最近ブックオフで 夜行観覧車を買いました。
基本的にミステリーは読まないのですが、
このドラマを見て居たので、
原作もいつか読んでみたいと思って
買ってみました。
ブックオフですが、凄く綺麗な状態で
置かれて居たので、Nのために と２冊買ってしまいました。
湊かなえさんの文章が読みやすくて、
普段それほどミステリーを読まない
私でも
すいすい読み進めることが出来て、
３日で読み終わりました。
通勤の電車とお風呂で読むのでずっと読んでいたら直ぐ終わりそう…。
原作を読んで考えると、
まゆみは 鈴木京香とはちょっと違うな…と
思いました。
ドラマの方が凄く優しげに変えられてきた気がする。
でも、彩花とか ひなこちゃんとか、他は原作のイメージを
壊さなくて、あっていると思いました。
宮迫さんは良い俳優になったなあと
改めて思うドラマでした。
私、この、表面だけを見て人の心を一つの言葉で
表せない、と言う事を描いた小説が好きです。
誰も悪くない。でも誰も正しい訳じゃない、と言う感じで
そう言う隙間の心を描く感じが好きです。
個人的には、一番悪い所がないのは比奈子かなと思いました。
どうでもいい話ですけど
石田ゆり子さんの人妻って凄く色気があってドキドキしました。
終われている姿も、
追い詰められている姿も美しかった。
ちょっと話がずれるけど、
一つの事件が起きるのって、一つのきっかけだけではない、と言う
事を考えてみると、
幽助が蔵馬に対する行動をするのも
一つのきっかけだけではないと思う…。
逆に幽蔵前提だと飛影はそう言う行動に出ることはない気がする。
何故だろうと思うと、理由ははっきり浮かばないけど、
そんな気がします。