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瑞原唯子のひとりごと

ファーストラヴ


NHKドラマ。原作は島本理生による長編ミステリー小説。公認心理師が女子大生父親刺殺事件のルポ執筆のため、動機を解き明かす話。

最初は父親に性的虐待でもされていたのかなと思ったのですが、そう単純な話でなく。父親は娘の容姿にしか興味がなかったんだろうね。ひとりの人間として見ていなかったような気がする。母親はただただ弱い人。面倒なこと不快なことからすべて目をそらして、なかったことにして。自分のためなら娘を犠牲にすることも厭わない感じ。親になってはいけないひとだった。

恋人というのも自分さえ良ければいいタイプのろくでもない人間で。小物系クズというか。表面的には優しい面もあったりするけど、本当の意味で相手のことを考えているわけではなく。子供に付け入って、つまみ食いして、危なくなったら平気でポイ捨て。こういう男が何の制裁も受けずに幸せに暮らしているのが腹立たしい。

親に蔑ろにされてきた子供はろくでもない人間に付け入られやすいんですよね。あと土台ができていないから、いくら頑張ってもちょっとしたことで崩れてしまいがち。そうならないよう不幸な子供たちが救い出される世の中であってほしい。いまは親の権利が強すぎて…デッサンモデルをさせられるのが嫌だから助けてほしいとか言っても、きっと取り合ってもらえないんだろうな。

公認心理師の主人公が個人的にどうにも好きになれなかった。見ていてムカムカする。心のなかに土足で踏み入ってきてかわいそうだの何だのとほざいて。ルポ執筆のためなのに…女子大生はよく心を開いたよなぁ。触れられたくないことを暴かれたあげく、それを執筆して本にして世間にさらされてしまうんだよ。わたしなら絶対にこのひとには心を開かないし何も話さない。女子大生はルポ執筆されることをどう思ってたんだろうか。忘れてたんですかね…。

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