がんの末期というと、非常に痛がったり、酸素マスクをして息絶え絶えになっていたり・・・というイメージを持っている人は世の中には多い。
テレビドラマでは、たいていそんな風に演出しているからね。
だけど実際はそうではないパターンも意外と多い。
がんは、エネルギーを奪う病気といえる。
それが「るいそう」だ。
食べていても日に日にやせる・・・
からだがだるくてしかたなくなる・・・
だんだんと眠っている時間が多くなる・・・
「ほんとうに、もうそんな時期なんですか?」
しょっちゅう寝ているのは陽気のせい・・・
痛みもぜんぜんないようだし・・・
周りの家族は、そのときが近いことが信じられない様子。
けれど、私たちプロの目には、明らかに死相が見えている。
「自然と木が枯れていくようですね・・・」
まだ50代の息子さんの死期が近いことを説明された年老いたお母様が、ぽつんとこうおっしゃった。
そんなふうに最期が迎えられたら、ある意味、とても理想的な死に方、いや、死なせ方だと私たちは考える。
今はもう、枯れ木に無理に花を咲かせる必要はない。
みんなの心で、自然に土に返してあげるだけだ。
テレビドラマでは、たいていそんな風に演出しているからね。
だけど実際はそうではないパターンも意外と多い。
がんは、エネルギーを奪う病気といえる。
それが「るいそう」だ。
食べていても日に日にやせる・・・
からだがだるくてしかたなくなる・・・
だんだんと眠っている時間が多くなる・・・
「ほんとうに、もうそんな時期なんですか?」
しょっちゅう寝ているのは陽気のせい・・・
痛みもぜんぜんないようだし・・・
周りの家族は、そのときが近いことが信じられない様子。
けれど、私たちプロの目には、明らかに死相が見えている。
「自然と木が枯れていくようですね・・・」
まだ50代の息子さんの死期が近いことを説明された年老いたお母様が、ぽつんとこうおっしゃった。
そんなふうに最期が迎えられたら、ある意味、とても理想的な死に方、いや、死なせ方だと私たちは考える。
今はもう、枯れ木に無理に花を咲かせる必要はない。
みんなの心で、自然に土に返してあげるだけだ。
そしてありがとうございます
読んでいて気持ちがほんわりしました
身内の死に直面するときにどんなふうになるのか心配でしたが
すこし楽になりました
がんを「究極の老衰」と思ってました。
ただただ 「今を生きる」 ことを
患者だけでなく周りの人にも教えてくれた
素晴らしい経験の一つととらえています。
だから、辛い 痛い 可哀想・・・な
病気なんだという世間の見方にはとても
違和感を感じています。矛盾しますが
確かに、辛く 痛く 怖い ものでもありますが・・・
でも、この病を通じて他界される方には
心から お疲れ様! を言って
拍手喝采で送り出してあげたいと
いつも思っています。
先生も!本当にお疲れ様です。
頑張ってください!
職業がら、場数は踏んでますが、いざ身内のこととなると、うろたえまくるんですよ。
祖母を思い出しながら読みました。
痛み苦しんでいる祖母を中学生の私は
何もしてあげることが出来なかった
人間は土から作られ、土に戻ると聖書には書いてあるけど、私は子供達に太平洋の魚のえさに
なりたいって言ってます
ちょっと話がズレましたね
あの~~~ふたたびお邪魔します~
Murataせんせい。。。
わたしも、同じです。
太平洋に散らばるつもりです。。。
ワタシは海が苦手なので、実家の庭の、愛犬が眠る隣がいいと思ってます。
で、栗の木を植えてもらって、毎年誕生月には実った栗で栗ご飯を炊いて供養してくれれば・・・