オーストリアと言えば、まず思い起こすのがサウンドオブミュージックで観たアルプスの山並みだったので、義実家のある中欧地域の果てしなく広がる平野には驚いた。
日帰りが可能な範囲で、山が見られるところに行きたいとEに言ったら、マリアツェルという町へドライブすることになった。
オーストリア最大の巡礼地だそう。
義実家から片道2時間ほど。
天気があまり良くなかったので、車で。
バイクでのツーリングだったらもっと楽しかったよねえと言いながら、日光のいろは坂のようなルートを登って一山越えたところに、由緒ある古い教会のある町へ到着。

小さな町に似合わず、教会は大きくて荘厳。
素晴らしかった。
カトリック教会を見学して、初めて涙が出そうになるくらい感動したのは初めて。
神様がいるのだと感じた。
教会の周りにはお守りなどを売るお土産屋さんやホテルがたくさん。
日本のお寺や神社の参道沿いの賑わいにちょっと似ている感じがした。
ホテルのレストランで食事。
「今日のおすすめ」とされていた魚料理。
タラかな・・・
付け合わせの野菜のソテーも、よくある冷凍ものでなく、フレッシュな野菜が使われていておいしかった。
Eが選んだのは、チーズソースのペンネ、フライドオニオン付き。
それぞれ量が多いので、もちろんシェアして食べた。

由緒ある薬局で、ストレス緩和作用のある精油と、筋緊張性頭痛に効くというクリーム、そして古くからある伝統的な薬草のど飴を購入。

筑波山にあるようなゴンドラに乗ったら、平地育ちのEは「高い、高い!」と喜んでいた。
今度来日したときは、谷川岳に連れて行って、もっと驚かせてやろうと思う。
欧州のアルプスを訪ねるのは、またの機会に。