瑞原唯子のひとりごと

スタンド・バイ・ミー


スタンド・バイ・ミー。少年たちが死体を見に行く話。有名な映画なのでいろいろと聞きかじっていましたが、実際に見てみたらだいぶ違ってました。ちょっとした冒険に出かけて死体を発見してしまうという話かと思いきや、最初から死体を見に行くという話だったんですね。原作小説のタイトルが「THE BODY」だったのも納得。そして初っ端からたばこを吹かしたりとなかなか素行が悪くてビックリした。まだ12歳なのに。あと廃線を歩いているイメージがあったんだけど、廃線ではなく普通に列車が通っている線路でした…列車に轢かれそうになってた…。何というか「男子ってほんとバカ」と言いたくなるようなシーンがたくさん(笑)。しかし年長の不良グループのほうはシャレにならないレベル。きっと地元の鼻つまみ者なんだろうな。ゴーディたちはあんなふうにならないでほしいと願ってしまった。ゴーディが親から嫌われているというのは被害妄想ではなさそう。すくなくとも優秀な兄のほうが大事だったのは間違いない。親だからって子供を平等に愛するなんていうのは難しいと思うけど、こうもあからさまだとつらいよ。そのうえ優秀な兄が亡くなって自分が生きているというのが…。でもこの時期にクリスのような友人を持てたのはよかった。彼が才能を信じて後押ししてくれたから作家を目指せたんだろうし、彼もゴーディに後押しされたから進学して弁護士になれたんだろうし。四人の将来はそれぞれ何となく納得。テディが刑務所に入ったとか残念だけどやっぱりなぁと思ってしまう。目と耳の問題で憧れの軍隊に入れなかったのは不憫…もしかしたらそれが原因で荒れたのかもしれない。そういえばキーファー・サザーランド(24のジャック・バウワーのひと)もこの映画に出てたんですよね。番組表に名前があったので四人のうちの誰かだと思い込んでいたけど、誰にも面影がなくて、エンドロールを見たら不良グループのリーダーのエースだったという。あとでもういちど見てみたら確かに面影がありました!

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