かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

リストアップ

2008年04月03日 | サポーターの心得
病院内に禁煙対策委員会を立ち上げよとの院長命令あり。
いや、あることにはあったのよ。
もう5年前になるかな・・・
臭い喫煙所が何箇所かあった病院の禁煙化に向けて、各部の所属長に任命されたメンバーからなる委員会が発足。
そしてアタシは委員長に・・・
禁煙のことで、あれほどつらい思いをしたのは、あとにも先にもないだろう。

たった数年前のことだけれど、あの頃は病院を禁煙化することに職員の中でも反対意見が多くて、おかげでかなり叩かれた。
最もしたくない「喫煙か禁煙か議論」をさせられ、胃に穴が開くかと思ったほどだ。

『こんな憎まれ役はやりたくありません』と前院長に委員長辞退を願い出たら、「禁煙専門医として今まで積み上げたキャリアが無駄になるぞ」と脅されたっけね。

まあ、そんな話も昔話になって、今では敷地内完全禁煙化。
更に進んだ禁煙推進対策が求められており、転勤などでオリジナルメンバーがかなり減っていたので、改めて委員会を立ち上げなおすことになった。

前回は禁煙に全く興味がない職員や、喫煙者もメンバーに入っていたので、いまひとつアクティビティーに欠けていた感があった。
そこで、今回はワタシ自らがメンバーを選んでよいという許可を院長にもらった。

夕方、各部署にちらばっている、ワタシの息のかかった職員に電話をかけまくった。
3交代制だが、リストにあげたナースたちはみんな出勤しており、快く引き受けてくれた。
彼女たちは普段から患者さんや自分達の家族、あるいは自分自身の禁煙に積極的にな人たちばかり。
そのほか、薬剤師や栄養士、検査技師さんなども、頼もしい人材が揃った。

次々とリストアップしたメンバーから二つ返事で内諾をもらっているうち、久しぶりにワクワクした気分になった。





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2 コメント

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すごくいいですね (MURATA)
2008-04-05 06:22:25
cellopyさん、それってすごくいいですね!
やはり同じ思いがある人達が集まった方が
かなりパワーになりますよ。

私も外部ではありますが、禁煙活動は地道に行っています。
ちなみに、家の祖母は90才の誕生日から禁煙成功(今のところ3週間)

妹も顔の湿疹がひどいので、昨日も禁煙の話をしました。
「やめようとすると余計本数が増えるんだよ」
といわれましたが、これに懲りずたまにジャブを浴びさせま~す。

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Unknown (cellopy)
2008-04-06 22:53:18
おばあちゃん、がんばりますねー!!

やめたい人も、やめさせたい人も、
どちらもあきらめないことが肝心です。
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