大江戸日記

ダイエット・ダイアリー(心と身体のダイエット)

はな曇り

2007年03月26日 13時29分33秒 | Weblog
花粉症の発症が顕著になってきた。
症状は、鼻水・眼の痒さ・前頭部の鈍痛だ。
こうしたものは、意識すると余計に悪化する。全く考えないのも一法だ。
仕事をしよう。
今、思い出したが、喘息の児童はそうでない児童よりも成績が良いという。
暗記物や数学の論理的解決は、集中しないと成就しない。その点、何時喘息の発作が起こるか分からぬ子供は、発作の前後に集中して学習する訳だ。発作が始まったら、学習どころではない。まるで、決闘に明け暮れる剣豪の様だ。隙を見せたらお終いというもの。

水曜休日制

2007年03月22日 09時35分18秒 | Weblog
昨日は、期末の些事が片付いた。
週中に休みが入るのは良い。
一週間5日とか6日とか、フルに働いても仕事の量は同じか、中だるみという奴で、むしろ逓減する。
いっそ、週中も公式な休みにして、週4日、週休3日とするのはどうか?
現代の様々な矛盾や問題が解決される。営業日が年間50日減ったところで、生産性は変わらない。足し算しかできない、貧しい発想の経営は考え改めた方が良い。

上野の山にて

2007年03月19日 12時48分48秒 | Weblog
先週末は上野へ。知人の展覧会へ。本格的な日本画だ。本格的なと称するのは、知人曰く、所謂水墨画とかは、南画とかナントカ、別のカテゴリーという事で、日本画というのは明治期以降に新たに創作された一定の形式に沿った作品を指すとの事。では、洋画とか水墨画と何が違うか?それは画材であるという。即ち、鉱物でRGBというか、森羅万象を画布に映し出す。画布も、大作になれば、絹本では強度が足りず、勢い、木板となる。
絵の具は、鉱物だから、無機物だ。ところが、描かれる対象である森羅万象は、殆どが有機物だ。人物しかり、樹木しかり、水や風に至っても、本来は有機物を含まぬ、分子だが、自然界では、有機物を含有する。
それを本来相容れない無機物で画面に表現する。ここの画家の技量が問われる訳だ。そこで、おのずと、画家の自然への解釈の余地が生まれる。見る者の解釈と画家のそれが一致した時に感動が生まれるが、そうでない時は悲惨である。

文明病と時代病

2007年03月14日 10時27分47秒 | Weblog
花粉症が流行りだ。こころなしか、何となく眼球が痒い。何かのきっかけで、風邪でもないのに、鼻水が止まらなくなる。こんな症状は生まれて初めてだ。
太古から科学技術の発展とか、環境破壊により、文明病というものは発生した。それが、人口抑制に寄与した事実はある。
しかし、所謂、死に至らぬまでも「時代病」ともいうべき、はやり病もある。昭和初期に肺炎とか、高度成長期に鞭打ち病とか(もっともこれは疾患というより、傷病の類)そして、今正に花粉症だ。これに罹らないのは、恰も無神経な奴と思われかねない。何時でも全体主義に転がる日本では、病気までが信仰の対象なのだ。

高座渋谷

2007年03月12日 17時58分07秒 | Weblog
冬の或る日、小田急江ノ島線高座渋谷に行く。
横浜に出る機会があったからだ。ここには名物がある。
その筆頭、麺処中村屋。今や全国的に有名になった中村栄利のラーメン屋である。
その完成度の高さは、全国でも10本の指に入ろう。
メニューは「特中村屋」が良い。麺・スープ・具の三位一体。食後の後味また良し。ただ、注意して欲しい。普通に麺一杯では少ない。小食の女性は兎も角、オプションで各種ご飯ものをオーダーすべきだ。
そして、名物第二。富士山。小田急線で、大和方向、左の車窓に見える富士は絶景だ。近すぎず、遠すぎず。地図をみれば、直線距離で約50KM西の富士。所謂表富士。静岡県で見るには近すぎる。かといって、東京西部・山梨からは遠すぎる。この50KMの、この位置が正にベストアングル・ディスタンスだ。
最後に、名物第三。これは、この駅のほぼ真下に東海道新幹線が地下を通っているのだ。品川を過ぎ、東急大井町線の上を新幹線が交差しているが、ここは何と、地下に時速300KMの弾丸が走るのだ。それも日中なら10分置きに。シュールだ。

何年かぶりで

2007年03月10日 10時43分52秒 | Weblog
知り合いと邂逅する。
出入り業者だ。
まだ独身を続けているのか?以前の貧相な身体がむくんだ様に太っている。
新陳代謝のない奴を見たり、思ったりするのはつらい。

富山の冬

2007年03月09日 09時30分41秒 | Weblog
一昨日、昨日と仕事で富山へ。
行きは目的地の雪で、欠航の惧れあったが、無事着陸。しかし、夕刻は降りしきる雪で、今冬は雪の気配もなかった関東人には極めて稀有な体験をさせて頂けた。
夜は、Aホテルへ。天然温泉でくつろぐ。足裏マッサージをお願いする。小柄な小娘なのにその膂力に驚嘆。
たら汁で一夜の宴を張る。立山を飲む。
非常に寝付きの良い夜となる。

大阪の春

2007年03月05日 09時56分03秒 | Weblog
大阪に行くには春しかない、と思う。
あの夏の暑さはまるで地獄の釜の中にいる様だ。京都の盆地の異常な暑さとも違う。後者は、市内に川が流れているだけ、湿気を伴うから良い。ところが、大阪市内を流れる堂島川とか道頓堀川は、気温を下げるバッファーとして機能していない。旅人は一体どこに避暑地。オアシスを求めたら良いのだ。
昨年の盛夏、千日前辺りを夜遊び中、突然呼吸困難に陥った。明らかに滞留する澱んだ空気のせいである。こんな経験は、東京の新宿でも渋谷でも池袋でも味わえない。都市で酸欠になるとは、非常につらい。いや、思い出した。東京でも数年前、WINS渋谷の地下でレース観戦中、酸欠となった。これは、大阪の夏では日常茶飯事である。
そんな気候で、消化の悪い食品は駄目だ。だから、消化の良い粉者が流行るのだろう。それに酸味のあるソース・マヨネーズ類が消化を促進する。合理的だ。

京都は、魚がまずい。

大阪は、水がまずい。

東京は、全てがまずい、なんて。