池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

ベトナムの祝日

2012-09-06 20:58:24 | ベトナム生活あらかると
ようやく日本人スタッフが休みを取り終えたので、私の番。

明日の夜、ハノイを発って、日本に一時帰国(夏休み)です。

でも、悲しいかな宿題一杯なので、日本で仕事することになりそう、と言いますか、せにゃならん。。。

家の事もいろいろしなければならないのに。(その顛末は、また別途、日本からでも)

さて、”家の事”に関係して、在留証明なるものを大使館に取りに行きました。

現在、住民票が日本にないので、諸々日本での手続きには、住民票に代わる、”ベトナムに住んでいますよ”を証明する書類が必要なのです。

ハノイの日本大使館の窓口


意外と、人がいませんね。

かつて、他の在外大使館に行くと、ビザを取得しようとする現地の方で、窓口がごった返していたものですが、そのような需要があまりないのかな?

在留証明ですが、まず、在留届を提出していることが前提です。

今や、WEBで届けることができますので、少し前に、遅ればせながら届出を済ませておきました。

で、在留証明を申請しますが、申請書に、ハノイでの住所を記入します。

日本の住民票のイメージでいたので、活字で印刷されたものが渡されるものかと思いきや、

手書きの申請書(書き損じたので、やや汚い)のコピーに、谷崎大使(穏やかなおじいさん。会合で何度も挨拶していますが、ホント、素敵な方です♪)の判子が押されただけのものが渡されました。

なんか、後から書き足したり、改ざんできそうですが、そんなもの?

まあ、日本にいません、ベトナムに住んでいます、だけの証明ですからね。

そして、ただそれだけの手続きで、VND300,000。それは高いんじゃないのかね^^;

さて、交付を待っている間、掲示板を眺めていると、

大使館の休日案内が。


ベトナムの祝日+α。

うちの会社より、休み多いな^^;

面白いと思ったのは、日本の勤労感謝の日、天皇誕生日が休みなのこと。

大使館ですから、天皇誕生日が休みなのは何となくわかりますが、なぜ、日本の勤労感謝の日が休みなのでしょうかね。不思議です。

ところで、再三、ベトナムは祝日が少ないと、このブログでも語っていましたが、

来年5月に施行される、新労働法では、祝日が3日も増えます。

テト(旧正月)が、4日間から5日間へ。

でも、まあ、皆休むので、実質はかわらないか。
(スタッフが休むので、今年は、出勤していましたね、私は)

でも、未消化の有給は、給料で精算しなければならない国なので、その分(ちょっとだけ)コスト増ですね。経営者目線では。

もう二日間は、面白いことに、外国人に対して。

ひとつ目は、母国の元旦が祝日。

でも、これは、陽暦の元旦(1/1)が既に休みなので、日本人には関係なし。

イスラム圏から来た人とかは、休みが増えるのかな?よくわからないし、そういう人を見ないけど。

実質、休みが増える人は少ない、と。

もう一つは、建国記念日の類が休みになると。

つまり、ベトナム人は休みではないですが、日本人は、建国記念日が祝日になります。

社会主義国でありながら、失業率が低くはなく、外国人の就労には、諸々制限のある、面倒な国ですが、ベトナムで働いて、経済発展に寄与している人には、少し恩恵を施そうって感じでしょうか。

でもねぇ、、、

ナショナルスタッフだけ残して、日本人の管理者は、、、絶対に休めない。。。

典型的、有名無実、ですね。

つまり、私にとって休みは増えないことが分かりました^^;

Sapa(バックハー編)

2012-09-05 21:15:35 | ベトナム生活あらかると
3泊2日(車中2泊)のサパ旅行の最後です。

日曜(独立記念日)は、Bac Ha(バックハー)へ行きます。

サパから、ラオカイへ戻り、反対方向(北東。サパは南西)へ、またしても乗客満載のワゴンで3時間です。

# 皆7:00に待っているのに、遅れてやってきたガイドの説明。最初、8:00に出発し(やっぱり。最初から7:00とか言うな)、2時間程度でバックハーに到着し、が、到着は10:30なので、現地で2時間、市場を見て(30分増えたぞ)、が、車に乗ったら、到着は11:00頃で、と更に30分伸び(ドライバーが家に立ち寄るとか、意味不明の理由を言っていた)、でも、結局10:15頃到着。そして、再集合の時間が、話す度に、12:00、12:20、12:30と変わり、最終的には、たぶん12:30になりましたね。もう、誰も聞いていないけど。

6:00に朝食を摂りにレストランに行くも、6:30からと言われ待つことになりましたが(でも、6:30には食べ物は揃わない)、テラスで景色を堪能しました。

霧が流れるように、山肌を覆い、幻想的で美しい景色です。(でも、雨。出発する頃には止んでくれました)




車で、昨日は登ってきた道を下りますが、ここで、”ものすごい心残り”を感じました。

棚田の景色が、昨日のカットカットの”トレッキング”とは比べ物にならないくらいキレイで、なんといいますか、ダイナミックなのです。

山の斜面一面が、細かい棚田になっていて、ポツポツ見える民家、小川や渓流が流れ、畦道には民族衣装の人がちらほら。

こんな景色を、のんびり、じっくり堪能したかった。。。

カットカット村の景色や、ホテルのテラスの景色もいいのですが、こんなのを帰り道で、車の中から見せられるとねぇ~

もう一回、来なければ。そう言えば、写真でよくみる吊り橋の風景も見ていないし。

完全に心残りを感じました。(この後、もうひとつの心残りがあります)

さて、バックハーに到着すると、サパの黒を基調とした民族衣装ではなく、カラフルな衣装が目立ちます。花モン族だそうです。

基本的には同じ感じなので、それぞれ、いろいろ付け足して(としか表現しようがない。重ね着なんですよね)、オリジナリティーを主張しているようで、皆さん魅力的です。老いも若きも。

市場へ入っていきます。

民族衣装の人形


基本の肩掛け(う~ん、肩掛けという表現でいいのかなぁ)


揚げパンのような、天ぷらのような、お菓子をつまみつつ、市場を回ります(写真を取るiPhoneが、指についた油でベトベトに^^;)


サパでは、観光客向けの市場(広場の露店)にモン族が集まっていますが、こちらは、観光客向けは、普通の格好をした人ばかりで、花モン族の人たちは、むしろ、買い出しに来ているようですね。(もちろん、観光客向けにカバンとか売ったり、地元の人向けに食料を並べている人たちもいましたが)



世間話に花が咲いているようで。




花モン族で溢れる市場


おしゃれに余念がないですね。同じようにみえて、結構違うのでしょう。








写真を取ってプリントアウトする商いです。女の子は真剣です。


撮影前には、ちゃんとお化粧して。


子供を背負った方も多いのですが、その”おんぶ紐”というかなんというか、背負うものもカラフルだし、お母さん共々、素敵な装いですね♪


牛コーナー


馬コーナー


(立ち話ながら)井戸端会議は続きます。




子供の衣装は、大人と違った感じで素敵で、とっても可愛いですね。




昨日のモン族もそうですが、子供もイヤリングをつけています。生まれてすぐつけるような事を聞いたことがあります。感染症とか、心配しちゃいますが、余計なお世話でしょうか。


さて、昼も近くなり、食堂エリアが混んでいます。


食べているのは、これ。


モツ煮のようです。昨夜、モツ鍋を食べました。中身は同じような感じですが、スープの色とか、こっちは更に濃く、野菜はなしで、ご飯にかけたりして食べています。みるからに旨そう。。。

うちのスタッフが推薦したのは、実はこっちではないのだろうか(疑念)。。。食べたい。。。

でも、再集合して昼ごはんと言っているし、昨日、あれだけ豪華だったし、これだけ皆が食べているからには名物でしょう。でるんじゃないかな?

と、集合場所に戻ったら、、、

戻った場所の、小さい食堂で、チャーハン、焼きそば、フォーから選べ、と。。。

ありえないだろ、それ!

市場に戻ろうかとも思いましたが、他の皆さんに迷惑をかける訳にもいかず、、、泣く泣く焼きそば(インスタント麺)を。。。

本当に美しい棚田といい、この名前はわからんけど超旨そうなモツ煮といい、絶対もう一回くるぞ、その時は、お金がかかろうが、プライベートツアー組もう!(さすがに、自分でアレンジは無理だろうから)

これが、二つの心残りでした。。。

寒い昼食のあと、サパ編でも触れましたモン族のおうちへ。






驚く自分が嫌になる現実。

今、お金をもらうなら、このままの生活。でも、それが、根本的な豊かさになるのか。所詮、第三者、持てる者故の甘美な感傷に過ぎないのだろうな。。。

なお、こちらのご家族、近所の方々は民族衣装を着ていませんでしたね。

サパ:普段も民族衣装。市場は、観光客向けに民芸品販売
バックハー:普段は洋服。市場は、自らの生活品買い出し、でも、民族衣装で

なのかなぁ。。。

どっちにしても、気持ちは揺れるなぁ。。。

続いて、ガイドが、ロマンティックリバーの川下りを勧めます。

全員が行くと言うなら行くと。行かない人がいれば、待たせるのは悪いので行かない。ただし、追加料金VND80,000(300円くらい)。

ついには、みんな行きたいと言っているけど、どうする?と聞いてきたので、たいした額でもないし、行こうか、と我々3名。

その後、ドイツ人カップルに訊ねて、断られていたので、皆行くからと、適当な事を言って、小遣い稼ぎしているんだなと納得(そんなこったろうとは思っていたし)

ところで、ロマンティックリバーって、どんだけロマンティックなんだろうか?

答えは、これ。






せいぜい10分。どこがロマンティックやねん。

一緒のボートに乗った日本人のおにーちゃん達3人組(彼らの会話は、傍で聞いていると、かなり面白い。)も、最初は「水、冷てー」「風、気持ちいー」「あっちの船、速ぇー」なんてはしゃいでいましたが、「もう、終わりかよ」と、急に萎んでいて、それを見て、溜飲が下がりました^^;

待っていた(待たされていた)ドイツ人カップルと合流し、車でラオカイへ。

駅の直前で、中国との国境に立ち寄ります。


国境となっている河は、紅河。ってことは、ハノイを流れるあの紅河か。へぇ~、と、なんとなく感動。

川向には、”河口(ハーカウ)”の文字が。ちなみに、ラオカイは”老街”らしい。

簡単に行けるみたいです。入国目的、Dinnerとかで。次回、是非。

昨日の朝の、雨の中のごった返す印象とは、全く異なる、閑散とした日曜夕方のラオカイ駅。


ドイツ人と我々だけワゴンを降り、残りはサパへ引き返して行きました。

# 3連休だから、もう一泊も可ですが、朝ハノイに帰ってきて、その日仕事というのもねぇ。

駅前には、ハノイ往きのバスも。軽く横にはなれるようですが、これで9時間とかはちょっと^^;


さて、電車は9:00。現在4:30。後は、ごはん食べて、足マッサージでもして、電車を待つか。

と思うも、ラオカイって、あまり栄えている感じないですね。日曜のせいかもしれないけど。

一方、河口の方はずいぶん栄えている感じですが。

とりあへず、表で何かを焼いていて、いい匂いをさせていた食堂へ。

アヒル料理の店でした。メニューはあったけど、10種類くらい、全部アヒル。

注文している時、一羽、生きているのが奥に連行されて行き、しばらく後、頭のない状態で表に向かいました。。。

まずは、バーベキュー(表で焼いていたやつ)


付け合せの支那竹みたいなのが、かなり辛かったのですが、美味しかった。ハノイにもないかな。中国国境故かな?

次は、野菜とのにんにく、唐辛子炒め。こっちの方が、柔らかくて食べやすいですね。どっちも美味しいけど。


〆はお粥。


ベトナムに来て、お粥の鍋だけでなく、お粥を楽しむ機会が増えました。病気の時の食べ物ではないし、肉も魚も、野菜、ハーブも入って、出汁も効いているので、コクと旨味があるのが、ベトナムのお粥です。

で、トレッキングの疲れ、筋肉痛を癒すべく、足マッサージで時間を費かって、電車に乗る丁度いい時間になりました。

帰りは、列車が動き出すやいなや、全員、即寝。

私も、社内の音楽で起きましたが、すでにロンビエン駅。直に、ハノイ駅です。やっぱり疲れたんですね。

繰り返しますが、寝台車は楽です。すし詰めワゴンに3時間なんかより、寝台で9時間の方が遥かに楽。サパへのハードルが、行く前より、格段に下がりました。

心残りを解消すべく、近いうちにまた行きたいですね。

朝6:00、ハノイ駅で解散。


余談。

最後の足裏は効きました。

指や棒が足裏に刺さるんじゃないかと思うほど強烈。

でも、私の担当のおにーちゃんは、隣で連れを担当している女の子との会話に夢中で、無意識で私の足にマッサージを施しているので、私の苦悶や、足を引っ込める仕草は完全無視。

足をひっぱり戻され、淡々と進めます。その間、楽しく女の子と喋っています。。。

でも、腕はいいようで、一気に足がかるくなりました。

しかし、一晩経って、余計痛くなったのと、脛が赤く腫れている(荒れている)のは、このマッサージのせいかも。

Sapa(サパ編)

2012-09-04 20:27:10 | ベトナム生活あらかると
カットカット村”トレッキング”からサパの町に戻り、昼ごはんです♪

ツアーに含まれているので、食事は選べませんが、メニューを見ると”ラオカイ・ビール”というものが!


ややライトな感じ。喉が乾ききっていたので、一気飲みして、もう一本注文^^;

ツアーに含まれる昼ごはんって、がっかりするのが普通ですが、この日は(というのは、翌日はかなりがっかり)なかなかの品揃えでした。しかも、ベトナム料理ってポイントをおさえてありました。


でも、このテーブル、我々3人+フランス人のカップルの計5名だったので、食べきれませんでした。。。(写真に収まっていないところにも、他の料理があり)

このフランス人カップル、男性は物静かでしたが、女性の方はあれこれ話しかけて来て、面白い人でした。日本に戻る先のある出向なのかとか、アパートは会社が用意するのかとか、なんかポイントが妙でしたが。

さて、ごはんの後はフリーなので、サパの町を散策です。

ちゃんとした店構えの通りもあれば、路地、階段に構えた露店もさまざま。


栗(濃い茶色)、アーモンド(薄茶色)が名物のようです。お土産でもらって美味しかったので、ビールのおつまみにアーモンドを購入です♪


市場には、もちろん野菜、果物、肉、衣類などいろいろ売られており、


これはTao Meo。日本語訳は”リンゴ”ですが、そんな風には見えないですね。(しばらく前に、ゴルフ場で、キャディーに頼まれて、木に生っているのを、クラブで叩き落として食べたアレかな?)梅酒用に、青梅がこんな風に売られている光景は日本でも見られますが、こちらも、焼酎に漬けて、果実酒にします。


既製品に混じって、ミネラルウォーターのペットボトルに詰めて売られている、自家製チリソース。思わず手が伸びましたが、今日のところは自粛します。(持ち帰り難い)


たくさん足がありますね~


そうなる前の方々


広場は、モン族の露天で一杯です。






手工芸品の刺繍はカラフルで、眺めている分には面白いのですが、買ってもなぁ、、、という感じが惜しい。

しかも、しゃがんで手にとろうものなら、大勢に囲まれて、却って、買おうという気が萎えます。それでも、子供達に囲まれると、買ってあげようかなぁ~なんて悩むのですが、それこそ、全員から買う羽目になるので、ここも自粛です。

民族衣装のような、そうでもないような、、、お人形さんのように可愛かったので一枚^^


生のハチミツ。栄養はありそうですね。無添加、そして無殺菌^^;


決して、不思議なことではないのですが、民族衣装の方が、携帯電話ショップにいるのって、ちょっと面白く感じてしまいました。


ただ、この面白く感じてしまうところが、自己嫌悪を感じるところでもあるんですよね。

自分は携帯電話を持って、不自由のない生活をしていながら、伝統的な(貧しい)生活をしている人には、その枠の中にいて欲しいような。

この民族衣装を来て、棚田を耕し、町に出て工芸品を売る生活は、強制されているわけではないでしょうけど、それしか選択の道がないのも確かでしょう。

翌日、モン族の家を見学しましたが、貧しい印象しか得られませんし、お金をもらうために、生活を公開している彼らも、不自由のない生活をしていて、高価なカメラや携帯電話を片手に、ぞろぞろやってくる観光客を、歓迎はしてはいないと思いますね。

私も含めて、観光客の驚きの表情は、Cross Cultureに感じ入るものではなく、こんなところでよく生活ができるなぁ、ですし。それは相手にも伝わりますから。

しばしば、精神の豊かさとか語られますが、前提に、生活の保証があっての話で、物質的に貧しい方が、いいなんてことはありえないし、貧しさから、子供達の将来の選択肢が限定され、大きな夢が見られない(無理と思うのではなく、夢をみるということがわからない)のは悲しいことだなぁ、

と、東南アジアで仕事を長年やって、都市部だけでなく、地方もそこそこ回っていると、観光客をやっている自分は棚に上げても、そう思ったりするんですよね。

さて、次は、広場横には博物館があるので、行ってみると、


暗い館内。埃が溜まっていて、掃除されている感じもなく。どうせなら、民族衣装を色々飾れば、観光コースにもなるだろうに、とも思うのですが、そんな風でもなく。。。




建床の一階部分は、民芸品の展示があるのですが、むしろ販売がメインで、ここもまた、広場の露店と同様に、食い下がり方が厳しく、ゆっくり眺めることも叶わず、早々に退散です。

# もう少し、ゆっくり見させてくれれば、買うかもしれないのになぁ。何にしても、待てないんだよね~、こちらの方々って。

夕飯は、同行者が、スタッフからいろいろお奨めされてきたようなので、それらを食べに。

広場脇には、Khu Am Thuc Sapaという食堂街があり、そこへ行けと指令を受けたそうです。

一応、屋根のある、ローカルっぽい店がたくさん固まっています。

覗くと、どこも似たりよったりですね。却って迷います。

こんなのが店頭にあると、ポイントが高いです。私には、ね。


お奨めされた、馬肉(モツ?)の鍋は、どの店にもあるようです。どの店もこんな感じで、鍋が準備されています。


ただね、このテーブル、低すぎるよね^^;疲れそうなので、我々はテーブル席へ。

とりあえずビールですが、その前に、Tao Meo(リンゴ)の酒を試しませんとね。再利用ペットボトルに入って出てきました。


大元は、梅酒の瓶のようなものに漬かっています。小分けにしてお店に出したり、そのまま売っていたり^^;


果実酒なので、酸味と甘味があって飲みやすいですね。でも、きつい。ソーダ割りとかいいかもね。ちなみに、この500mlでVND35,000(150円くらい)。ここは、たまたまペットボトル売りしていましたが、市場とかでは、瓶(5L)売り。買って帰りたい気もしましたが、それを明日持ち歩くのは。。。

浸かっているのは、リンゴだけではありません。中央の蛇は、ずいぶんとデカイですね。


さて、鍋です。名物のようです。馬(のはず)のモツ鍋です。あっさりしています。美味しいです♪


これは、塩豚のバーベキュー。ビールに合いますね♪


昼間ぶら下がっていた豚も、こうなるのでしょうかね^^;

ご飯は、竹筒に入ったおこわ。添えてあるピーナッツ塩(ピーナッツと塩)を付けて食べます。おにぎりのように、お弁当で持ち歩きたいくらいです。美味しい♪


朝晩は、肌寒いと聞いてはいましたが、日中と寒暖の差が激しいです。海抜1500mだったと思い出しました。

雨も降ったり止んだりでしたし、鍋で温まってよかったです。

外は、電灯がなく、暗闇に近いのですが、広場は、日中より人出があり、モン族の露店も引き上げていません。暗くては、綺麗な刺繍も見にくいので、買いづらいだろうと思うのですが。そして、売っている人も、黒い”いでたち”ですし。

まだ宵の口なので、通りに面したカフェで、通りを眺めながら、ラオカイ・ビールを、一本、二本・・・

明日は、早起きしてBac Ha(バックハー)へ向かいます。

# ガイドからは7:00出発と聞きました。どうせ8:00頃になるんだろうと思いますけど。今朝のように、客は揃っているけど、ガイドが来ないみたいに。

<バックハー編>に続きます。

Sapa(カットカット村編)

2012-09-03 18:14:24 | ベトナム生活あらかると
9月2日はベトナムの独立記念日で、本日はその振替休日、今年最後の祝日で週末三連休です。

そこで、Sapa(サパ)へ行くことにしました。

Sapaはハノイから北西、中国との国境、Lao Cai(ラオカイ)省の町。

モン族、ザオ族などの少数民族が暮らし、美しい棚田が有名です。

寝台列車で行くのが普通で、夜に出発、約9時間後の早朝にラオカイ駅に到着し、そこから車かバスです。

# 一見、やたら遠そうですが、ハノイから240km。もし新幹線があれば、9時間も乗らず、1時間半で着くのですがね^^;

さて、金曜夜にハノイ駅を出発です。

# 北へ向かうので、大通りに面した、ロッテリアのあるハノイA駅ではなく、裏手のハノイB駅です。さしずめ、かつては東北への玄関、上野駅と、大阪への東京駅でしょうか。どちらも旅情溢れる駅で、好きです。



旅行会社に7:30に集合するも、渡されたチケットの出発時間は9:50。人でごった返すハノイB駅で、夕飯(屋台のテイクアウト)を食べて出発時間を待ちます。

# せめて9:00頃に駅集合なら、アパートからも近いし、大慌てで会社を出る必要なかったのに、、、と、やや不満。そもそも旅程表には、時間が一切書かれていないんですよね。まあ、書かれてあっても、社員旅行の時のように、その通りいくはずがないですからね^^;

出発時間が近くなり、ホームに出て寝台車へ乗り込みます。


いくつかのランクがあります。三段ベットの6人部屋、二段ベットの4人部屋、ツインの部屋、豪華客室のヴィクトリア(豪華ホテルとセット)。寝台ではなく、リクライニングの車両、硬い椅子の車両もあります。

我々は、四人部屋です。ツアーとしては、一番お安く、ツアー代金は、ヴィクトリアの半分なのですが、思ったより小奇麗で快適。”寝台列車の旅”的な風情も十分です。


ずいぶん揺れるので、寝ているのか起きているのか分からないまま、9時間が過ぎ、土曜日の早朝、7:00過ぎのラオカイ駅に到着です。

# 時刻表では、6:15到着でしたが、利用した事のある人に聞いても、いつもそれくらいか、もっと遅れるようです。時刻表を修正するという考えはないのでしょうかね。まあ、誰も気にしていないでしょうけど。

ラオカイの町は、どしゃぶりの雨でした。。。トレッキングとか、どうなってしまうのだろう、、、


と心配しましたが、朝方は降るものらしく、すし詰めのワゴン(私は、助手席に二人で座らされ)で、サパの町に向かう途中に雨は上がってくれました。

宿泊したのは、Holiday Sapaなるホテル。ロゴが、Holiday Innっぽいが、、、


ちなみに、写真のロビー階は、5階にあたります。なぜなら、

ホテルは山の斜面に建っており、テラスから、サパの山並みを望むことができます。従って、出入り口が上にあるんですね。


ホテルのテラスからの眺めです♪


朝食を摂って、フロントに訊ねても、いつ出発するかわからない、だらだらした時間を過ごしていましたが、10:00頃にようやく”トレッキング”に出発です。

でも、この”トレッキング”って、山の尾根や渓谷、あるいは田圃の畦道を歩くのかと思いきや、ホテルから行き先のCat Cat(カットカット)村まで、舗装道路を歩いていく、ことでした。

ホテルを十数人で出発しましたが、誰もが同じようなことを考えていたらしく、「どこで車に乗るんだ?」のような事をぶつぶつ囁いていましたが、後ろの方をだらだら付いてくるガイド(ガイドしろよ)に視線をむけるも、そのまま歩けのようなジェスチャーをするので、皆、なんとなく理解。。。

カットカット村の入口に到着。


滝があるらしく、そこへ向けて”トレッキング”のようです。


途中途中の棚田の景色は素敵です。後、ひと月もすると、黄色く変わって、それもまた綺麗でしょうね。




土産物を商う小屋も並びますが、近所(ホアンキエム湖)で売っているものも多く、、、




水牛の親子(右が子牛、念のため)


小一時間程、ずーっと下りで滝に到着。


マイナスイオンを浴びて、気持ちが良いものの、帰路は、ずーっと登りかと思うと気力が萎えます。

モン族の方が踊りを披露してくれる小屋がありました。

傘を使って、華やかです♪


僕は、中央の娘がタイプだなぁ^^;






同じ黒を基調にした民族衣装ですが、デザインは異なります。違う民族なのでしょうかね。


バンブーダンス♪




ラオカイから車で山道を登ってくるとき、これらの民族衣装を着た人たち(鍬や荷物を背負ったり)とずいぶんすれ違いました。観光客向けではなく、本当に、普段の生活で着ている服なんですよね。ただ、なんか草臥れた感じがありました。

しかし、年配の方々が着ているのとは違って、若い娘さんだと、華やかでいいですね^^;

踊りを堪能し、”トレッキング”再開です。往きとは違う道で、こちらは少し”トレッキング”っぽかったです。往きにも通ったアスファルトの道路までは。





カメラの被写体として、大人気でしたね、この子供は。


帰路のルートの方が、棚田を見る角度がいいですね。










さて、サパの町に戻ります。下りもツライが、登りもツライ、、、早くビールが飲みた~い、という事で、一旦区切って、<サパ編>に続きます。(長くなったので^^;)

おまけ写真。ベーコン用とかに、干してある肉は見たことあるけど、そのまんま吊るされているのを見るのは初。

現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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