セブ島移住者の本音トークⅡ

セブ島でNGO活動に従事する管理人が、フィリピン人家族との奇妙な生活や、現地での国際交流について語ります。

我が家の宝物

2015-08-28 | NGO活動

これは我が家の庭の生命の樹木‘マロンガイ’の葉っぱです。(綴りはMalunggayと書き、日本語的にはマルンガイと言っても良いのですが、実際の発音は‘マロンガイ’の方が近いと思います。また、ビサヤ語では、これを‘カモンガイ’と言っています)


最近、ほぼ毎朝、グリーンスムージに仕込んで飲んでいますが、これを飲むと飲まないでは明らかに、その1日の調子が違うと自覚できます。


この樹は、僕ら家族がここへ引っ越して来た4年前には既に庭に植わっており、樹齢が何年かは特定できないのですが、恐らくは精々、5~6年というところでしょう。


通常、この樹を栽培する際には、葉っぱを採り易い高さを保つのに、伸びた枝を切って、葉っぱを採り続けるのですが、うっかり放置すると3~4ヶ月で平気で3~4mとか伸びてしまうので、結構、管理が大変だったりします(苦笑)


この樹も2年程前に、一旦は推定5m程度の高さにまで伸びてしまってどうしようもなかったので、人の背丈程度の所で樹を切ったものが、今はまた、葉っぱを採り続けているにも関わらず、見上げる程の高さ(ウチの2階よりも上)に伸びてしまっています。

 

要は、この植物、非常に生命力が強くて、施肥も何もしていないのに、空気と水と太陽光だけで、こんなに成長してしまうのです...


実は、この樹の下に、僕が、ここへ移転してきてから作った実験菜園があり、このブログを長年に渡って読んで頂いている皆さんは既に御存知だと思いますが、無施肥、無農薬の‘放置農法’で色んな野菜を作ろうとしたが、実は、殆どうまくゆかなかったのでありました。


当時、僕は、このマロンガイという植物は、ここフィリピンでは何処にでもありふれていて、大して値打ちを感じていなかったので、他の作物ばかりを一生懸命に作ろうとしていたのですが、実は、その必要は全く無かったのです...


前にも何回か触れましたが、ウチでは特殊な水を使っており、その水で土質を改良して、他の作物を作ろうとしたのですが、どうやら、他の作物が、この樹の力に負けてしまったのが失敗の原因では無かったかと、最近になって、やっと気が付きました(苦笑)


…が、この画像に写っている葉っぱは、一旦、樹から外れると意外にモロくて、例えば、画像のように普通の水道水に差しておいても、恐らくは12時間もしたらヘタってしまって使い物になりません。


因みに画像の葉っぱはウチの水に差して2日間放置したモノですが、まだまだピンピンしています。これ、ウチのお水のチカラとマロンガイ本来の生命力がマッチした結果です(笑)

…そんな訳で、こうした水とマロンガイを毎日飲食できる環境にある我が家のメンバーは、現在、殆ど病気もしないで元気です。(少なくとも僕自身、この歳になっても、結構な深酒をするのに、何ら薬のお世話にはならなくても済んでいます)


実は、僕が去年、デング熱を発症した時には、この水の装置がちょっとした事故で機能しなくなっていた事に後になって気がついたのでありました。何だか、水の匂いが変だなと思いつつ、ちゃんと点検しなかった、僕の落ち度であります(苦笑)


まあ、そんな訳で、この樹とお水があって、本当は非常にラッキーな人生になっているとふと、気がつかされた僕でありました...


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