前回、方言のことを少し書きました。
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ちょっとだけ続きを。
佐賀市出身の友人は、大学時代から既に三十年以上 北九州市に在住しています。
「もう すっかり北九州の人間だよ」
そう言う彼に質問。 「じゃぁね、『10時55分』 のことって、別の言い方すると、どう言う?」
「11時5分前」
ここで、こちら出身の私らは 顔を見合わせます。
「ブーッ! 間違い!!」
「えぇッ? 何で?」
「こちらの人間が言うとね、『11時前5分』 たいね」
「ええぇッ?? そんな言い方って、あると?」
と見回す彼に。
「あるたい」
この言い方も、聞いたことはありません。 私の経験では、唯一人、函館出身者が同じように言っていたことがあります。 それでも、それが函館の方言なのか、たまたま彼だけなのかは不明です。
「なんで、『11時前5分』 みたいな言い方するとやろか?」
「勝手な推測やけどね」 と、私の持論。
こっちの人間は、とことん短気なんよね。 そやから、『11時5分前』 みたいな言い方やと、『11時5分』 までしか聞いとらんたいね。 それで、「おおっ、もう11時過ぎたか!」 とか言うて焦りよる。
あとで10時55分と判って、間違いなく こう言うね。 「11時より後か前か先に言わんかい!」
そう。 『11時前』 と先に言うことで まだ11時に なっていないと判断して、それから 「あと何分あるとね?」 と落ち着いて聞くことが出来るわけなんよね。
なんか知らんけど、気ぜわしい短気モンが いっぱいおるんが それが八幡やら北九州たいね。
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