早速行ってきました新車でツーリング
今回はN-MAX155の走行に慣れるため、無理やり往復300kmの行程を組んでみました。
目的地はチェンマイから北西方向の山の中、バックパッカーの聖地と言われるパーイという町。
本日より寒気団の南下により気温が摂氏10℃、霧雨が降る寒~い日なんですが、日本の大雪に比べるまでもなくタイ人の皆さん凍えて着ダルマになっております。
しかしその前日の日曜日は猛暑で蒸しかえるほどの快晴、摂氏34℃。
絶好のツーリング日よりとなりました。(気温差24℃)
まずは途中にある峠の珈琲店まで一気走りして、ホットラテで一息。
標高約600mの丘の上、傾斜を利用した造りでしてレストランも併設しています。
ここまで登るのにかなりの急カーブをクリアーせねばならないのですが、昨年までのWAVEというカブタイプのバイクでは「ひーこらひーこら」(^^;)
足で漕ごうかというくらいのスピードしか出ない急坂が続きます。
ところがこの新型バイクのN-MAX、プラス30ccの排気量と可変バルブのトルク増しでスイスイ登ることができました。
あ、こりゃラクダ!
速い速い、13インチと極太タイヤの本領発揮ですね。
実はこの道、インパール作戦の数年前に旧日本軍が切り開いたと聞いております。
7年程前から毎年通ってるのですが、カーブで赤土が浮いているし、いたる所に穴ポコがあって、走行にまったく気が抜けない道でもありました。
ところが昨年辺りから道幅を広げはじめ、とんでもなくキレイに整備してあります。
これは走りやすい!
右に左にクリんクリんと旋回させても大丈夫。
走り屋どもよ!出てこいや!!
有名な崖の上のカーブですね、旅行ガイドなんかでは必ず写真掲載されてます。
標高約900mにあるこの場所まではモノスゴイ魔の急カーブの連続です。
遅いバイクでトラックの後ろに付こうものなら、
真っ黒い排気ガスで肺の中まで真っ黒クロスケ(;´Д`)
今回は上り坂で簡単にぶち抜けるんで、肺の中は真っ白シロスケ??
ここまで来ると気温がぐっと下がりますね、ユニクロフリース&中綿入りコートで助かりました。
こんな感じの尾根道が続きます。
気温が低いからか松の木なんかが生えていて、母国日本を思い出させます。
一番苦しい時、この山の空気を吸い、気持ちだけでも日本へと帰りました。
やっぱりね、肌で空気に触れて、今ここにいるっていう実感を味わえる。
これがバイクの醍醐味の一つでしょうね。
そんな記憶って簡単には忘れないし、いつまでも残ってるもんです。
「ああ、あの時俺はそこにいた」ってね。
一か所だけ、標高2300mを誇る岩山「チェンダオ山」を望めるスポットがあります。
雄大な景色、郷土九州の九重連山や阿蘇の姿と重なります。
今から約70年前、ここを切り開いた日本兵たちもチェンダオ山を眺めては母国への思いを馳せたんでしょうね。 合掌…
あんたたちに比べたら、俺なんかまだまだだよ
途中で地元組と思われるWAVE-110と並走する事になりました。
すると、なぜか競争になるのがバイク乗りの悲しき性?
彼は路面状態を熟知しているのでしょうか、無駄のない動き、絶妙なスピードでカーブを次々とクリアーしてゆきます。
その流れるような美しき走行ラインに気を取られながらも、離されないように彼の後を追いかけます。
登りの直線で追いついては、カーブで離される…
これじゃどっちがMAXなのか分からない(;^ω^)
ここはマシンのポテンシャルを試す時と、途中でマジモードになった私は膝を擦る勢いでマシンをバンクさせ、タイヤの限界を試みます(単に実力の限界ですが…)。
急カーブの後の上り道、パワーにモノを言わせて加速します。
新しいアスファルトではグリップを失うことなく、前後タイヤが横滑りしたりしない事を確かめ、次コーナーのアプローチには時速70kmで突入、ブレーキで急減速。
そしてフルバンク(丸ケスのつもり)。
ABS付きの前後ディスクブレーキが強烈に作動するのを実感しました。
気づいた時には遥か後方に彼を置きざり、バックミラーから消し去ることに成功しました、「おっしゃーー!!」
いくつになってもバカですね~…
ところがところが、写真にある標高1450mのチェンマイとメ~ホンソンの県境峠を越えたあたりから路面状況が悪くなります。
波打つアスファルト、突然現れる穴ポコ、ガタガタと跳ね上がる前タイヤ。
「あ、こりゃイカン!」とハンドルにしがみ付いていると、さっきのWAVEが悠々と追いついて、あっという間に前方へと消えてゆきました(#^^#)v
13インチの小口径って、ホントにダートに弱いですね。
タイの田舎じゃ需要無し?
ま、こちらはスクーターだしね、オールラウンダーではないですから(言い訳)
まあ、そんなこんなで標高にして900mを一気下りしてパーイに到着。
このメモリアルブリッジは観光地、かつて旧日本軍がチェンマイのピン川に掛けたという鉄橋を移築したものだそうです。
ちなみに写真のおねいさんは連れではありません。お互いソロツーです。
四方を山に囲まれたパーイは山深い盆地、温泉はあるしオシャレなショッピングスポットはあるしで、まるで九州の由布院を彷彿とさせます。
まあそれを狙ってるんでしょうけどね。
写真はタイの映画「パーイ・イン・ラブ」だかなんだか知りませんが、ラブコメ風映画のロケ地だそうで、アツアツのカップルたちがてんこ盛りww
私のようなお年寄りにとっては出会いの期待など全くなし、熱い視線で異性物色中のワイルン(若者)たちを横目に次へと急ぎます。
じ、実はですね、新型バイクにまたがる私へもタイ人や西洋人の女子たちから次々とギラ立つ視線が飛んできましたが、あいにくコチラは枯れた中身でござんす。
悪いね、他を当たってくれ!
みなとのよーこよーこはまよこスカ~~♪(;´Д`)
突然、象がのっしのっしと現れました。
これは珍しい、なま乗りですね。そのまま象の背中に座ってますが、あの剛毛で足が痛そう!
長くなったので次回へ続きます。
今回はN-MAX155の走行に慣れるため、無理やり往復300kmの行程を組んでみました。
目的地はチェンマイから北西方向の山の中、バックパッカーの聖地と言われるパーイという町。
本日より寒気団の南下により気温が摂氏10℃、霧雨が降る寒~い日なんですが、日本の大雪に比べるまでもなくタイ人の皆さん凍えて着ダルマになっております。
しかしその前日の日曜日は猛暑で蒸しかえるほどの快晴、摂氏34℃。
絶好のツーリング日よりとなりました。(気温差24℃)
まずは途中にある峠の珈琲店まで一気走りして、ホットラテで一息。
標高約600mの丘の上、傾斜を利用した造りでしてレストランも併設しています。
ここまで登るのにかなりの急カーブをクリアーせねばならないのですが、昨年までのWAVEというカブタイプのバイクでは「ひーこらひーこら」(^^;)
足で漕ごうかというくらいのスピードしか出ない急坂が続きます。
ところがこの新型バイクのN-MAX、プラス30ccの排気量と可変バルブのトルク増しでスイスイ登ることができました。
あ、こりゃラクダ!
速い速い、13インチと極太タイヤの本領発揮ですね。
実はこの道、インパール作戦の数年前に旧日本軍が切り開いたと聞いております。
7年程前から毎年通ってるのですが、カーブで赤土が浮いているし、いたる所に穴ポコがあって、走行にまったく気が抜けない道でもありました。
ところが昨年辺りから道幅を広げはじめ、とんでもなくキレイに整備してあります。
これは走りやすい!
右に左にクリんクリんと旋回させても大丈夫。
走り屋どもよ!出てこいや!!
有名な崖の上のカーブですね、旅行ガイドなんかでは必ず写真掲載されてます。
標高約900mにあるこの場所まではモノスゴイ魔の急カーブの連続です。
遅いバイクでトラックの後ろに付こうものなら、
真っ黒い排気ガスで肺の中まで真っ黒クロスケ(;´Д`)
今回は上り坂で簡単にぶち抜けるんで、肺の中は真っ白シロスケ??
ここまで来ると気温がぐっと下がりますね、ユニクロフリース&中綿入りコートで助かりました。
こんな感じの尾根道が続きます。
気温が低いからか松の木なんかが生えていて、母国日本を思い出させます。
一番苦しい時、この山の空気を吸い、気持ちだけでも日本へと帰りました。
やっぱりね、肌で空気に触れて、今ここにいるっていう実感を味わえる。
これがバイクの醍醐味の一つでしょうね。
そんな記憶って簡単には忘れないし、いつまでも残ってるもんです。
「ああ、あの時俺はそこにいた」ってね。
一か所だけ、標高2300mを誇る岩山「チェンダオ山」を望めるスポットがあります。
雄大な景色、郷土九州の九重連山や阿蘇の姿と重なります。
今から約70年前、ここを切り開いた日本兵たちもチェンダオ山を眺めては母国への思いを馳せたんでしょうね。 合掌…
あんたたちに比べたら、俺なんかまだまだだよ
途中で地元組と思われるWAVE-110と並走する事になりました。
すると、なぜか競争になるのがバイク乗りの悲しき性?
彼は路面状態を熟知しているのでしょうか、無駄のない動き、絶妙なスピードでカーブを次々とクリアーしてゆきます。
その流れるような美しき走行ラインに気を取られながらも、離されないように彼の後を追いかけます。
登りの直線で追いついては、カーブで離される…
これじゃどっちがMAXなのか分からない(;^ω^)
ここはマシンのポテンシャルを試す時と、途中でマジモードになった私は膝を擦る勢いでマシンをバンクさせ、タイヤの限界を試みます(単に実力の限界ですが…)。
急カーブの後の上り道、パワーにモノを言わせて加速します。
新しいアスファルトではグリップを失うことなく、前後タイヤが横滑りしたりしない事を確かめ、次コーナーのアプローチには時速70kmで突入、ブレーキで急減速。
そしてフルバンク(丸ケスのつもり)。
ABS付きの前後ディスクブレーキが強烈に作動するのを実感しました。
気づいた時には遥か後方に彼を置きざり、バックミラーから消し去ることに成功しました、「おっしゃーー!!」
いくつになってもバカですね~…
ところがところが、写真にある標高1450mのチェンマイとメ~ホンソンの県境峠を越えたあたりから路面状況が悪くなります。
波打つアスファルト、突然現れる穴ポコ、ガタガタと跳ね上がる前タイヤ。
「あ、こりゃイカン!」とハンドルにしがみ付いていると、さっきのWAVEが悠々と追いついて、あっという間に前方へと消えてゆきました(#^^#)v
13インチの小口径って、ホントにダートに弱いですね。
タイの田舎じゃ需要無し?
ま、こちらはスクーターだしね、オールラウンダーではないですから(言い訳)
まあ、そんなこんなで標高にして900mを一気下りしてパーイに到着。
このメモリアルブリッジは観光地、かつて旧日本軍がチェンマイのピン川に掛けたという鉄橋を移築したものだそうです。
ちなみに写真のおねいさんは連れではありません。お互いソロツーです。
四方を山に囲まれたパーイは山深い盆地、温泉はあるしオシャレなショッピングスポットはあるしで、まるで九州の由布院を彷彿とさせます。
まあそれを狙ってるんでしょうけどね。
写真はタイの映画「パーイ・イン・ラブ」だかなんだか知りませんが、ラブコメ風映画のロケ地だそうで、アツアツのカップルたちがてんこ盛りww
私のようなお年寄りにとっては出会いの期待など全くなし、熱い視線で異性物色中のワイルン(若者)たちを横目に次へと急ぎます。
じ、実はですね、新型バイクにまたがる私へもタイ人や西洋人の女子たちから次々とギラ立つ視線が飛んできましたが、あいにくコチラは枯れた中身でござんす。
悪いね、他を当たってくれ!
みなとのよーこよーこはまよこスカ~~♪(;´Д`)
突然、象がのっしのっしと現れました。
これは珍しい、なま乗りですね。そのまま象の背中に座ってますが、あの剛毛で足が痛そう!
長くなったので次回へ続きます。
下書きのまま投稿しちゃったんで、本日加筆しました。
いや~N-MAXは走りに特化してますね。ユーティリティーならPCXじゃないですかね。
ユーロー圏ではフォルツァ125があるんですが、もしタイで150cc版が発売されたのならば心が揺れますね。
いい年してコーナー攻めるのもお恥ずかしいんですよ、でも、わかっちゃいるけどやめられない?(*^^)
いつかご一緒に、老マルケス&老ロッシでもやりましょう!
あっそうそう、ホイケオですが、私の時はガソリン3千のクーポンもらえましたから、プロモーションのチェックもお忘れなく
N-MAX155は、コーナリングよさそうですね。
うちのスクーターは、悲しいかなタイヤがすべるのでねかせることが出来ません。
mugaさんのコーナリング好きが、グングンと伝わってきましたよ。
今日、お堀の中にあるYAMAHAショップでN-MAX155を見てきます。