | 
いつも笑い合ってるあなたと
初めて
電話越しに
言葉を交わした

なんだか
いつもと違うね

ちょっとだけ
ドキドキするね


…ちょっとだけね。




車内吊り

2004-12-28 | 
「『出会えてよかった』
『出会わなければよかった』
どちらも本当」


そんなコピーが目に入った
4年前の午後の電車

今もなお忘れられないのは
ずっと同じ想いを持ち続けているから

…かもしれないね




キセキ

2004-12-28 | 
あなたの隣にいる人を
恨んでしまいそうになる夜は
ちいさな肩を
両手で包もう

両膝に額を押し付けて
幼い記憶を手繰り寄せよう


「ただ笑っていた」なんて
奇跡みたいだなぁ




手紙

2004-12-28 | 
いくつもの想いを
あなたに届けた

その中には
ひとつの嘘もない


まっすぐにあなたに向かう
唯一の手段だから