池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

飯能のムーミン谷に行ってきました。

2019-10-29 18:00:00 | 遠足・旅行

昨日は、義妹、奥さん、私の三人(平均年齢50)で、ムーミンバレーパークに行ってきました。

 

混むと入場制限がかかるようですが、平日(月曜)なので心配はないとは思いつつ、念のため、Webから入場チケット(大人ひとり1,500円)のみ予約しました。

ムーミン屋敷のガイドツアーなど有料アトラクションは時間枠で、チケットを買っておかねばならないのですが、ゆっくりめに出かけて、3時間くらい滞在して、その足で義妹は和歌山に帰る予定らしく、

私もこの姉妹との付き合いは20年を越えて、こういう所へ行った時、どんな行動をとるかは容易に想像できるので、アトラクションチケットは無用と判断しました。

いつもの”どんな行動”とは、滞在時間を3時間とした場合、

  • 目に入ったグッズショップは全部入って、45分
  • 食事と休憩(疲れたとお茶)で、1時間以上
  • トイレに数回、15分
  • 施設やアトラクションにかける時間は、園内移動含めて、1時間未満

実際、だいたい12時から3時までいましたが、二人が展示を観賞していたのは、30分ありませんでしたね(苦)

 

行き方ですが、とにかく池袋に行って、西武池袋線の急行に50分乗ると、飯能に着きます。

そこから直行バスで10分です。

駐車場から、メッツァの敷地に入りますが、メッツァ(フィンランド語で”森”)の名の通り、自然の森の中を進み、気持ちが盛り上がってきます。

 

なお、ムーミンバレーパークがあるメッツァとは、普通のショッピングセンターを想像していましたが、ショッピングセンターではあるのものの、作りはロッジというかログハウスという北欧風というか、な感じでした。(確かに、イオンみたいのが建っていたら興醒めでしょうから)

建物には入りませんでしたが(入ろうものなら、更に、数十分を浪費することになるので)、

北欧風、オーガニック、アウトドア、輸入雑貨、セレクトショップ、etcな感じのお店が入っているようです。

 

目の前には宮沢湖が広がっています。

天気が良くて、ラッキーでした。

もう少しすれば紅葉も綺麗でしょうけど、寒くなってしまうでしょうから、昨日の天気、気温がちょうど良い感じであったのかも。

椅子にもたれてゆったりと景色を眺めたり、レジャーマットを持参して芝生で寛ぐのもいいですね。(慣れた方々も多数)

 

先へ進むと、湖畔にムーミン谷の風景が現れ始めます。

写真に写っているワイヤーは、湖の上空を渡るジップライン(別料金もの)です。

 

入口にきました。ムーミンの世界観の始まりです。

そして、案の定、二人は最初のトラップに引っかかりました。。。

私もグッズショップを見ないわけではなく、こういうの(手人形)は、コンプしたくなります(笑)

ただ、混んでいると苦しくなるので(病気のせいで。今回も、久しぶりの山手線と池袋駅構内の混雑で、ちょっと意識が飛んでしまい、慌てて薬を服用しました)、あまり居たくはないのです。

それに、普段から、うちの奥さんが雑貨屋で、ウィンドーショッピングにかける時間は半端なく、その間、ただ待たされるのも耐えられないのです(辟)

とはいえ、これは面白いと思った、ニョロニョロのバームクーヘン。

でも、持って帰りにくそうだから、やっぱり、買わない(苦)

 

水浴び小屋が湖に突き出ています。

中もちゃんと作られています。

ちょっと離れたところから、湖と青い空をバックグラウンドして、絵になります(感)

ただ、ジップラインのワイヤーが邪魔。

 

メイン広場には、キャラクターの着ぐるみ(と、ここでは言っていいのかな?TDLとは異なり)がいて、話しかけると一緒に写真が撮れます。

なお、この方々は縁のゆかりもない人たち。

写真を撮っているところを写真に撮るモデルにさせていただきました(謝)。

 

メインとなるムーミン谷エリア。

左が、ムーミン屋敷。右は、リトルミイのプレイスポット。その奥は、海のオーケストラ号。いずれも有料スポット。

ムーミンの家は、1,000円払って予約しないと中に入れてくれないという敷居の高さです(笑)

 

ここで、ひとまずランチと思って、コケムスという展示施設にあるレストランに入ろうとしたのですが、

機械から予約をして、一時間待ちでした。。。

中を見ると、全然混んでいないのですけど(疑)

待っている間、アトラクションを見てまわれるにしても、レストランとしての効率は悪すぎますね。

 

まあ、仕方なので、コケムス内の展示を見てまわります。

まず3Fは、ムーミン谷に迷い込んだ気分になれる体感展示「ムーミン谷の自然」です。

ちょっと、毒々しいですけどね。

私は子供の頃、TVでムーミンを観た世代ですが、今の子供達にとっての、ムーミンの知名度ってどのくらいあるのでしょうか?

大人は、アニメを懐かしいと思いつつ、原作のシュールな感じもわかって(ウォルト・ディズニーというより、水木しげるに近い)楽しめると思うのですが、小さい子がこの展示を楽しいとか、可愛いとか思うかどうか。。。

まあ、雰囲気の明るいオブジェもあるので、そちらで写真を一緒に撮るのはともかく。

あと、シュールと言えば、スナフキンですが、この味わいが、今の子供に通じるのか。。。

 

その先も体感展示が続きますが、テーマは絵本に変わって「それからのどうなるの?」

これも子供向けではないかな。。。

それにしても、今やどこでもプロジェクションマッピングですね。

 

続いて、2Fに降りますが、吹き抜けの上(3F)から、ムーミン谷のジオラマが見えます。

かなり、細部に拘った、精巧でムーミンの世界観が感じられるジオラマです。

ムーミン屋敷は回転して、内と外が観られます。

こういうシーンは映画で観た記憶が、、、

風の谷とは違って、全体的にはやはりおどろおどろしく、

(宮崎駿でもなく、やっぱり水木しげるの世界に近いと思う)

奥さんが言うには、トーベ・ヤンソンは戦争の影響を受けているから、と(そうなの?)

おねいさんのミムラかな。

ミーは、テーブルに乗って、用意している?つまみ食いしている?

ママの紅白エプロン、懐かしい。

 

2Fには、ジオラマだけでなく、物語の印象的な挿絵や言葉を展示した常設展「ムーミン谷のギャラリー」、ムーミンの変遷を展示する企画展「ムーミンとトーベ・ヤンソン」があるのですが、、、

お二人は、ジオラマもそこそこに、お隣のグッズショップへ行かれてしまいました(呆)

ので、待っているのも馬鹿馬鹿しく、一人常設展へ。

物語の挿絵を、立体絵本のように構成しています。

こちらも挿絵だったのかな?挿絵の原画(のレプリカ)?

企画展の方は、撮影NGなので写真はありませんが、絵の隅っこに黒い犬のように書かれた初期のムーミンを鑑賞したり、

ムーミンの世界観というよりは、トーベ・ヤンソンという人物について知ることができます。

 

私としては、こちらが一番落ち着いて鑑賞できてよかったかな、と。

続いて、ビデオ上映のコーナーもあったので、そちらを、と思ったら、「レストランの席が空いた連絡がきたよ」と、グッズショップの奥さんから電話が、、、レストランに向かいました。

 

で、レストランですが、やっぱり空いていて、、、

でも、席に案内されるのに、更に時間がかかって、、、

席に着いたら、注文をとりに来るのかと思ったら、、、

社食・学食のように一列に並んで、キッチンカウンターへ食事を買いにいかねばならず、、、

オペレーション悪過ぎます(呆)

ハンバーグ、ハヤシライス、チキンシチュー、、、それっぽい盛り付けですが、お味、お値段共に観光地標準でした(苦)

でも、値段については、この謎の予約システムのレストランが、一番マシだったかも。

屋台とか他のレストランでは、パンケーキが2000円以上、ホットドックが1280円だったかな?ポップコーンがムーミン屋敷型の入れ物に入って(USJのミニオンのやつみたいな)で2000円とか、、、

子供がポップコーンの屋台に走っていくのを、父親が阻んでいましたが、その子供が値段を見て「高っ!」と一言。お父さん、いい教育をしていますね(苦)

 

お二人は、お土産も買って、お腹もくちくなったので、すでにお帰りモードを漂わせています。

企画展とか常設展とかいいの?灯台のあるエリアとか行かなくていいの?と聞きましたが、

待っているから、行ってきて。

との”お達し”でしたので、一応、灯台のエリアを一人で一回りしてきました。

企画展とか常設展は、奴らがグッズショップに夢中の間に観ておいてよかった。

一緒に観ようととっておいたら観られなかったところでした。

ビデオは、結局観られなかったけど。。。

 

有料ですし、予約が要りますし、時間もないので、さっと通り過ぎただけの、リトルミイのプレイスポット。

海のオーケストラ号。

湖のこちら側から、メッツァの方を眺めるのもよかったですけどね(あの二人は見ていない)

灯台(パパがここに籠もって小説を書いている回を何故か、鮮明に憶えています)

入れませんが(上がれませんが)、水浴び小屋後同様、中も作られています。

これもムーミン絡みのオブジェなのだろうか???

それとも、ムーミンバレーパーク以前の宮沢湖のスワンボート?

エリアの一番奥には、スナフキンのテントがありましたが、スナフキンはいませんでした。

見知らぬおばさんが「これだけあってもねぇ。。。」と言っていましたが、同感です(笑)

 

先に駐車場(バス停)に向かうと、LINEが来たので、私も帰途につきます。

3時ちょっと前だったので、ショーが始まるの待つ人が増えていましたが、残念ながら見ること叶わず(悔)

奥さん達二人に追いつき、バスに乗って飯能駅に向かい、私のムーミンバレーパークはお仕舞いです。

 

行く前に、奥さんが「行った人に聞いたら二、三時間あれば十分だって言っていたよ。」と言っていましたが、

確かに、あなたにとっては十分だったでしょうね(苦)

帰路の電車の中でも姉妹で、「よかったね〜」「きれいだったね〜」と話していました。。。

義妹については、折角、和歌山から来てあれでよかったのか?と、ちょっと済まなく思うところですが、本人がよかったと言っているので、まあいいか。

個人的には、ムーミンに興味があった訳ではありませんが、ちょっと消化不良感は残ります。

しかし、まさか、一人で片道2時間以上かけて行く気にはなりませんし、

奥さんと二人では、デジャブーを見ることになるでしょうから、

我が人生におけるムーミンバレーパークはここまで、かな(爽)

 

一般的な感想としては、メッツァの施設も込みで(有料アトラクションは抜きでも)、一日、十分楽しめると思います。

(カヤックは乗りたかったな。。。)

ではでは


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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