ひかり

あの日から
変わることなく
その光に向かって

夕暮れ

あなたと ふたり
歩く 夕暮れ

あれは いつのこと

ふたり

「ひとり」より寂しい「ふたり」なんて

いらない。

青い鳥

それは 本当に
雲の上にあるの？

それは 本当に
空の上にあるの？

いいえ それは
己の心の中だけに。

Smile

時を重ねるごとに
笑えなくなっていく

あなたは
それでいいのかな

雲

それはたしかに
「陰り」と呼ぶかもしれない

けれどたしかに
まっ平らな世界に
色をつけている

矛盾

だけど
それは
たしかなキモチ

たいせつ。

私を大切にしてくれるあなた。
そんなあなたと過ごす時間。

一緒に笑い合える時間は格別。

あなたと描く未来。
あなたと歩く明日。

ずっとずっと守りたい
たいせつなもの。

お揃い

見上げた空の青さに
ふと思い出した

ちいさな「お揃い」に
はにかんだ私と
怒ったような笑顔の
あなた

今でも まだ
なんだかくすぐったい

振り

何にもなかった振りして
電話をかけるから

何にもなかった振りして
明るく受話器を上げて

何にもなかった振りしてるうちに
いつしか それが
本当になればいい

線路

いつになれば
届くのだろう

いつになれば
伝わるのだろう

この線路は
どこまでも

逆さ

逆さまの世界で
あなたを探したのに

あなたには
届かなかったみたい

青空

この青空を抜けて
たどり着いた先の空は
何色だろう

やさしい手

大丈夫
必ず帰ってくるよ

あなたの
その手に
迎えられるために

夜

あなたが　そこにいる
ただそれだけの
愛おしい　夜