児童虐待の相談件数が年間で 4万件を突破しました。
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内閣府の発表した 「青少年白書2009」 で、2007年度の児童相談所での児虐待に関する相談件数が 過去最多になったと報告されています。 この5年間で約1.5倍に増え、増加の一途をたどっています。
『児童虐待問題は 社会全体で早急に解決すべき重要な問題だ』 と白書に述べられています。
大半の相談は、子どもの異常を察知した周りの人達から寄せられているそうです。 医師・保育士・近隣住民などです。
相談の内容は、身体的虐待 40.1%、保護の怠慢・拒否 38.0%、心理的虐待 18.8%、性的虐待 3.2% 。 虐待者は、実母 62.4%、実父 22.6% と報じられています。
異常に気付かない(気付かせない)ケースも考えられます。 また、異常だと感じても、親から 「これは躾(しつけ)だ」 と言われれば、児童相談所に相談する迄には至らないこともあると推測できます。
実際の虐待は、相談件数より ずっと多いのではないかと暗澹たる気持ちになります。
しかし。 『のびのび赤ちゃん訪問事業』 で見る お母さんの笑顔と、白書にある 「実母 62.4%」 という数値とは どうやっても結びつかないのです。
振り返って。 本当に虐待ではなかったのか? 自問。 「家の中で 子どもが泣きわめいているのが聞こえる」 「保育園で極度に おどおどした様子の幼児がいる」 「親が家を空けることが多い」
場合によっては、多少 強引でも 乗り込むことさえ必要ですね。 『子どもを守る』 その気持ちが、私に勇気を与えてくれるでしょう。
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