
ヴィエンチャン滞在4日目にして初めてラオス料理を食べた。
この辺の食事処のメニューには意外とイタリアンとかタイとかヴェトナム系のものが多くて、地元料理専門店に行き損ねていた。
ヴィエンチャンの街は安全な雰囲気とはいえ、夜は不良外国人がお酒を飲んでいたりするので、遅い時間に出歩かないよう用心している。
なので、8時前にはホテルに戻れるように、近くのラオス料理店をあらかじめリサーチしてから出かけた。
食べたのは魚の入った炒め物。
ラオス料理は全般的にご飯のおかずにもってこいなものが多い。
具はチキンやビーフ、エビなどが選べるが、メコン川の魚バージョンにして正解!
一度素揚げした肉厚な魚の切り身が、数種の香味野菜と一緒に炒めてあり、辛味もちょうどよく、最後にたっぷりと散らした生のミントが、体の中から解毒してくれる感じがする。
さて本日はモーフォイという干した豚肉を割いたものを求めて、朝からさまよい歩いた。
毎日ホテルの朝食に並んでおり、お茶漬けやお粥のお供にすごく合う。
見ためや食感は「でんぶ」に似ていて、味は塩気のある鰹節みたい。
ホテルの人に書いてもらったラオス語のメモを色々な人に見せて探したが、いまだ入手できず。
汗だくになり、休憩ついでにヌードルでも食べたいと思い、たまたま入ったラオス料理店が、意外と高級感タップリな店だった。
地元の小金持ちが顧客のようで、マフィアの隠れ家風。
なぜマフィアかというと、こちらの着飾ったお金持ち女性は、茶髪&バッチリメイク、そしてボディコン服なので、まるでバーにお勤めのマフィアの愛人みたいな感じなのだ。
で、その高級感タップリの店で頼んだのはフィッシュスープ。
お腹は空いていても、食欲はそれほどないので、油ものは避けた。
魚はやはりメコン川産。
レモングラスの効いた爽やかな味のスープにぶつ切りにした魚がどっさりはいっている。
骨の太さや、ヌメッとした黒い皮、その下の厚い脂肪層から想像するに、きっととんでもない怪魚なんじゃないかと思う。
が、これがまた美味いのだ。
ここにご飯(今回はもち米ではない)を投入しつつ、いただく。
ラオス風お茶漬け也。
店は高級感タップリであるが、値段は1000円未満で、満足感もタップリ。
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