天賞堂のGrand Complication Classicの電池を交換しました。
今までは銀座の天賞堂本店に持ち込み交換をお願いしていました。その理由は電池交換だけでなくミニッツリピーターを合わせる必要があるからです。
簡単な構造の腕時計の電池は簡単に自分でできますが、この時計はレベルが、高いです。
交換しようと思ったのは既に20年ほど使用しているし銀座まで往復、交換費用3,000円。2週間掛かることを考慮しました。
もし自分で電池交換する場合は自己責任でお願いします。
電池はSR927Wです。927SWではありません。927SWは単機能の時計用でこの時計に使うとすぐに消耗するそうです。マンガンとリチュウムの違いのようなものですかね。
SR927Wはネットで2個入り400円でした。送料込みです。
電池交換するには当然裏蓋を開ける必要があります。前回のロックマンは4本のネジでとまっていたのてドライバーで開けました。
この時計ははめ込み式です。
裏に書いてある文字で分かります。
開けるための隙間は12時の位置にある。と言う意味です。
作業のために特殊工具でベルトを外します。
せっかくなので逆側も外しました。
今回、ここからが大変でした。
。。。隙間が無い。
このこじ開け器が入る隙間がありません。
さ、どうする?
そこで小さいマイナスドライバーな先端を砥石で削り鋭利にしました。
これもひとつの特殊工具。
パカっ。開きました。素晴らしい。
ここからまたまた大変。
中にもう一枚板が。それも黄色で囲った2本のネジを外す必要があります。
老人の目にはきつい。
強めの老眼鏡と虫メガネを併用して作業します。
外れた。こんなに小さなネジです。
作業は細かい部品を無くさないように箱の中で行いました。これ重要です。
裏蓋をピンセットでそっと外します。
ここまで出来たら電池交換です。これは簡単。
交換したら動いていることを確認でしたら無事に作業終了。。
と、思ったら間違え。
あの2本のネジをしめなきゃならないんです。外すより大変。
必ず途中途中の写真は撮っておいた方がいいです。中の板の位置などが分からなくなってしまったら終わりです。これ重要です。
無事にネジ止めできました。よかった。
裏蓋をパチンと閉めたらあとはベルトを付けて作業終了。
今回のチャレンジはよくできました。
でも次回は天賞堂に持っていきます。2年後の予定です。
目が見えないので。
今回使ったのはこんな工具たち。