Cafe+Zakka CHABANA カフェと雑貨と暮らしの話

丘のまち美瑛でペンションとカフェを営む店主の日記&美瑛情報です!

あなたの椅子

2008年12月21日 | ご案内
私の暮らす美瑛町のお隣り
東川町では、赤ちゃんが生まれると
町から木を使ったかわいい椅子を
贈られるそうです
『君の椅子』プロジェクト
 君の居場所はここにあるよ
って・・・素敵な贈り物ですよね

残念ながら美瑛ではやっていないし
わが子はすでにもう生まれているしで
我が家にはそんな椅子をいただける機会は
なさそうですが
なんて素敵な試みなのでしょう
日本全国で広がるとよいなあ
…そう思いませんか?

さてcafe+zakka CHABANAは
本日で今年の営業を終了いたしました
今年もたくさんのみなさんにご利用いただき
ありがとうございました

新年は1/21より営業させていただきます
『あなたの椅子』をご用意して
おまちしております!



古民家の魅力

2008年12月18日 | 美瑛の話
写真はCHABANAの玄関を入った正面
程良く細工された手すりの階段
手の込んだガラスがはめ込まれたドア
味のあるべニヤ板の壁

この家に出会った時
とても懐かしい思いに包まれ
この家に住みたいと・・・
なんだか妙に深く思ったのです

私以外の人はみんな
???
と首をかしげていたけれど 笑

思い返せば 私がまだ子供だった頃
父の実家に行く度に
その家の造りがすごく心地よく・・・
小さなタイルを張った風呂や台所
庭の木に水をあげる甕やひしゃく
おばあちゃんの使い込まれた道具たち
きちんと布の掛かった鏡台

そんな物たちが大好きで
姉たちと遊ぶよりも
おばあちゃんの働く後姿をみていたかった

きれいに着飾ることよりも
ブランドのバックを持つことよりも
使い込まれた道具にあこがれてしまう…
それは何十年も経った今でも
やっぱり変わらずのまま
きっとずっとこのままなんだろうなあ

CHABANAはそんな私の
思い出とともに暮らせる場所
草木が生い茂り自然の息吹を感じて暮らせる
POKROKは・・・
ずっと憧れていた理想のふるさと
どちらも心地よい大切な場所

みなさんにも心地よさを感じていただけたら
嬉しいなあと思いながら
日々暮らしています

クリスマスツリー in 美瑛

2008年12月15日 | 美瑛の話
茶花はJR美瑛駅から歩いて2~3分の住宅街
商店街の一本裏通りにあります

OPENして1年9カ月ですが
いまだに やっとたどり着けました~
と言う方もおおく
聞けばなんどか近くまできても見つけられなかったり
家のたたずまいをみてちょっと入る勇気がなかったり
やっとこさドアを開けてくださるそうです

そうやってやってきて下さった方が
ゆっくり何時間も寛いで
『初めてなのに友達の家みたいに寛いじゃった』なんて
はにかんで帰っていかれるのが
なんとも嬉しいなあと思います

美瑛は冬本番
外は寒い氷点下の世界なのですが
家の中は暖かです
ぜひゆっくりして行ってくださいね

写真のキラキラのクリスマスツリーは
駅の前の広場に植えられた本物の生きている松
美瑛の冬を彩る 美瑛の青年たちからの贈り物です
雪の中 静かに静かに輝いています

見る人は少ない冬なのですが
見た人の心はとても温かくなります
たくさんの人に届かなくても
一人に深く・・・そんな思いがあってもいいよね

若き恋人たちはぜひイブの夜にはこのツリーの前で
愛を語ってくださいね

寒い中 飾り付けてくれた人たちの心に感謝の
サイレントナイト

ファーム・レラ のスモークドチキン

2008年12月12日 | おいしい話
茶花でもおなじみの レラさんのたまご

えさにこだわり 鶏さんを大切に育てて
ストレスのない環境作りに日夜頑張っている
とてもおいしくて安全なたまごです
我が家ではお料理に使うのは
すべてこのレラさんのたまごです
毎週雨の日も雪の日も東川から
配達してもらっています
新鮮さも加わってたまごかけご飯はほんとうに美味

さてそんなおいしい卵を産んでくれるにわとりさん
一定期間採卵をした後はお役目を終え
通常は廃鶏として処分されるそうです
レラさんではその鶏をこだわりの砂糖や塩とともに
剣淵のゴトウくんせいさんでスモークチキンにして
販売しています

昨日そのお役御免の鶏さんを丸ごとスモークした物を
いただきました
お腹にメス  いえ包丁をいれ
肉を骨からはずし・・・

我が家の子どもたちにも卵と丸のままの燻製になった姿を
並べて あなたたちがいつも食べているおいしい卵は
この鶏さんが産んでくれていたんだよ・・・
などとあまり詳しくもないけれどそれらしき説明をしつつ
感謝して食べなくちゃね と1かけずつ口にいれてあげると
・・・・・
にっこりの笑顔 おいしい!おいしい! と
食べるは食べるは・・・
ちょっと~! そんなに食べないで~!
貴重なのよ~! 高いのよ~! 
などと母はあせりましたよ 笑

話なんて聞いちゃいない
はずすそばから交替で手が伸びて
それはそれは忙しく 笑
もちろん私自身も味見ばかりして
子どもは お母さんこそずるい~!  笑
アミノ酸の味が強いものは苦手な我が家
余計な味のしない燻製は感動もののおいしさでした

うちでも加工場を借りてソーセージを作っていますが
レシピ通りだとアミノ酸は必須調味料
私はもちろん白い粉は使いたくないので
塩とハーブで作ります
あえてアミノ酸なんて入れなくても十分おいしいのに
どうして山ほど入れるのかなあ・・・
日々そんな疑問をかんじるのです

無理は続かないので
こだわりすぎず自分に合ったスタンスで
おいしくて安全な食べ物を見つけていきたいですね
茶花のこだわりは そんな母としての思い です


4歳のカメラマン

2008年12月09日 | 暮しの話
我が家には4歳半の息子がいます
彼はカメラがお好きなようで
私の1眼レフのデジタルカメラを首に下げて
カメラマンよろしく
時々パチパチと写真を撮っています

子どもの視線 目線 気づき
なんて新鮮なのでしょう
下心もなく てらいもなく…
時々はっとさせられます

落としたら危ないからだめよ!
そういうのは簡単だけれど
その無限の可能性をじっと見守れる
そんな母でいたいなあと思うのです

ささっといとも簡単に撮ったこの写真
アンティークの乳白色の傘が
なんとも幻想的ですね
お気に入りの1枚