瑞原唯子のひとりごと

京都プチ旅行1日目(鞍馬山)

鞍馬山
鞍馬山
そうだ、京都へ行こう―というわけで、またしても京都です。本当は来週の祇園祭のときに行きたかったのですが、1ヶ月くらい前にもう宿がいっぱいで。今回は「義経」ゆかりの鞍馬山へ行ってきました。

運悪く雨に降られてしまったので、傘をさしながら山登りをするハメになってしまいました。この状態だとあまり写真を撮ることができません。特に私のデジカメはごっついので、ポケットに入れておいて手軽にパシャパシャというわけにもいかないのです。

最初の方にケーブルカーがあったので乗ってみました。めっちゃ急斜面でめっちゃ怖かったです。コレ、ケーブルが切れたら、まちがいなく死ぬ…? いろいろ想像してしまい背筋が寒くなりました。乗っている時間は 2分くらいなんですけどね。

そのあとひたすら山登り。ここまできついとは思いませんでした。傘をさしながらなのでよけいです。道が狭いので、すれ違うときにお互い傘をよけないといけないのですよ。足元はぬかるんで滑りやすくなってますし。

ぜいぜいいいながら、本殿に到着。軽く見てまわりました、隣の霊宝殿で「義経展」をやっていたのでついでに見てきました。展示物はあまりなくパネルに延々と解説が並んでいます。とても全部読む気にはなれませんでした。疲れてましたし。でもざっと読んでみて、大河ドラマ「義経」と実際の義経の違いはけっこうあるんだなということがわかりました。キャラクターも違いますし、話もいろいろ違っているみたいです。実際の義経はあそこまで情にもろくないような印象を受けました。頭が良くて決断力・行動力のある人なのかなと。

そのあと、そこで下ればよかったのですが、さらに上を目指してしまいました。道はさらに細く悪くなっていきます。しまいには何の整備もされていないただの山道に…。滑りやすいうえ、下手に足を滑らせたら谷底にまっ逆さまな箇所も多くて、怖くて緊張しつつ慎重に進みます。傘をさしながらですし、本当にきつい。もう足はガクガクプルプル。しかし、休む場所もなかなかなく、というか、いったん休んだらもう二度と立ち上がれないような気がしました。ここで動けなくなったら誰か助けに来てくれるんだろうか。いや、そんなことはない。このまま、鞍馬山で遭難? それだけは嫌だ! ひたすら歩き続けました。

頭の中では「春華(@tactics)、助けて…」とつぶやいていました(爆)。いや、鞍馬山は天狗が棲んでいたという伝説があるところなので、ね。大きな杉の木を見て「スギノ様…」と思ってしまったり(爆)。いや、もう頭がかなりイカれてきていたので、ね。

上にのぼっても、濃霧で見晴しの良い景色は見られませんでした。その代わり、天狗か何かが出そうな雰囲気はたっぷり味わいました。どうして写真を撮ってこなかったのだろう…って疲れてそれどころではなかったからなんですけど。後悔です。

途中で「義経堂」という小さなお堂があったので見てみたのですが、中に祀ってあったのは、なぜか小さなパンダ(に見えた)のぬいぐるみでした。義経の魂を祀ってあるらしいのですが、あのパンダが義経の魂? まさかねぇ。

その近くに「魔王殿」というところがありました。まるで RPGのラスボスでもいそうな名前だなぁと思ったのですが、たいそうな名前とは違い小さなところでした。金星より地球の霊王として天降り地上の想像と破壊を司る護法魔王尊が奉安される…そうです。

さらにひたすら歩き続けて、道路が見えて車の音が聞こえてきたときは「助かった!」と思いました。足はどろどろのびたびたでした…。

教訓。鞍馬山をなめてはいけません。それなりの覚悟が必要。雨の日はそうとうな覚悟が必要。よく運動をしている人だったらなんともないのかもしれませんが、運動不足ぎみの人は本当に覚悟した方が良いです。私にとっては、ここ数年で肉体的にもっとも過酷な出来事となりました。

2日目に続く

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