青空の詩

思いのままに、溢れる気持ちを。たくさんの「たいせつな人たち」へ。

振動

2012-05-31 | 
右耳の
うしろで

髪が
ふるえた

きみの
声が

こころを
揺らした

欠落

2012-05-27 | 
きみに
逢いたくて

逢いたくて
逢いたくて

遥々
やってきたのに

どうして
ここに

きみだけが
いないの

爪痕

2012-05-18 | 
こんなにも
こんなにも

深く
熱く

傷を
遺しておきながら

何にもなかったみたいに
いなくなるなんて

ずるい