セスタバジカ Cesta Basica

「基礎的なバスケット」という意味のポルトガル語。
ブラジルでは「日常生活を送るための必需品のセット」を指します。

実は翌日

2012年08月11日 | 放浪記
いくら何でも自転車でこんなに速く走れるはずがありません。(四輪車でもスピード違反です。)

さるお方が口にしたという「近いうち」がいったいいつなのか、といろいろ物議を醸しているようですが、私が一昨日書いた「近日中に」は実は翌日のつもりでした。前に触れたオープンキャンパスの代休を遅ればせながら昨日取ってJR大回り旅行を敢行しました。案の定「同じ週ではないようですが」と問い合わせが来ましたけど、「そんなん絶対ムリ」と強硬姿勢を貫きました。(なお左画像ですが、GPS機能を使っているとバッテリの消耗が激しすぎるので長浜=近江塩津間だけの記録です。本当は全旅程で示したかったところですが・・・・・予備のバッテリを携行したとしても交換時にリセットされてしまうので意味がありません。ついでに右は証拠写真のつもりで撮りました。)

ただし、夕食の準備を考えて以下のようにスケジュールを変更しました。(一昨日の「おまけ」に書いた通りですが、いつもよりちょっと早起きしただけです。なでしこの決勝は最後まで観られませんでしたが。)なお今回はハイパーダイヤというサイトで調べましたが、そこでも経由地の指定は最大3地点なので、一筆書きルールによる裏技を使わなかった場合の運賃は不明です。


(ちなみに最初は5時50分長浜発、16時31分田村着という結果が出て驚いたのですが、それは検索条件を「20km以上の有料特急を利用する」に設定していたためでした。くろしお83号で新大阪=和歌山間を移動すれば待ち時間があまり発生しません。しかし、全て普通列車だと和歌山駅で40分、奈良駅と草津駅でそれぞれ約20分のロスタイムが生じてしまいます。また逆回り、つまり最初に南へ向かうコースだと、どう頑張っても18時28分長浜着にしかなりません。)


なにせ構内から一歩も出られないため写真が駅や列車ばっかしになってしまうのは致し方ないところ。



和歌山=奈良間(和歌山線→桜井線(万葉まほろば線))で私が乗った2両編成の列車です。斬新なデザインですが、側面には四季の歌までも。向かい側に停まっていた車両(下)も負けず劣らず風流でした。


さらにその奥には和歌山電鐵貴志川線のOMODEN(おもちゃ電車)が。たま駅長のいる貴志駅に行けます。乗ってみたかったな。

ところで、この和歌山=奈良間の鈍行列車の旅(たぶん駅数49)は、ど田舎(失礼)の山間部を走ると思い込んでいましたが、意外なことにトンネルは一つも通りませんでした。私が読書に熱中していたからではなく、本当にないようです。(こちらよると旧区間には一つあったみたいですが。)

なお、昨日の最大の失敗は途中で活字切れを起こしてしまったこと。定期購読の雑誌2冊と文庫本1冊では足りませんでした。前回(5月)より3時間以上長いことを勘定に入れなかったのが敗因です。


奈良からは関西本線。加茂までは快速ですぐ着いてしまいますが、その先は非電化区間(亀山まで)。ディーゼルカーなのでパンタグラフがありません。(右の線路上には見えますが、つながっていません。)柘植まで山あり川ありトンネルありの変化に富んだ風景を楽しむことができました。

左側のレールが2本あるのに疑問を感じましたが、調べてみたら三線軌条と呼ぶみたいです。てっちゃん(鉄道オタク)にとっては常識中の常識なのでしょうが。

柘植から先(草津線→東海道本線→北陸本線)は特にどうということもなく田村に到着。ただし草津から米原までの混雑に閉口しました。それゆえ土日やお盆を避けた訳ですが。なお私は「乗り鉄」にせよ「撮り鉄」にせよ、てっちゃんにはなりません。

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2 コメント

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おまけ (だいひょう)
2012-08-11 10:07:16
車内では本文で触れたバッテリ消耗を抑えるためオフラインにして音楽を聴いています。昨日は出発と同時にクルト・ザンデルリンク指揮ベルリン交響楽団によるブラームスの交響曲(全4曲)を聴き始めましたが、湖西線のマキノを過ぎたあたりで第2番ニ長調に。そして・・・・・

「こんなに美しい曲だったとは!」と目から鱗。(耳の場合はどう言うべきでしょうかね? 「耳から垢がボロッと落ちました」ではいくら何でも。)「ブラームスの田園交響曲」と呼ばれることもあるそうですが、水田が広がる日本の田園風景とも相性抜群です。

ということで、私はクラオタ(クラシックオタク)だけで十分です。
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注意事項 (だいひょう)
2012-08-11 12:08:05
注意事項

この大回り旅行ですが「途中下車不可」「同じ駅を2回以上通ってはいけない」などルールがいくつかあるので注意して下さい。

http://www.page.sannet.ne.jp/d_takahashi/railway/travels/001/index.html

それ以前に乗車できるのは大阪近郊区間だけですのでお間違えなく(上記URL参照)。小浜線・舞鶴線や山陰本線の園部以北なども含まれるともっと楽しいんですけどね。(その場合は北陸本線も敦賀まで拡張してもらう必要がありますね。)
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