徒然なる野鳥のままに悠々散歩

週末には近くの公園、丘陵や海岸を散歩しながら野鳥の撮影を楽しんでいます。

秋を感じさせてくれるエゾビタキ

2020-10-15 | 野鳥

エゾビタキは夏にシベリア南部、サハリン、カムチャッカ半島南部で繁殖し、冬にフィリピンやニューギニア等に南下して越冬するようです。

日本には秋の渡りの時期に飛来する旅鳥です。

今週、近くの公園でエゾビタキを撮影しました。

類似のコサメビタキやサメビタキとは異なり、喉から胸にかけて明瞭な褐色の縦斑があるのが特徴です。
目の周りに白いアイリングがありますが、他の二種ほど目立ちません。
また、目先には褐色味があり、コサメビタキのように目先全体が白っぽくはありません。


エゾビタキは高いところが好きで立った姿勢で枝にとまり、飛び立って空中で昆虫類をフライングキャッチして再び枝にとまります。


顎の部分に明瞭な顎線があります。












翼の大雨覆の先端と三列風切の羽縁が白くてはっきりしているのも特徴のひとつです。


エゾビタキは春の渡りの時期にみることは少なく、一年に一度の秋の短期間、近くの公園でも観察できる鳥です。

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