瑞原唯子のひとりごと

「オレの愛しい王子様」第22話 未来への通過点(最終話)



「いらっしゃい、諫早くん」
 チャイムを押すなり待ち構えていたかのように玄関の扉が開き、東條が出迎える。七分袖のカットソーにデニムパンツというカジュアルな格好だ。創真が汗だくなことに気付いてかハハッと笑う。
「上がれよ。部屋はだいぶ涼しくしてあるぞ」
「おじゃまします」
 彼がひとり暮らしをしているこのマンションには、すでに何度も来ているのでいまさら遠慮はない。それでも律儀に挨拶してから、創真は馴染んだスニーカーを脱いで部屋に上がった。

「……鍋?」
 ワンルームにしては広めの部屋に入ると、奥の座卓に鍋料理らしきものが用意されているのが見てとれた。中身まではわからないが、カセットコンロにかけられた土鍋からは湯気が立ち上っている。
「冷房をガンガンにかけて食うと美味いんだ」
「ああ、いいかもな」
 まだ九月なので驚いたが、彼の言うとおり部屋はかなり涼しくなっており、確かにこれなら鍋物もおいしくいただけるだろう。軽く返事をして、座卓の脇に荷物を下ろしながらクッションに座る。
 冷蔵庫へ向かった東條は、濃緑色のボトルをひとつ取り出して座卓に持ってきた。
「お祝いにはやっぱりシャンパンだよな」
「いや、オレ、あしたがあるし……」
「雰囲気モノだし一杯だけつきあえよ」
「まあ、一杯だけなら」
 残念ながら創真はあまりアルコールに強くないのだが、せっかくの気持ちを無下にするのも悪い気がして、そう妥協する。東條はうれしそうに笑みを浮かべて隣に腰を下ろすと、シャンパンの栓を開けた。

「乾杯!」
 その音頭で、隣の東條と軽くグラスを合わせてひとくち飲んだ。
 わざわざシャンパンのボトルまで用意していたので、あらためてお祝いを述べるのではないかと身構えていたが、何もなくてほっとする。こんなところであらたまったことを言われるのはむず痒い。
「けっこう量があるからいっぱい食べろよ」
「ああ」
 実際、四人用くらいの土鍋に具材がたっぷり入っている。創真がよく食べるので多めに用意してくれたのだろう。遠慮なく鶏つくねや白菜などをとんすいに取って食べていく。
「このつくねうまいな」
「よかった、それ俺が作ったんだ」
「え、自分で作れるのか?」
「ネットでレシピを探してな」
「へぇ」
 鶏つくねなんていくらでもスーパーに売っているのに、料理はそんなに得意でも好きでもないと言っていたのに、わざわざ調べてまで手作りしてくれた気持ちがうれしい。
「そういえばウチでは鍋やったことないな」
「作るの簡単だし、野菜も摂れるからいいぞ」
「そうだな……土鍋とか買ってみるか」
 とりとめのない話をしながら鍋をつついていく。
 東條はときどきシャンパンも口に運んでいた。グラスが空になると、冷蔵庫から濃緑色のボトルを持ってきて自分でつぐ。
「翼はどうしてる?」
「いまは勉強がてら法律事務所でバイトしてる」
「へぇ、翼がバイトってのも何かすごいな」
 どこか面白がるように反応した東條につられて、創真も笑った。もちろん金銭的に困窮しているわけではなく、あくまで勉強が目的なのだが、それでも彼が言わんとすることはよくわかる。
 東條は身を乗り出し、土鍋から野菜やはんぺんを取りながら話を続ける。
「司法修習はいつから始まるんだ?」
「十二月からって聞いてる」
「あれ、めちゃくちゃ大変らしいな」
「そうなのか?」
「俺も詳しくは知らないけど」
 大変だとか難しいとかそういうことは聞いていない。もっともまだ始まってもいないのだから、本当に大変かどうかは翼本人にもわからないだろう。
「まあ、かなりスケジュールが詰まってるとは言ってたな。だからいまのうちにって一緒に遊びに行ったりしてるんだ。夏休みは海外にも……あっ」
 創真は箸を置き、脇にまとめてあった荷物から紙袋をつかんで東條に差し出した。
「これ、夏休みに行ったベルギーのおみやげ。チョコ好きだろ?」
「お、ありがとな」
 彼はうれしそうに顔をほころばせて受け取った。中から箱を取り出すと、外国語で書かれたパッケージを表裏に返しながら眺める。
「ベルギーってベルギービールくらいしかイメージなかったな」
「ビールがうまいかどうかはわからなかったが、そのチョコはうまかった」
「ははっ、諫早くんが言うなら間違いないな」
 再びふたりで鍋をつつきながら、ベルギー、フランス、ドイツ、オランダをまわってきたことや、行ったところや見たことなどを尋ねられるまま話していく。彼は終始楽しそうに聞いていた。
「それにしても翼が裁判官とはなぁ」
「なれるって決まったわけじゃないけど」
「なれるだろう、あいつガチで優秀だし」
「まあな」
 高校三年生で予備試験に合格、大学一年生で司法試験に合格、そして今年三月には大学三年生で早期卒業した。しかも視野を広げるためにあえて理学部に進んで。すごすぎてもはや意味がわからない。
「今日はあいつどうしてるんだ?」
「綾音ちゃんと飲みに行くって言ってた」
「えっ……それ、いいのか?」
「別に」
 さらりと答えて、まだほとんど減っていなかったシャンパンを口に運ぶ。
 正直、複雑な気持ちがないと言ったら嘘になるが、だからといって二人きりで会わないでほしいとは思わない。過去はどうあれ、二人が幼なじみであることに変わりはないのだから。
「まあ、オレが東條のところへ行くって聞いて不機嫌になってたし、きっと当てつけで綾音ちゃんを誘ったんだろうな」
「ああ……」
 東條はものすごく納得したような声で相槌を打ち、苦笑する。
 翼は意外にもヤキモチやきなのだ。だからといって他人にそれを見せるようなことはしないし、創真にも軽く拗ねるくらいである。ただ、相手が東條や桔梗のときだけはあからさまに不機嫌になるのだ。
「でも綾音ちゃんには彼氏がいるし」
「ああ、あの子なら普通にいそうな感じだよなぁ」
「その彼氏ってオレの兄貴なんだけど」
「……マジで?」
 東條は心底驚いたように目を見張って振り向いた。創真はまだ中身の残っているグラスを座卓に戻し、こくりと頷く。
「オレも翼もこないだ兄貴から聞いてビックリした」
 兄の創一は四歳上だが、弟の友達と一緒に遊んだりするほど面倒見はよくなく、綾音とも面識があるくらいで親しくはなかったはずだ。なれそめも教えてくれなかったので謎のままである。それに——。
「はー……弟にふられたからって兄に行くとはなぁ」
「さすがにそういうわけじゃないだろうけど」
 それでもかつて告白された創真としては兄というだけで十分驚いたし、微妙な気持ちにもなった。翼も複雑な顔をしていた。だからといってもちろん二人とも反対などしていないし、むしろ祝福している。
 けれど東條は素直に受け入れられなかったようで、うっすらと眉を寄せた。
「もしかしたら諫早くんとこの財産狙いだったりしてな」
 彼は初対面のときから綾音にあまりいい印象を持っていないらしく、何かと見る目が厳しいのだが、すくなくともこの憶測に関してはまったくの見当違いである。
「綾音ちゃんは幸村硝子の創業者一族だぞ。うちより全然上」
「え、幸村硝子って、あの大手企業の幸村硝子?」
「そう。でも普通に就活してたし跡は継がないみたいだな」
「ふぅん……」
 どこに入社するかは聞いていないが、いくつか内定をもらったという話は翼経由で耳にしていた。コネなどではなく自分で一から就職活動をしての内定らしい。
 東條はグラスに口をつけ、隣の創真にちらりと物言いたげな視線を流した。
「なあ、諫早くんは本当に就職しなくていいのか?」
「兄貴のところに就職するけど」
「じゃなくて、大手企業とかに普通に就職したほうがいいんじゃないかって……いや、その、お兄さんの会社がどうこうってわけじゃなくてな……」
 ずいぶんと言いづらそうにしているが、言いたいことはわかる。
 創真の就職先は、兄の創一が五年前に立ち上げたWebサービス企業なのだ。大学に合格したころからずっとアルバイトとして仕事を手伝っていて、卒業後はそのまま正社員になる予定になっている。
 しかし、そんなベンチャー企業より安定した大手企業のほうがいいのではないか、せっかく名のある大学を卒業するのに活かさないのはもったいない、そう東條は考えているのだろう。けれど——。
「兄貴の会社なら融通がきくから何かと都合がいいんだ。リモートで仕事してもいいって言ってくれてるし。裁判官だと何年かおきに全国に転勤があるみたいだから、できればオレもついていきたいと思って」
「なるほど……そこまで考えてたとはなぁ……」
 自分一人ではなく、二人の将来を見据えたうえでの選択なのだ。
 ちなみに彼は大学院修士課程に進むことになっている。特にこれといった目的があるわけでなく、彼の学科では九割以上の学生が進学するので、まわりにつられて何となくという感じらしい。
 それゆえ創真の考えに驚いたのだろう。感じ入ったように相槌を打ちながらグラスを手に取ると、ほとんどない残りを呷り、再び冷蔵庫からシャンパンのボトルを持ってきて無造作にそそぐ。
 ついでに創真のグラスにも足していった。一杯だけの約束だったのに、それを指摘することもなくまあいいかと思ってしまったのは、すでにそこそこ酔いがまわっていたせいかもしれない。

「諫早くん、まだ食べられるだろう? シメは雑炊な」
 鍋の具材がなくなりかけたころ、東條はそう言いおいてキッチンのほうへ向かった。冷凍ごはんをレンジで解凍し、卵を溶いて戻ってくると、土鍋に投入して卵雑炊を作っていく。料理が得意でないと言うわりに手際がよかった。
「ん、うまい」
「よかった」
 熱々の雑炊をふうふうしながら口に運んで感想を述べると、彼は安堵したように表情をゆるめた。以降はふたりとも無言で食べ進め、そこそこ量はあったのにあっというまに平らげてしまった。
「じゃ、そろそろ片付けるか。諫早くんは座ってて。酔ってるだろ?」
「……ああ」
 自分だけ何もしないのもどうかと思ったが、確かにいささか酔っている自覚があるので甘えることにした。何となく見ていたテレビのニュースが終わりかけたころ、片付けを終えた彼がこちらに戻ってきたことに気付いて、声をかける。
「オレ、そろそろ帰るな」
「じゃあ送ってく」
「ひとりで帰れるけど」
「酔ってて心配なんだよ」
 いくらなんでもひとりで帰れないほど酔ってはいない。住んでいるマンションはここから徒歩五分くらいだし、成人男性なのにと思うが、断るのも面倒になったので素直に送られることにした。

 外はもうすっかり夜の帳が降りていた。
 それでも日中の熱はまだかなり残っている。さきほどまで冷房のよくきいた部屋にいただけにきつい。じわりと汗がにじみ、どこか体がふわふわとするのを感じながら歩を進めていく。
「いよいよあしただな」
「……ああ」
 東條に話を振られ、創真はちらりと横目を向けて静かに相槌を打った。そして小さく息をつくと、淡い三日月が浮かんだ濃紺色の空を見上げて、ひとりごとのようにそっけなく言い添える。
「だからってそんなに何か変わるわけじゃないけど」
「まあ、ずいぶんまえから一緒に住んでるからな」
「でも、やっと式が終わるんだと思うとほっとする」
「ははっ、準備に苦労してたもんな」
「オレも翼も別に式なんて望んでなかったのに」
「そう言うなよ。みんな楽しみにしてるんだからさ」
「わかってるけど……」
 そうこう話しているうちに住んでいるマンションに着いた。本当にすぐだ。ひっそりとしたエントランスのまえで彼に向きなおって言う。
「悪かったな、わざわざ送ってもらって」
「部屋までついて行かなくて大丈夫か?」
「そんなに酔ってないって」
「そうか……じゃあ、気をつけろよ」
「ああ」
 そう応じ、軽く手を上げて身を翻そうとしたが——。
「諫早くん」
 どこか切羽詰まったような声で呼び止められて動きを止めた。何だろうと小首を傾げると、彼はすこし目を泳がせて逡巡する様子を見せたが、長くはない沈黙のあと意を決したように口を開く。
「俺もあしたから創真って呼んでいいか?」
「えっ?」
 思いもしないことを言われてきょとんとした。それを見て、東條はあわてて言い訳のように言葉を継ぐ。
「もう諫早くんって呼べなくなるだろ?」
「別にそう呼んでくれて構わないけど」
「え……でも……」
「まあ、名前で呼びたいなら名前でもいい」
「わかった」
 創真と親しい人間はたいてい名前のほうで呼んでいるので、彼もそうしたかったのかもしれない。許可を出すとほっとしたように表情をゆるめて頷き、またあしたな、と小走りで帰っていった。

 翌朝、空はどこまでも青く澄みわたっていた。
 あのプロポーズから五年半、この日、創真と翼はとうとう結婚する——。

「おめでとう、創真くんも翼くんもすごく似合ってる!」
 ゲストハウスで双方の両親や祖父母に挨拶してまわり、庭に出ると、綾音が待ち構えていたように笑顔でそう声をはずませた。一緒にいた東條と桔梗も、兄の創一も、おめでとうとあらためて祝福の言葉を口にする。
「ありがとう」
 翼は手にしていた懐中時計をしまいながらにこやかに応じ、創真も隣ではにかんだ。
 ふたりが着ているのは白を基調としたおそろいのタキシードだ。ただしデザインは異なる。それぞれの良さを最大限に引き立てたうえで、ふたり並ぶとよりいっそう華やかになるように、ということらしい。
 創真はともかく、翼はすらりとした長身が活かされたデザインで、確かにこれ以上ないくらいよく似合っていた。格好良くて、華やかで、まさに女子が夢見る王子様そのものといった感じである。
「俺、翼のウェディングドレス姿を楽しみにしてたんだけどな」
「翼くんならウェディングドレスもすごく似合ったと思う!」
 東條がいたずらな笑みを浮かべてからかうように言うと、綾音はきらきらと目を輝かせて同調した。そんなふたりに翼は軽く苦笑しながら肩をすくめる。
「さすがにドレスは恥ずかしくてな」
 もう男装はやめたが、スカートを穿くことはなく常にパンツスタイルなのだ。
 それゆえドレスには抵抗があったらしい。参列者が互いの家族と親しい友人だけということもあり、最初から迷わずタキシードを希望した。ウェディングプランナーもとても乗り気になっていた。
 だからといって創真がブーケを持たされるのは納得いかない。結婚式のときはなかったが、披露宴に場所を移すとなぜか用意されていて、おまえのほうが似合うと翼に押しつけられてしまったのだ。
「創真、一緒に撮ろうぜ」
「ん、ああ」
 翼と綾音が笑いながら会話をはずませている隣で、ひっそりと手元のブーケに目を落としていると、東條が明るく声をかけてきた。スマートフォンを掲げつつ創真の隣にまわりこみ、顔を寄せる。
 カシャッ——撮影した瞬間、東條とは反対側から翼が思いきり顔を寄せてきた。撮影された写真にもしっかりと写り込んでいる。まるで、初めから三人で写真を撮ろうとしていたかのように。
「あーっ!! なんで勝手に入ってくるんだよ!」
「おまえいつから創真って呼ぶようになったんだ」
「……いつだっていいだろ」
 翼に追及されると、東條はほんのりと頬を染めながらふいと顔をそらす。しかし翼は怪訝に眉をひそめたまま追及の手をゆるめない。そんなふたりのあいだから創真はそっと抜け出した。
「創真くん」
 すこし離れて遠巻きに見ていた桔梗がにこやかに近づいてきた。創真が軽く頭を下げると、彼女はふふっと笑う。上品なロイヤルブルーのワンピースドレスがふわりと揺れた。
「すこし悔しいけれど翼とお幸せに」
「はい、ありがとうございます」
「私も早く相手を見つけないとね」
「…………」
 彼女は次期当主として数年内に結婚するよう言われているらしい。適切な相手がいなければ見合いをすることになるという。創真が責任を感じる必要はないのだが、それでも彼女との結婚を断った人間として胸がチクリとした。
「あの……よかったら、これどうぞ」
 そう言いながらウェディングブーケを差し出す。
 こんなことをしても身勝手な自己満足でしかないのかもしれない。罪悪感を払拭したいだけかもしれない。それでも彼女に幸せになってほしいと願う気持ちに嘘はなかった。
 桔梗は目を丸くしたが、すぐにふっと表情をゆるめると華やかな笑みを浮かべる。
「ありがとう。本当に私でいいのならいただくことにするわ。でもあとでね。いまはまだ花嫁が持っていないといけないもの」
「花嫁って……」
 いたずらっぽく言われて、創真はどう反応していいかわからず曖昧に苦笑する。
 そのときふいに後ろからガバリと肩を組まれた。驚きはしたが振り返るまでもなく誰なのか察した。案の定そこにいた翼は、そのまま創真の肩に寄りかかるようにして、ひどく挑発的なまなざしを桔梗に向ける。
「あいかわらず油断のならないひとですね」
「あら、お話をしていただけよ」
 桔梗は素気なくあしらうと、不満そうに口をとがらせている翼を無視し、パッと顔をかがやかせて小さく両手を合わせた。
「そうだわ、ここにいるみんなで写真を撮りましょうよ」
「じゃあオレが撮るよ」
 そう申し出たのは兄の創一だ。一眼レフのデジタルカメラを掲げたまま、ぐるりとあたりを見まわして場所を決めると、そこに並ぶよう指示を出す。
「兄貴は入らないのか?」
「オレは因縁ないからな」
「因縁?」
 首を傾げながらみんなの集まっているほうに目を向ける。東條、綾音、桔梗——彼の言わんとすることが何となくわかってしまい、思わず渋い顔になる。
「いや、そういう趣旨じゃないし」
「いいから、ほら行けよ」
 釈然としなかったが、翼に笑いながら手を引かれてみんなの真ん中におさまった。せっかくなのでブーケを見せるように持つ。創真の側には桔梗が、翼の側には綾音が、ふたりの後ろには東條が立っている。
「準備はいいか? いくぞー……三、二、一、はい」
「わ、ちょっ……!」
 シャッターを切る瞬間、示し合わせていたのか周囲の三人が笑いながら抱きついてきた。突然のことに創真も翼も驚いて思わずバランスを崩してしまう。
「ははっ、いい写真が撮れたよ」
 創一はデジタルカメラのモニタを見ながら笑った。
 みんなも彼に駆け寄って囲むようにモニタを覗き込む。その賑やかな写真は、きっと今日の忘れがたい思い出のひとつになるだろう。どこまでも青く澄みわたった秋空に楽しげな笑い声が拡散した。





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