セブ島移住者の本音トークⅡ

セブ島でNGO活動に従事する管理人が、フィリピン人家族との奇妙な生活や、現地での国際交流について語ります。

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セブの火災から...

2018-01-07 | Weblog

【アヤラセンターセブの火災:画像はネットより拝借】


今年初めての投稿…と言うか、久々の投稿になります。


新年早々、一昨日、ウチの近所のアヤラセンターセブに火災が起こりました。

これまでの僕の17年を超えるセブ滞在をして初めてのメジャーなショッピングモールでの火災です。

今、現在の状況を把握出来ていませんが、少なくとも昨日までの状態で48時間以上燃え続け、鎮火できない状況でした。

...正直な見解として、寧ろ、こんな事が長期に渡って起こらなかった方が奇跡じゃなかったか…と。

まだ、この火災の原因について何らかの公式発表があった訳ではなく(或いは、永久に無いかも知れないですが)考えられるのは、

1.火の不始末

2.漏電

 1)ネズミが配線を齧って、そこから漏電した。

 2)配線が老朽化して、そこから漏電した。

…まあ、そんなところです。

何故、起こらなかった方が奇跡だと言ったのかと言えば、ここの社会の状況において、上記1,2は日本に比べて、異常な位の高確率で起こっている(と観察される)からであり、それは、失礼ながら、国全体が注意欠陥の状態ではないかと思われるからです。

上記2-1)でネズミが齧ったのが注意欠陥とどう結びつくのか…という事に疑問を持たれる方も居られる事と思いますが、これ、公衆衛生の意識とか仕組みにも起因していて、例えば、ここの日常生活の中で、残飯の始末とかが、非常にデタラメな結果として、ネズミ、ゴキブリが異常に多いのは紛れもない事実であり、やはり、日本人の感覚からすると、元々は注意欠陥に起因していると思われます。


配線が老朽化した…僕は、この可能性が高いと思いますが、日本だったら、こうした事態も想定した上で、日常点検も然ることながら、その配線の品質、耐久性の限界を考慮し、ある一定の年月が経ったら強制的に交換する等々の対処をしている筈です。そうした事を日本では'保守’と言う訳ですが、これには、 Maintenance (日本語的にはメンテナンス)と言う英訳があり、ここフィリピンの恐らく、大半の人が、この単語自体は知っていると思われますが、その本当の意味を理解し、行動に移す事ができる人は実はほとんどいない事でしょうね。


これは恐らく文化的な背景もあるかも知れませんが、彼らが Maintenance と言う表現を用いた時、例えば、ショッピングモール内の便器、或いはATM等々に 'Under maintenance’という張り紙がされ、何日(或いは数週間)も使えない事が多々、ありますが、これ、実は、保守点検とかの為に一時的に止めているという事ではなく、不具合が起こって、部品の交換他を含む'修理’が必要と言う事を指しており、本来なら、'Under repair' とするべきなのです。

要は、ここでは、保守と修理がゴッチャになっていて、本来の'保守’の意味を伝えようとした時、Preventive maintenance (予防保全)
とワザワザ語を追加して苦肉の策を用いる事がありますが、それでも、その表現の本質が本当に理解されているか否かは、これまでの日系企業での仕事の経験をして、随分、怪しいレベルと言わざるを得ません。

さて、話は変わって、今回の事件に'注意欠陥’という言葉を絡めていますが、実は、先般の日本への一時帰国の際、身内(日本人)にADHD(注意欠陥多動性障害)がカミングアウトした事に起因しています。

実は、その人、これまでの人生に'生き辛さ’を抱えていて、自分自身で'何かがおかしい’と感じて受診された結果、最近になって、軽度のADHDと診断されたとの事でした。

確かに、その人の生活をこれまで観察していて、部屋がゴミで埋まっているようなところがあり、'何で捨てられないのかな’と疑問には思っていたのですが、これが障害に起因するとは夢にも思っていなかった僕でした。

しかし…その人(日本人)がADHDと判定されるのであれば、この国フィリピンは実際どうなのかと。(因みに
ADHDは発達障害の一種であり、時にアスペルガー症候群と混同され易いですが、実は異なる疾患です)

そうした目で観察しますと、実は、僕の(セブの)
身近にも、'それ’が疑われる人が'かなり’います。環境が環境なだけに分かり辛いのですが...

しかし、その人たちが'そう’であるならば、今まで、その人たちの努力でどうにもならない事について、僕が改善を求めたり、それが出来ない事に腹を立ててストレスを溜めたりした事は、寧ろ、僕の無知の所為であり、僕の落ち度だったのではないか…そんな風に思えるのです。

先に述べた日本で'それ’をカミングアウトした人は、カミングアウトの結果、友達がいなくなるんじゃないか…と言う事を非常に気にされていたのですが、僕は、寧ろ、今まで友達として付き合って来たのに、その病名をして、その人から去るようであれば、そもそもが本当の友達ではなかったのではないか…と考えます。

まあ、話は逸れましたが、その人(その人々)のこうした障害を含めた'特性’を知り、普通(?)とは違った所があるのであれば、その違いを善悪ではなく、’単なる違い’として受け止め、自分が出来る事をやる…実は、これ、僕が、ここセブで暮らして来て、(完全ではないにしろ)自然に身に着けて来た処世術なのかも知れません。また、逆に、本当に、僕自身が対処出来ない(受け止められない)のであれば、お互いの為、上手に距離を取るのも致し方ないのか...と。


しかし、そうした障害があっても長年お付き合い出来きてきたのであれば、それを知る事で(感覚の違いが判る事で)プラスになっても、マイナスになる事はないでしょうね。

纏めますと、ここフィリピンには、'そうした事’が潜在(或いは顕在)している事を理解した上で、自分自身が、どうするのかと言う事ですね。'ぎゃあぎゃあ’騒いだ所で何の解決にもならないのですから...

まあ、そんな訳で(?)本年もどうぞ宜しくお願いいたします。


 

 

 

  

 

 

 

  


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