京都の呉服屋さんの展示会が近所で開かれていたので、帯芯を求めにのぞきにいった。
帯芯単品では通常販売していないとのことであったけれど、取り寄せることは可能というので、ちなみに値段を聞いたらとんでもなく高値だったのであきらめた。
帯教室で購入していた値段の3倍もしたし、厚みのヴァリエーションもなく···
個人で手に入れるのは難しい。
せっかくの機会なので、色々と反物を見せてもらった。
夏用の柔らかもの系の反物の山から拾い上げたのが、ピーコックグリーンの紋紗。
大島紬だそうである。
合わせた帯は、ラオスの織物。
やはり、ラオスにもついに京都の着物業界が進出していた。
とっても素敵な組み合わせになったので、めちゃくちゃ値下げ交渉してきて買ってもらいたがっていたけれど、目下、手持ちのものを整理している段階なので、買う気は全くなし。
っていうか、そんなんで利益出るんですかっていうくらいの大幅値下げ。
っていうか、そもそも、どんだけ高値で売っとんじゃ?!と、頭の中は疑問だらけ。
8月が決算期だというから、叩き売り状態だった。
箪笥にしまったままのラオスの布たちを、帯に仕立ててあげなくちゃ、という気持ちが沸々とわいてきた。