徒然なる野鳥のままに悠々散歩

週末には近くの公園、丘陵や海岸を散歩しながら野鳥の撮影を楽しんでいます。

カモの水かき

2020-10-13 | 野鳥
先週、近くの公園で撮影しました。
コガモが池の水面にのびた木の枝で休んでいました。
コガモはこういった場所がお気に入りのようです。

カモ類は写真のように第2趾、第3趾、第4趾の間に蹼膜(ぼくまく)と呼ばれる水かきがあります。

泳ぐ際に水をかく時には水かきが最大の面積になるように趾を大きく広げ、足を前に出す時には水の抵抗を受けないように趾の間隔を狭めるようにしています。








鳥では、しばしば目が白くなるのをを見かけます。
これは瞬膜、別名第3のまぶたと呼ばれるもので、まぶたの内側に半透明な膜があり眼球を保護する働きがあります。




ちなみに「カモの水かき」ということわざがありますが、気楽そうに水に浮かんでいるカモも水面下では絶えず水かきを動かしているところから、表向きは何もしていないように見えても裏では人知れない苦労や努力をしているというたとえです。


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