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広辞苑(第6版)をチェックする

2008年02月18日 | 折々の読書
広辞苑が久しぶりに改訂されて話題になったが,いささか遅れはしたが私も購入した。前の版を使っていたのだが引越以来行方不明になっているので,値は張るけれども買い換えということに。2分冊で大きいサイズの机上版もあるが,私は小さいが1冊にまとまっている普及版を買った。書棚に置いてもさすがに存在感がある(写真)。

新しい図書はインクと紙の匂いがよろしい。大きいだけに製本も堅牢のうえにしなやかで頁が繰りやすい。これは辞書には重要なポイントだ。改訂に当たって新語も多数収録されたようで,例えば「メタボリック症候群」や「睡眠時無呼吸症候群」もちゃんと入っていた(もう少しましな言葉をチェックしないかなあ,ぼく)。

それではと「チェロ」をひくと,「…両膝の間に胴体を抱いて演奏する。四弦で美しく柔らかい音色を発し…」と,実に詩的な説明である。うれしくなるではないか(笑)。抱きながら美しい音色を発せられるように努力しなければなあ,と発憤を促す有難いお言葉のようにも思える(笑)。

大形の辞書は重たいのが難だけれど(この重さの分くらいは痩せたい(笑)),広辞苑は百科事典的に使える頼もしいツールだ。

■広辞苑 第6版.新村出編.岩波書店.2008年1月発行


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