セスタバジカ Cesta Basica

「基礎的なバスケット」という意味のポルトガル語。
ブラジルでは「日常生活を送るための必需品のセット」を指します。

8年ぶりのテレレ

2010年08月17日 | 日記
日曜は朝から田んぼのヒエ抜きをしました。実際にはヒエがはびこっているのは4筆中の半分で、残り2筆はマメ科のクサネムが生えているのですが。何にしてもこれら雑草の種子が玄米に混入すると等級が下がってしまう(その結果として売り値が下がってしまう)ため、放っておく訳にはいきません。

そして午後は例によってイカロ牧師から昼食に招かれていたので足を運びました。そこで目に入ったものはといえば・・・・・

生ゴミの袋みたいですが入っているのはセスタバジカ。ボリューム(かさ)という点では過去最高かもしれません。とはいえ中身の大半は在京NPOさんから提供していただいた乾燥スープとお菓子です。米は6月を最後に配れていません。そろそろ古米が放出される頃でもありますし、本気で確保を考える時期に来ているのかもしれません。

これは当日のメニュー。白ごはんにフェイジョンとフライドチキン、そして野菜サラダ(前日に提供した県大産のパプリカも入っていました)と、ここまではいつも通りでしたが、手前の一品が加わっていました。最初はジャガイモと思ったのですが実はbrote de bambu(タケノコ)でした。三重県の知り合いから輸入品の水煮をもらったのだそうです。

真ん中の人はパラグアイ出身のルイサさん。(前にコメント欄に書いたと思いますが、長浜で会った2人目のパラグアイ人です。)「今度は一緒にテレレ飲もうね」と約束していたので忘れずに持参しました。私としては普通に飲んでいるところで十分だったのですが、よほど嬉しかったのかVサインまでしてくれました。聞けば実に8年ぶりという話です。前日には男性と幼いお子さん2人を連れてセスタバジカを取りに来られていたのですが、状況から考えて十中八九ご家族でしょう。ご主人の方はアルゼンチン出身ゆえ家でテレレやマテを飲む機会は全くなかったのでしょうね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿