この勧誘から逃れるには、他の部活に入るしか方法はない。
人気blogランキングへ ← クリックを御願いします!
それも、文化部系の部活ではダメだろう。
そう考えて、校内の体育会系 部活を観察。 ありましたねぇ
弓道部。 これこれ。 こういうユルい部活が理想的
入部、 直ちに 3年生のキャプテンへ申し上げました。
「いま、バスケ部とバレー部から勧誘されているので、キャプテンからも断って頂けませんか?」
姑息な性格です。
ところで。 弓道部に決めたのには、理由が もう一つ ありました。 それは、中学からの同級生 K川くんと 通学の筑豊電鉄で一緒になったときのこと。 彼、曰く。 「弓道部に入部したら、女性部員が可愛くて 楽しいよ!」
この話も、大いに動機付けとなったのです。 ただし、ね。 彼の話はウソでした。 いや、ウソを言う性格では無いので、極度に目が悪いのか または趣味が悪いのか、あるいは その両方だったのです。
でも、これで安心。 もう勧誘されない。 あとは、機会を窺って弓道部を退部さえすれば、楽しい日々が待っている
そう思っていたころ、2年生が修学旅行。 3年生と留守番。 N本キャプテンと二人で 『あづち』 を ならしていました。 N本キャプテンは 圧倒的な人格者で、厳しくて優しい先輩だということは、さすがの私でも分かっていました。 ≪注:あづち(安土)とは、的を立て矢を受けるため土を盛ったところで、手入れが大切なのです≫
「渡邊、弓道は 好きか?」 「は、はぁ … 」 「弓道は いいぞ。 もうすぐ 俺たちは卒部やけど、2年生と一緒に弓道部を守ってくれよ」
ぼそっと 言われたとき、『俺は ずっと弓道をやろう』 と決意したのでした。 言葉は内容では有りません。 誰が発したかによって 人を動かすことが出来るのです。
ということで、私は弓道を続け、1年生のある日から書き始めた日記の数日間は 射的の記録から始まっているのでした。
ブログ ランキングに参加中です
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます