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うちのぼんぼんと田舎生活

ワン達と 2007年9月に生まれたちび(人)との田舎生活を書いてます。

ちびが生まれるまで(当日)

2010-10-29 23:47:33 | ちびが生まれるまで
眠れずに 午前6時に。 旦那さんはまだ来ず。
6時半過ぎて ナースがやってきて
「昨日からの麻酔だから 早くて楽でラッキーじゃない?」という。
確かに体は重いんだけど、麻酔はずいぶんとさめてきていて 足の感覚なんて ばっちりあるんですけどね。

後でナースがカミソリを持って来て、「お腹剃るからね」という。
下腹部と言わず、お腹と控えめに言ってるのかなと思ったら ほんとにお腹だけ剃るんだった。
でも「あなたのお腹つるつるで 毛が生えてないわね。」と言われた。
こっちでは お腹にも毛が生えている女性が いっぱいいるのかもしれない。
(確かにヒスパニック系の知り合いは、毛深かったけど 腹部まで見てないし
 足はきれいに剃ってたけど、腕はフサフサだった。腕は剃らないらしい。
 彼女はもみあげあたりが くるんと渦巻いてたなぁ。
 人によっては鼻の下、口の上?にヒゲが生えてた女性もいた。
 それは剃った方がいいかもと見つける度に思ったけど)

7時ちょっと前に旦那さんがやってきた。 
結局旦那さんも 家に帰ってからシャワーしてちょっと休んだだけだったらしい。

そして7時半になって、手術室に運ばれました。
手術室には メインドクターと合わせて8人くらいいたのかな。
でもメスを持つのは (ほんとの担当医は女医さんなんだけど)メインのうちの男性医師でした。
麻酔をたして、さてそろそろいきますかー となって
「足を動かしてみて」と言われ しっかり動かせてしまう。
お腹をメスで つんつんと突かれて「どう?」と聞かれても痛いわけで。
「麻酔が少し弱いね。そしたら もう少し加えるから」と寝ている姿勢から 起こされて
昨日から入れてる背中のチューブから麻酔を足されたのですが
その前に 起こされた時に麻酔が効きだしたようで 一人で座っていられず 支えられている状態でした。
支えられていなければ そのまま転がって下に落ちるくらい。
また仰向けの姿勢になって だんだん肩、腕と急激にしびれてきて 
そのうち 呼吸がしずらくなってきた。
陸に上がった魚みたいに 口を大きくパクパクしないと 呼吸ができなくなって
「呼吸ができない!」と しびれる口でなんとか言った。

そして酸素マスクをされたんだけど これが全然空気を感じなくて
よけい酸欠になるから もの凄く重くなった手で なんとか振り払ったんだけど
「大丈夫よ」とか言いながら またナースがすぐマスクを戻すわけ。
これはまずいと思って なんとか「酸素が来ない!」と振り払い
思いっきり口パク呼吸していたら 麻酔医がほんとに危ないと思ってくれたのか
「すぐ大丈夫だからね」と
すぐに処置してくれて 急に呼吸が楽になりました。
いや、ほんとに死ぬかと思いましたよ。
まだなんとか手も口も動くうちで良かった。

「お~楽になった~」と肩も軽くなって落ち着いたところで
頭の右斜め上から「♪がんばれ♪がんばれ  ♪まっみっい~」とか聞こえて
(なんじゃ?こいつは)と首を動かすと 手術着で目しか出てない旦那さんがいた。
私の目の前に白い布が掛けられていて全く見えないけど
「なに、もしかしてもう切ってる?」と聞くと
「うん、すごいことになってるよ!」と言う。
この時、手術台の上は血の海と塊になってたらしい。
私、血を見ても大丈夫なので、できれば自分の子が出てくる瞬間(切ったお腹だったけど)
見たかったなと思ったりもする。

麻酔が効いていて 痛みは全然無いけれど 確かに切っているのかなっ?という感じはある。
そのうち お腹から引き出される感覚があって
少しすると 赤ちゃんの鳴き声。
普通ドラマとかだと 「おぎゃー!おぎゃー!」と勢い良く泣くけど
うちの子の場合「ふぇ~ん」と泣いた。ほんと女の子だわ~と思った瞬間でした。
旦那さんが呼ばれて、ちびをつれて戻ってきた。
まだ手術台でお腹が開いて転がってる私の顔の横にちびを連れてきて「ほら~」と。
(この時、旦那さんは このもの凄く青白くてちょっと粉っぽいようなこの赤子は
 ほんとに人の子かーと一瞬思って、ちょっと怖かったらしい 笑)
 
ナースが「ベビーにキスしていいのよぉ」と近づけてくれた。
「はぁ~い♥」と挨拶して、またちびはすぐ隣の部屋へ連れて行かれた。

でも、後で聞いたら、 ドクターがへその緒を切ってから旦那さんに渡したらしい。
私はてっきり旦那さんが切ったのかなと思ったけれど違った。
それとすっかり忘れていた臍帯血のこと。
結構赤ちゃん雑誌とかに(クリニックで無料で配られたりすることがある)
臍帯血のことに付いて書いてあるのですが、
こっちでは はじめに$ 1000とか$ 1500支払って、維持費に毎月何百ドルか払うらしい。
毎月の維持費は大変だろうけど、もしもの時(白血病とかetc...)に
それが本人を助けるし、適合すれば他人をも助けることができる。
ーでもすっかり忘れていた私達、病院も何も言わなかったし。
もしかしたら、この辺の人達は誰もしないから聞かないのかも。
でも今思えば、維持費に何百ドルというのは確かにきついなと思うけど。
日本ではどうなのかわかりませんが、こちらでは企業(なのかな?)だからか
それぞれ料金も(基本と維持費)バラバラらしいです。

ちびが連れて行かれた後、あとはお腹を閉めるのに
ガシッガシッと でかいホチキスのようなものでお腹を10カ所だったかとめました。
その上から 厚地のガムテープのようなもので ピッととめただけでした。
そして毛布をかけてくれて「ここで少し寝て良いのよ」と言われ うつらうつらしてました。
その後は小部屋に運ばれたのですが、 後でわかったのは
私の部屋は 一人部屋の小さな部屋で、トイレはあるけど ベッドだけでいっぱいになる。
ところが向かいの部屋に翌日入ってきた妊婦さんは広い部屋でベッドがふたつあり
旦那さんと子供も一緒に泊まれるようになっていた。
この違いは何だろうと旦那さんと話していたんだけど
子供が他にいるからファミリー用なのか...。(人種?これは考え過ぎだと言われたけど) 
旦那さんだって 家に帰ってすぐ戻ってくるのだって大変なのに
泊まれるなら その方が楽だよね。
考えたら いきなり入院だったから細かいこと何も聞いてなかった。
私が泊まった日は 赤ちゃんが4人しかいなかったんだけど 部屋は10部屋くらいあったかな。
でもね、生んですぐ帰る人もいるようで(もしかしたらほとんどそうかも)
私も帝王切開でお腹切ったけど 翌々日には退院しました。

手術して小部屋に行ってすぐにトイレへ行きました。(私ってほんとトイレ近いよね)
ベッドから起き上がるのが大変で ナースさん(担当のナースさんが付きます)が手伝ってくれて
一歩踏み出すのがまた痛かったのですけど(それとトイレに座る時と立ちあがる時も 痛かった)
でね、自分のお腹をみて思ったのが 赤ちゃんが出てもお腹がすぐぺったんこになるわけじゃないのね。
まぁ 腫れているのも多少あるかもしれないけど なんとなくぺったんこになるような気がしてたから。
妊婦さん用下着もバッチリ履けたし(笑)

そういえば、こっちで普通のサニタリーパンツ、見たことが無いのですよ。
妊婦さんと赤ちゃんのお店に行った時も 妊婦さんのパンツはお腹を覆う深履きか
(これってもしかして普通のパンツなのかもしれないけど)
逆にものすごく浅く履くようになっているものだった。(お腹の下で履く)
それも購入しましたが 日本からも送ってもらいました。
後ほど ブラやその他のものも 使ったもので何が良かったか等
書くことができれば書きます(なんてなかなか書けないのに言ってるし)

「あなた、母乳のマッサージのしかたわかる?」とか言われて 
「どう?出る?」と チェックしてくれて 「あ、大丈夫、出るわね」と言われ
「おお!ほんとにすぐ出てる!」と驚いた。
その後、ちびを連れてきてくれて(ちび、頭にナースさんお手製の毛糸の帽子かぶってました)
そして、母乳をあげました。
この時、ちびをゆっくりまじまじと はじめて見た時でした。

      


翌日、ドクターに「何か質問はある?」と聞かれて
「はやくシャワーしたい」と言ったら「入って良いよ」と。
手術の翌日だから 冗談ぽく言ったつもりだったけど 許可がおりて さっそくシャワー。 
もちろん、触ると痛いけど 全身スッキリで極楽でした。

生まれた翌日に ちび『HB』の初注射しました。
そして 赤ちゃんで驚くのが うんち。
生まれてすぐのうんちって ほんとにコールタールみたいに真っ黒なのよね。
はじめてみた時は びっくりだった(笑)
うんちは 徐々に本来のうんち色になっていくけど しばらくは この真っ黒なのですよ。

赤ちゃんはいつも自分と一緒じゃなくて 夜はナースが来て連れて行きます。
夜中過ぎに時々 おっぱいをあげることもあったけど(これは希望すれば連れてきてくれる)
お母さんが休めるように 夜はナースさん達がケアしてくれてました。
皆が言ってくれたんだけど
「あなたの赤ちゃん、今までの中で一番の美人さんなのよ!
 おとなしくて良い子だし、皆がよそからも見に来てたのよ!」と。  嬉しいです。

ナースさん達ですが、それぞれの小部屋に担当の人が付いて ちょくちょく様子を見にきてくれたり
欲しいものはないかとか、氷の入った飲料水を常に持って来てくれたりと けっこう良い印象でした。
中でも若い黒人のお姉さん(まだナースではなくて研修中なのかな)がいたのですけど、
もの凄く気がつく良い人でした(旦那さんも同意見)
 
そして その翌日に 退院したのですが(日本だと普通は1週間くらい病院だよね)
家に帰れば そうそう休めないとは思ったけれど はやくワン達に会いたかったし、
ちびを見せたかったし。
でも帝王切開しても 案外動けるものだなと思ったのでした。


 ところで、予定日より早く生むことに決めた理由は

『ドクターが今日の方が都合が良いかも』的なことを言ったこと。
 だって、他にも予定があるから 生む時になっていないかもなんて言われたらねぇ。

『赤ちゃんが 大きくて(9パウンドはあるわねと)苦しそうかもしれない』ーと言われたけど 
 生まれてみれば 7.3パウンド。平均的な大きさだったし。
 でも、思えば小さいかもと言われて エコー映像撮りにいったんだよね。


『子宮口が開いてきている』と言われてー これも結局、違ったし。


 そんなことで 少し早く生んでしまったけれど 
 
 健康で元気に育ってくれているので良いか と思う母でした。

 



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ちびが生まれるまで(前日から)

2010-10-27 01:48:29 | ちびが生まれるまで
ずっと書きますと言っていながら 書いていなかったこと。
パソコンに記録していた日記が 全てどこかに消え失せてしまったのですが
(以前の家は かなりローカルな場所で ADSLも無ければ 風が吹けば電話も切れてしまうようなところで、
いきなりパソの電源も切れて なぜかいろんな書類もすべて 消え失せること度々でした)

ついこの間、一部のメモが見つかって 生まれる前日と当日のものでした。
そこのところだけですが、細かい数値とかは忘れましたけど 大まかなことは 思い出して書こうと思います。
まぁ、ほとんど参考にはならないと思いますけど(笑)
 
長くなるので 興味のある人だけ読んで下さいませ。

 ちび出産の予定日は 本当は10月に入ってからのはずでした。
9月半ばの検診で、赤ちゃんが「ちょっと小さめかも」と言われて、
都会のクリニックまで行って エコ-映像を再び見に行って来た時、
「赤ちゃん、小さいんじゃなくて大きいわよ。すでに9パウンドくらいあるよ。 顔の横に足の裏が映ってるし」と。
そして、9月の25日の診察の時、いつものガッシリなドクターではなく
(年中ドクターが変わって、ローテーションで7人ぐらいでメインは3人)
この時は ものすごく華奢で若い学生のような、初めて見る先生(研修医だったのかな?)が来て
チェックしてくれたんだけど、「子宮口が4cm 開いてる」と言う。
その後いつものドクターが来て
「もう安全域だからいつ生まれても大丈夫だから。子宮口も4cm開いてるから
このまま病院へ行って生むこともできるし、予定日時期まで待つこともできるけど...
そのあたりはもの凄く立て込んでるけど どうする?」と いきなり言う。

「この前のエコー映像では足の裏が顔の横に来てるくらいだから 
これ以上待ってても苦しそうだし 早く出してやった方がいいのかな」
「でも 普通は生まれる時期が来たら 頭が固定されるからあんまり動かなくなるっていうけど
 この子 めちゃくちゃ動き回ってるけどさ こんなに元気で良いのかね」
「でも安全域だからそんなに問題は無いんだと思うけど、
 生まれる時にドクターがいなかったりするのもなんだしなぁ」
etc...ふたりのドクターの前で 旦那さんとふたりで 日本語で会話しながらだったけど(笑)
 その場で今日生む?なんて いきなり言われてみてよ。
 心の準備どころか 荷物の準備も全部は終わってないのに(笑)

でも子宮口も開いてきている(?)し、赤子も大きくて苦しそうなのなら 生んじゃおうか!と決めました。
クリニックでは生めないので、ドクターが病院に予約を入れる。
「それでは 病院に2時までに入ってね!」ということで
速攻で家に帰って 病院へ行くまでに2時間しかなかった。
もう大慌てて 用意しましたよ。
お昼食べてる時間もなく、なんとか握れたおむすび2つ。でも食べる時間も無し。
手続きして 速攻で陣痛促進剤やらモニターにつないだ心電図コードなにやらで チューブだらけ
お腹空いて ナースに「食べていい?」と聞いたら「今はダメ」と。
私の場合、帝王切開になる可能性のが大だから(もともと帝王切開と考えてて下さいと言われていたけど)
麻酔かけたりする場合、気管に詰まる可能性がどうたらこうたら........ほ~んとにお腹空いてました私。

ちびは相変わらず膀胱圧迫するので、 30分おきにチューブやコードを引きずってトイレへ。
陣痛促進剤入れても 「はぅっ!」というような陣痛は来ない。
約4時間経って ちょっと陣痛の波が来てるのかな(痛みは無いけどモニターの波が大きくなってきていた)
その時に ナースが来て
「無痛分娩の麻酔医師が7時に帰宅しちゃうけど どうする?
呼べばまた戻ってくるけど30分は かかるわよ。 帰る前に麻酔してもらっておく?」と。「ん~」

麻酔、してもらいました。(ちなみに無痛分娩の人がこっちは多いみたいです)
その麻酔医師、若い人でしたが 鼻歌うたいながらやって来て 
私を見て「あ、大丈夫大丈夫!」と一緒についてきたナースに言って 一人で背中に麻酔チューブ入れてました。
(サウスカロライナって 太った人が多くて、痩せている人を探すのが大変なくらいなんです。
 だからきっと麻酔も大変なのかも。)
陣痛剤が効いてきたのか けっこう痛くなってきてたけれど
麻酔も効いてきたみたいで たいした痛みではなかったのですが 
なぜか左側の肋骨の下がピンポイントで針を刺しているように痛い。
ベッドの頭を少し下げたら楽になった。

8時すぎ、いつもの担当ドクターと若いドクターがやってきた。
そのいつものドクターが子宮口をチェック
「え?2cmしか開いてないじゃん。」 「え”?!!!」......
若いドクターは 「え?」って顔してから真っ赤になってるし......
おいおいおいおい.....    陣痛促進剤つかって 陣痛も規則正しくなってきているのに?
2cmじゃ 赤子だって出るに出られないんじゃない?
もうしばらく 様子を見ましょうと言われた。
ところで、なぜか普段はインチのアメリカでも 子宮口はセンチを使うのですよね。
そして大きさは 器具で計るのじゃなく指なのですよ。
だからきっと指の太い細いで大きさがまちまちになるのかも。


その2時間後くらい、再び子宮口チェック「あらぁ、1cmじゃない?」って
閉まってどうするよ。
ドクターは、連絡先だけ置いてでかけ(たぶん、今日はもう無理だと見ていたんだと思うけどね)
結局 午前0時になっても 何の変化も無し。
ドクターから病院へ連絡が入り、旦那さんがナースステーションでドクターと電話して帰って来て
今日は 中止にして 明日、帝王切開にしましょうか と言うことだった。
「たぶん、頭が大きいから骨盤に入り込むことができないでいるのかも」ということだった。
そんなにでかい頭なの?と思ってしまった。 それとも 麻酔が効いて眠ってしまってるとかさ。

結局3時から 陣痛促進剤を入れ、麻酔まで入れたのに 延期になってしまいました。
明日(午前0時過ぎてたから『今日の』になるけど)午前7時半に手術することになりました。

そして 、それならば「お腹がめちゃくちゃ空いてるんだけど、食べていい?」と ナースに必死に頼みこんで(ほんとに 笑)
「ん~ ほんとはいけないんだけど、ちょっとだけね」とこっそり許可をもらって
やっと おむすびを一つ食べたのでした。

旦那さんは、明日(今日の)午前6時にまた戻ってくるからと 家に帰っていきました。

おむすびを食べて、少し落ち着いた私でしたが 
「少し寝ておいた方がいいわよ~」とナースに言われたけれど 全く眠れずにいました。
麻酔と陣痛促進剤のせいか 体が重いんだけど でも目が冴えちゃっている状態。
「電気消して置いた方が 眠りやすいと思うから消すわね」と 電気を消してナースが出て行くと
真っ暗な中で チューブに繋がったモニターだけが明るい。 眠れないので そのモニターに出る波をずっと見ていました。

私の脈と赤子と私の心電図と確か3本のラインが波打って出てくるのですよ。
「これが赤子の心電図なのか」なんて 見ていたら 黄色いベルが出てきて 注意警告が出ている。
「え? 何これ?」と思ったら いきなり赤いベルになって ベルが鳴りだした。
モニターの赤子の心電図の波が消えてる!
「うわっ、何これ! え? 赤子の心臓止ってる?」
ベッドの横のナースマークをビシバシ押した。  でも ナースが来ない!
「えええ! 何! 看護婦さん!!」と一人で ジタバタしてたら
ベルは鳴り止んで またモニターに波が帰って来た。
いやぁ ほんとびっくりした。
おもわず お腹に手を当てて 「生きてるか~!」って聞いたよ。
心臓が止まって 呼吸停止してから 何分以内に回復しないと 脳にダメージ受けるんだっけ?とか考えて 
「ほんとに大丈夫か~?」と再度お腹に聞いた私。
でも 心配だから ナースボタンをまた押したんだけど 来ないし。

そしたら 再び 黄色いベルが現れて またレッドベルになって 鳴り出すじゃないの!
コールボタンを必死に押すんだけど ナースが来ない!
一人で ギャーギャー騒いでいたら レッドベルはグリーンベルに変化して 
またモニターは静かに波打ちはじめました。
お腹に手を当てて 「お~い!本当に生きてるか!」と何度も聞きまくってた時に
やっとナースがやってきた! 遅いよ~!
部屋の電気をつけて 「まだ寝てないの~? ちょっと様子見に来たわよ~」と。
もうこっちは、かなり前からナースコールしてるのに。

「それよりも このモニター見ていたら 2度程レッドベルが鳴って 
 ベビーの心臓が止まったみたいなんだけど 大丈夫なの? 」と聞いた。
ナースはモニターで以前の記録をボタンでチェックしていく。
波が飛んでるところを見つけて 「こことここ!」と確認してもらった。

「ここね、大丈夫よ~。この機械、こういうの時々あるのよね。」って...  聞いてないし。
そんなさ、何もわからないで いきなりビコビコとレッドベルが点滅されちゃ 焦らない方がおかしいよね。
「時々なるから 心配しなくて良いわよ~」だって。   
それなら 先にそういうことあるって説明して欲しかったし。

「このナースコールボタン壊れてない?」と聞こうとしたところで
ベッド横についてるナースコールボタンを見たら 私、ボタンを押していなかったことに気がついた。
ナースのマークが付いている下がボタンになっていた。
でも、確認する前に電気を消されていたから 
つい光のついたナースマークを必死に押していたんだけど 違ってたし。 
いやぁ ほんと何ともなくて良かったわ。
「まだ時間があるから できるだけ寝ておいた方がいいわよ~」とナースが去っていったのが午前4時。
なんとか眠ろうとしたけれど 結局 一睡も出来ずにいたのでした。


     そして 手術の時へ  つづく...


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ちびが生まれるまで

2008-06-23 23:33:30 | ちびが生まれるまで
ちび、ついこの間生まれたような気がしますが
もう 間もなく9ヶ月になります。はやいものです。

ちびは、9月26日生まれですが 
本当は10月に生まれる予定でした。
陣痛が来たわけではなく、
むりやり(帝王切開ですが)生んでしまったかたちです。

話しが長くなるので、興味のある人だけ読んでくださいね。
(カテゴリーの『ちびが生まれるまで』に
これから徐々に書いていこうと思います。)

まず何から話せば良いのかわかりませんが
いくつかに分けて 話していきたいと思います。
日本で生んだことがないので 
日本の病院ではどうなっているのか全くわからないし、
アメリカでも この田舎の病院と都会の病院では
いろいろと違うのかもしれません。

なので、私が体験したものは ごく一つの例として
(たいして参考にならないと思いますけど)
思い出しながら 少しずつ 書いていきますね。



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ベイビーシャワー

2007-09-17 22:10:28 | ちびが生まれるまで
旦那さんのオフィスの人達が今日『ベイビーシャワー』をしてくれました。
 ベイビーシャワーは、出産間近にお祝いするもので 赤ちゃん用品をプレゼントしたりします。
私は 参加するのも、受けるのも初めてで
しかも旦那さんのオフィスに行くのは2度目だけれど
休日の誰もいない時だったから オフィスの人に会うのも初めて。
 何をするのかもよくわかっていなかった私。
「大丈夫、大がかりじゃなくて 簡単に長居しないですむから」
「何か持ってかなくていいの?」「何もいらないよ。」

でも、卵巻き寿司とおいなりさん、立田揚げを作って持って行った。
(それだけでかなり疲労しちゃった私)
4時15分ということで、オフィスに着くと
受付の人に挨拶して 途中旦那さんと会い、
そこから会う人会う人みんなに挨拶して進む。
 旦那さんの話だと参加するのは7人くらい...のはずだったけど10人以上はいる。
持って来たものは 10人分もない...。
会議室に行くと ちょっとした飾り付けがされていて
テーブルには 料理とケーキにドリンク類、
そしていっぱいプレゼントがあった。
 私も持って来たものを渡すと
「メインなんだから何も持って来なくて良いのよぉ」と言われた。
 まだ仕事中の人も多いので 合間合間にやってきたり
挨拶してプレゼントを置いていく人もいた。

 飲んで食べて プレゼントを開けて おしゃべりして2時間くらいいました。
三沢にいたことがある人がいて、もの凄く寒かった話とか
大腸がんで あと4週間の命かもしれないと言われていたけれど
今はすっかり回復した人とか
みんな けっこう気さくに話をしてくれる人達でした。


プレゼントも商品券からおむつから
 いろいろとこんなに いっぱいもらいました。
 とっても ありがたいです。




 もらったものの中に カラカラなるオモチャがあって
それを鳴らすと おかしなことに
なぜかチェスもケブも吠えながら外へ様子を見に行く。

 黄色のぞうさんのぬいぐるみ、危なくまたケブにとられそうになった。
今度はしっかりしまっておきます。


 来月は赤ちゃん生まれていると思うけど
実は 旦那さんの前のオフィスの人達も「ベイビーシャワー」をしてくれると言っています。
 スパーキーのママが中心になって開いてくれるらしいです。
 生まれたての子を連れて 行く予定ですが
またまた旦那さんが 
「朝潮(すもうの)みたいなベビーをお披露目かな」などと余計なことを言ってるし。

今現在

2007-08-30 23:45:59 | ちびが生まれるまで
35週目の大きなお腹の私です。
昨日から週1回の病院通いになりました。(実は今日も病院でしたが)

ごく普通の毎度の検診は「順調に育ってますね。」
との お言葉をいただいておりましたが、
先週に限って、
「ちょっと赤ちゃんが小さいかもしれない。
エコー映像来週見ましょう」と言われました。
毎週順調で、今 急にそう言われたけれど
自分では、お腹が毎度毎度かなりな大きさになっていて
蹴られるともの凄いし、動けば「うおっ!」と つい言ってしまうほどで。
 膀胱なんてピンポイントで押されると痛いし、
トイレ行ったばかりでもまたトイレに行っちゃうし。
最近は毎晩1時間ごと起こされている感じです。

 皮膚の表面が部分的に ぽこっと飛び出してくるわ 動き回るわで、
(よくホラー映画でエイリアンとかがモゾモゾって...アレね)
旦那さんが私のお腹を触った時、飛び出してきそうで
「うぎゃあ!(こん時は英語だったけど)」と
驚いて手を引っ込めたくらい。
 妊婦になるまで こんなに動くもんだと知らなかった。
 動かなくても、横になって寝た後なんかは
起き上がると お腹の片方に寄ってぽこっとしてる。
 これが頭でこれってお尻?などと思いながら触ってると
動いて奥に引っ込むのですよ。

 確実に毎度お腹が大きくなっているのを実感している私。
ちょっと小さいなんて言われてもぜんぜん気にしないし
そろそろ映像が見たいなと思っていたところ。
何かあるかもの理由でエコーを見るということは
保険が利くということで安くなるから、逆に喜んだ私達
 日本の場合は、毎月見るようなことを聞いてますが
アメリカでは 生まれるまでの間に1~2回くらいしか見ないようです。
(保険が利くのはそれだけで、もっと見たければ高いけど払ってね状態)
だけど、ここのクリニックの映像は良くないから
前回、都会の病院で見たものとは全然違うし良くわからなかった。
(機械が古いからなのかな。その分、安かったけど)

あまり鮮明ではないけれど、頭に毛がフサフサ生えていたし
瞼を開けたり閉じたり、口もパクパクしていました。
で、大きさはというと
「35週よね? 頭の大きさが37週の大きさだわね。」と
エコー映像の撮影してくれたお姉さんが言いました。
要するに うちの子は小さいのではなく
35週のボディを持ちながら 37週の頭......
小さいんじゃなくて 頭がデカイってば。
 ドクターに ちょっと小さいかもって言われたことを話すと
「この子はすでに6パウンドくらいはあるわよ。」と。
「おなたの場合、この子が生まれたら、そのままビキニ着て帰れそうね。」
なんて冗談をいうお姉さん。
 実は サウスカロライナってアメリカで第5位の肥満の州。
はっきり言ってこの辺で 痩せている人(太っていない人)を探す方が難しい。
痩せている人をみると病気かしらと思ってしまうほど。
 普通の人が私よりも大きなお腹をしているので
ほんとにごく最近まで 私が妊婦だなんて誰も気がつかなかった。
 そして私も周りの誰が妊婦さんか、よくわからないのですよ。
下手に「妊婦さんですか?」なんて声かけれないの。

今回のエコー映像では心臓もちゃんと動いてるし
1分間に130で 120~180であれば普通らしく
この映像で見る限りでは正常だよーとのこと。
 
 毎回、お腹の大きさをメジャーで測るのは 
周りじゃなくて胸の下からお腹の出っ張りの下まで
要するにお腹を縦に測るだけなんです。
たぶん、前回はお腹の端っこの方に寄っていたとか
縦じゃなくて真横に寝てた時に
ドクターがメジャーで測ったのかも。
 とりあえず、今は問題はないようです。

 初めて病院に行った時からのことなどは 後で別に書こうと思っていますが、
日本とはけっこう違うみたいですよ。

 もうあとひと月ちょっとで生まれる予定です。
お腹も年中張ってちょっと痛くなることが多いので
横になって休むことも増えました。
かがむのも大変だけど この前ワン達をシャンプーしました。
 不調だったチェスは シャンプーでさっぱりしたせいか
薬で調子が良いのか めちゃくちゃ元気に動いてました。

 動くのもおっくうになっている私ですが 
毎朝晩のワン達との裏庭のフェンス向こうの散歩は必ず出てます。
ワン達には運動不足で申し訳ないけど もうちょっとの辛抱。
...って生まれたら生まれたでまたなかなか出かけられなくなるのだろうけど...
10月には 母と妹と従姉妹がやってくる(?)らしいので
ワン達もいっぱい遊べるといいな。