大江戸日記

ダイエット・ダイアリー(心と身体のダイエット)

慨嘆

2006年03月13日 17時16分57秒 | Weblog
日本の政体は太古より民意が反映されない「民主国家=為政者が恣意的に民の主人となる農奴国家」と定義されるが、本日のニュースの様にそれが露骨な形に表れたのは希でしょう。

<小泉首相>岩国移転計画の変更考えない 住民投票結果

 小泉純一郎首相は13日昼、山口県岩国市の住民投票で空母艦載機部隊の岩国基地受け入れに反対多数の結果が出たことについて「どこでも住民投票をすれば反対でしょうね、基地は」と述べた上で、今月中に日米間で米軍再編の最終報告を取りまとめる方針については「変わりありません」と語り、岩国移転計画を変更する考えはないとの認識を示した。
 安倍晋三官房長官も記者会見で同様の認識を示し、「住民投票に否定だった方々は投票していない。新しい岩国市が(20日に)誕生するが、(合併相手の)周辺町村はこの住民投票に疑問を持っている方々が多いと聞いている」と住民投票そのものに疑問を呈した。
(毎日新聞) - 3月13日13時11分更新

三丁目の夕日異聞

2006年03月13日 15時49分20秒 | Weblog
三丁目の夕日は、良く出来ていた。年配者には懐かしく、六本木ヒルズとかお台場が典型的な東京風景と思っている若輩者にも昔日の東京を垣間見れて、そのストーリーの明快さもあって受けたんではないかと思う。しかし、戦災で妻子を失った医者とか、売れない小説家が他人の私生児を育てるところや、東北から集団就職で働きに来た娘と就職先とのエピソードとか、色々な情景がない交ぜになって、終了後劇場外でも涙ぐんでいたおじさん・おばさんを散見したが、こっちは悪いけど何の感動も生まれなかった。例えば、当時未だ残っていた筈の「絶対貧乏」とか「戦後の混乱に乗じてのし上がったならずのものの狼藉」なんていうリアリティーがまるで描かれていないし、第一、町内会はあんなに和気藹々としていない。もっと、他人の足を引っ張る殺伐としたものだった。そうだ、この映画には「死」とか「病気」が生のままに描かれていない。やっぱり限界である。こっちの感動を呼びたかったらもっと「闇」を前面に押し出さねばならぬと思う。それより、現在、この西暦2006年の東京だって、何の進歩もない極貧の風景が残っている。ためしに、黄昏時に、JR中野駅から練馬区中村橋駅行きの都バスに乗り込むがいい。中野から練馬に至る、窓外に広がるのは、戦後なんの変化もない、まるで東京オリンピックの再開発もバブルの地上げもない、半壊状態の小料理屋・いかけ屋・自転車屋・中華そば屋がそのまま佇んでおり、そこに住む人々も現在の上海あたりのカス場より貧困そうに見える。詰まんない映画なんて見ずに現実に眼を向けよう。そして自分の頭で考えよう。わお、この記事は1000文字を超えた。




エヴァ、これが実力よ!

2006年03月13日 15時17分02秒 | Weblog
日曜日、寸暇を惜しんで駅前Kへ。相変わらず、エヴァ・セカンドインパクトは凄い人気である。15連以上の台もあり。先ず、大海で150回転、6回を拾い、確変残りを狙う。案の定、すぐに引き戻し、但しワンセット。その脚でちょうど1台空いたエヴァ、500回転未満、6-7回当りをゲット。0.5箱入れたところで、シンジ予告X2であっさり単。これが確変に昇格して、4箱。研ぎ澄まされた様な勝利であった。

長谷川真理子教授に問う

2006年03月13日 13時05分41秒 | Weblog
先週の日経夕刊コラム、総合研究大学院大学教授と称する方の環境問題に対するコメント有り。要は、数学者が過度な環境危機に対し警告を与えている事に関し、同教授は反論している。即ち、客観的データよりも、物事の判断に価値観を導入し、環境問題も実感・直感で論じるべきというもの。これを読んで、またかと思った。地球環境保護の是非ではない。如何に政治的なプロパガンダだか産業界へのアンチテーゼだか知らないが、科学的なデータの裏づけのない暴論が横行して、害を与えているかと言うことについてだ。3例のみ挙げる。
①ダイオキシン猛毒説
②反捕鯨運動
③地球温暖化
上記はいずれも、科学的判断がなされぬまま、御用教授が科学的検証の無いまま、危機を煽り、それが無知な大衆により支持を得て、現に社会的・経済的被害を与えた盲論群である。
同教授の見解はそれ以上詳しく聞かなくても分かる。正に直感で同教授の他の研究もいい加減であると断言しよう。