大江戸日記

ダイエット・ダイアリー(心と身体のダイエット)

先週の旅日記

2006年11月30日 16時20分58秒 | Weblog
甲斐路

予告通り、先週の旅、フォト日記を掲載する。

まあ、早い話、裏富士を眺めて暮らす山梨人は日本全体を支配するのは難しいのではないか?

海を見て過ごす方が何となく大物になりそうなのは、島国日本の宿命であろうか。

無事帰還

2006年11月26日 10時16分12秒 | Weblog
木曜日に始まる紅葉ツアーは無事終了。
日光では、文字通り、晩秋の男体山を眼に納め、甲斐では勝頼の敗走の道をたどり、天目山へ。そしてハイライトは武田神社に代表される甲府市の信玄巡り。
詳しくはフォト日記にて。

4連休へ

2006年11月22日 12時21分15秒 | Weblog
昨日は早朝から深夜まで、岐阜・愛知方面へ。天気が素晴らしく、この季節には珍しく汗ばむ位の陽気であり、紅葉で眼の保養をした。
今日は、残務整理をして、明日からは今年初めての4連休へ。
初日は、日光戦場ヶ原を散策。約5KM。
2-3日は甲府方面で、信玄・勝頼親子、そして山本勘助をしのぶ。両日で約20KM。
最終日は天候次第であるが、月並みの鎌倉へ、約10KM。

4日合計で35KMの予定。天候さえ許せば、各地で脚を伸ばし、40KMにはなるだろうか。4日掛けたマラソンと思えば良い。

石田衣良の無責任論

2006年11月20日 16時55分24秒 | Weblog
石田某は、TVドラマの台本作家としては優れているが、小説本体は取上げる程もない。その文章は、読みにくい。文字を操る作家としては致命的だ。
評論、というよりエッセイ分野はどうか?これもまるで駄目。凡庸な一般論なら、未だ見逃そう。しかし、無責任な楽観論とか、的外れな意見の開陳は、読者をミスリードする。

具体的に示そう。R25の2006年11月17-23号のコラムだ。いじめに関し、日本の社会では、同質性から不可避のもんとした上で、
「確かにいじめは、いじめる側が悪い。でも、日本社会の同調圧力をなんとかするなんて、今生きるか死ぬかと悩んでいるいじめの被害者には間に合わないだろう。読者にも数十人(もしかしたら数百人)単位で、いじめで自殺を考えている人がいるはずだ。そういうあなたにいいたい。」
ここまでは良い。読者は、石田に現実的な解決策を期待するからだ。
ところが、この後の論旨には唖然とせざるを得ない。
「いくらつらくても、その時期は長い人生のなかの何年かしか続かない。目の前の苦しさのために、未来の可能性を投げ出してはいけない。あなたは、あなた自身でなく、さまざまな人の思いを受けて生きているのだ。苦しいかもしれないけど、死んだ振りをして今を耐えよう。自殺なんかするより、全力で自分を守れ。時間はあなたの味方だ。必ず別な場所に連れて行ってくれる」

反論しよう。
1.何故、つらさが何年かしか続かない、と断言するのだ?
2.未来の可能性があるというが、その根拠は?
3.時間が味方したり、「必ず」別な場所にいけるのか?

上記は全て、何の根拠もなく、問題を先送りしているというよりは、いじめにあっている子供に余計な苦痛を与えているのだ。いじめる方が悪い、これは一面の真実だ。しかし、被害者である「いじめられっ子」にも問題はないのか。また、大人の世界と違い、子供ははるかに物事を真摯に受け止める。人生経験が少なく、濃密な時間を過ごしているからだ。いじめられる事と学校教育で頓挫すること、これは修復しようがない。決して時間が解決しない。その場での解決が求められる。それが自殺であるのも充分にありえる。
私見を述べよう。いじめ問題に解決策はない。自殺したかったら、とめる事はできない。そこで、石田のように、何の根拠も無い楽観論を、いじめられっ子に押し付けるなどはもっての他だ。真の解決は、いじめられる方がいじめる方に反撃に出て初めて、始まる。それまで、何もしない方が良い。下手な、分かった様な干渉が事態を益々悪化させるのだ。l

ウォーキングの楽しみ

2006年11月20日 13時03分26秒 | Weblog
秋口から気温が15度程度下がるまでがウォーキングに最適な季節だ。春先の埃もなく、空気は澄んでいるし、夏の炎暑とも無縁だ。
最悪は冬場であろう。空気はより澄んでくるが、寒さ・風邪は歩く時に大敵だ。
先週は浦和方面から川口へ。江戸時代の遺構、見沼の運河・赤山城・金剛寺・西福寺を歩く。最後の西福寺では、元禄6年建立の将軍家光長女寄進の3重塔が聳える。戦乱も風水害も避けて、今に至る。見事だ。

石原都知事罷免要求

2006年11月17日 14時41分31秒 | Weblog
中途半端な景気回復か、足元が見られない政治家・経営者が多すぎる。

石原都知事の場合はその行動様式そのものが、自己矛盾の塊である。その公私混同、外交に関する本質を見ない感情的な発言、そしてネポティズム。

東京の財政健全化を云々する前に、速やかに罷免されるべきである。

こうした公費の個人的流用はある意味では、少なくとも民間の企業を利する汚職政治家に比べても、遥かに幼稚かつ悪質である。


石原都知事ムダ使い!?海外出張費2億4000万円

 東京都の石原慎太郎知事(74)が1999年の知事就任以来、2億4000万円の海外出張費を使っていたことが16日、明らかになった。

 この日会見した共産党都議団によると、石原知事の海外出張はこれまで19回。うち15回の経費は総額約2億4350万円に及ぶという。内訳は01年6月11日~21日、ガラパゴス諸島視察のため8人で出張し1444万円など。最大は今年5月28日~6月3日のロンドンなどの欧州視察で、18人が出張し約3573万円を支出していた。

 都では条例で知事の宿泊費、交通費など経費を定めている。宿泊費は1泊4万200円までと規定されているが、石原知事は26万3000円のホテルに宿泊したこともあったという。

 夫人の宿泊費なども公費でまかなわれ、同行の特別秘書も規定が約2万5000円のところ、1泊約10万円の部屋に宿泊。移動の飛行機も規定のビジネスクラスではなく、知事との打ち合わせなどを理由にファーストクラスを使用していた。

 これらの出費について石原知事はこの日、報道陣に対し「知らないよ、私は。そういうことは事務局に言ってくれ。何も豪勢な旅行しようと思って行っているわけじゃない。直すところがあったら直したらいいじゃないですか」と話した。
(スポーツ報知) - 11月17日8時3分更新

三冠馬も?

2006年11月16日 17時27分16秒 | Weblog
是非、検討すべきであろう。

JRAの胡散臭さは最近のGIレースにも反映されている。健全なギャンブル競馬を楽しむのなら、公営に行くべきだ。


2006年11月16日 更新

ディープインパクトは凱旋門賞失格 JRAが発表
 日本中央競馬会(JRA)は16日、フランス競馬の凱旋門賞で3着となりその後、禁止薬物が検出されたディープインパクトが、失格処分になったことを発表した。


最後の砦

2006年11月15日 13時51分44秒 | Weblog
男性の男性たるゆえんは、外観を糊塗する事ではなく、内面から湧き上がる迫力で他を圧する能力だ。

それが、これ以上の堕落はない程、堕落してしまった。

少子化もむべなるかなである。


関西フォトジャーナル:写真写り抜群?

 本格的に始まった08年採用の就職活動。近ごろ、志望会社に提出する履歴書用などの証明写真の撮影前に、化粧する男子大学生が増えている。

 大阪市北区の阪急ターミナルビルにあるメイク兼写真スタジオ「カシャbyオプシス」では、この1年間で100人を超える男子学生に化粧して撮影した=写真。「最初は緊張していますが、(化粧すると)だんだん表情が豊かになってきます」と同店は話す。


人間の性か、社会の性か

2006年11月14日 11時30分37秒 | Weblog
子供の自殺の連鎖が絶えない。一般には、こうした傾向はマスコミの過剰な報道と情報が瞬時に伝わる現代社会が拍車を掛けているとされる。極端にはマスコミが引起しているとの責任転嫁の意見も見受けられる。

管理人は、先ず日本では教育が崩壊している事が第一の原因と断言したい。
過度な受験競争は、社会の知性の維持、経済・科学の発展には不可欠である。
しかし、競争を是とするならば、競争に破れた学生に対する有効なコースも確保すべきである。それを怠り、競争に打ち勝って来た者のみ賞賛し、そうでないものを落ちこぼれとするのは、社会的損失である。その場合、自由社会の競争云々を持ち出されても、議論のすり替えである。
社会は、様々なバックグラウンドを持つ人々が、夫々の役割を担って社会全体を構成するのだから、それを矮小な学校教育だけで尺度を造り、レッテルを貼るのは明らかに誤りである。ましてや、それを国家が管理し、税金を導入するなど、本来は言語道断である。教育は私的機関が、競争原理を導入し、有効な知識・経験を伝授するサービス業となるべし。

解決案は、先ず、教育から一切の公的介入を排除する事。これが第一歩である。

管理人には具体的な教育改革案があり、本ブログでは書きつくせないので、今回は省略する。

繰り返すが、いじめ問題は、こうした中途半端な文部科学省支配下の学校で起きるものであり、純粋に受験勉強のテクニックを施す私的機関の塾では、少なくも生徒間では起こり得ない。


<自殺予告>止まらぬ連鎖…有効策なし焦り濃く

 伊吹文明文部科学相あての「いじめ自殺予告文書」を受けて全国的な警戒が続く中、子どもの自殺が止まらない。文書を公表したものの、相次ぐ予告に戸惑う文科省。教育委員会、各学校も即効性のある対策は打ち出せないままだ。連鎖は食い止められるのか。子どもたちに「命」の大切さをどう伝えるか。過去にも度々社会問題化したいじめ問題の教訓はいつ生かされるのか。【佐藤敬一、吉永磨美】
 「連鎖的なものが来ることは覚悟していた」。13日行われた、日本記者クラブ主催の記者会見。招かれた伊吹文科相は苦渋の表情で、自殺予告の手紙が続いていることに言及した。
 文科省が「11日に自殺する」との手紙を公表したのは7日未明。各都道府県教委にいじめの正確な把握と報告を求めている手前「情報隠し」はできない事情もあった。伊吹文科相は「(公表してもしなくても)どちらになっても必ず非難を受ける。非難は私が受けるんだと、毅然(きぜん)とした姿勢を示さないと教委、校長がついてこない」と選択の理由を強調した。
 しかし、公表の影響は予告手紙が相次いだことで明確になった。自殺の原因や予告手紙との関連性が不明ではあるものの、12日に大阪と埼玉で中学生が命を絶った。大阪の飛び降り自殺の一報が入ったのは「いじめ自殺予告」の警戒中。銭谷真美・初等中等教育局長ら幹部も駆けつけ、省内は緊迫感に包まれた。
 1通目の手紙を見た総務課職員が「(手紙の内容が)本当だったら危ないなと思った。かなり緊迫していた」と話していたが、その状態は今も続く。
 教育基本法改正の国会審議に加え、タウンミーティングでのやらせ、高校の履修単位不足、いじめの「三重苦」で文科省職員の疲労も色濃い。問題が次々と発生し、いじめ問題に対する抜本的な解決策を検討するいとまもなく、解決策の検討は「お手上げ」(ある幹部)という。
 13日、新たに届いた2通の手紙について会見をした児童生徒課の木岡保雅課長は「公表によって救われた子どもも多くいるのでは、と考えている。ですから、一つ一つのケースについてできる限りのことをしてまいりたい」と公表の効果を強調した。しかし、具体的な解決策を示さなければ、マイナスの連鎖が続く可能性も捨てきれない。【高山純二】
 ◇「連鎖」断ち切るには…
 今夏以降、各地でいじめが原因とみられる自殺が問題化している。その「連鎖」を断ち切るにはどのような方法があるのか。
 8月17日、愛媛県今治市の中1男子が首つり自殺。遺書には3年間にわたり「貧乏」「泥棒」呼ばわりされ「最近生きていくことが嫌になってきました」と記されていた。
 北海道滝川市の小6女児が昨年、教室で自殺を図り、今年1月死亡した事件では、10月になって女児の遺書を市教委が事実上放置していたことが発覚。さらに10月11日には福岡県筑前町の中2男子、23日には岐阜県瑞浪市の中2女子がそれぞれ自殺した。文科省にいじめ自殺の予告手紙が次々に届き、全国各校で問題の再点検など行われる中、12日に大阪府富田林市と埼玉県本庄市で中学生が自ら命を絶った。
 多くが同様の手段を選んでおり、先行する事件の影響を指摘する声もある。社会評論家の赤塚行雄さんは「戦前に伊豆大島・三原山で自殺が相次ぎ社会現象になるなど、ある時期に次々と自殺が続くことは昔からある。何か心が傾いていると、解決法として『この手で行こう』と引っ張られる」と分析する。
 86年にはアイドルの岡田有希子さんが自殺し、後追い自殺が社会問題化した。警察庁のまとめによると、86年の19歳以下(未成年)の自殺者数は前年比約1.4倍の802人に達した。岡田さんと同じ方法での自殺が多かった。愛知県西尾市の大河内清輝君のいじめ自殺事件が問題化した94年の未成年者の自殺数も580人と前年より多くなっているが、98年以降600人弱から700人超と、より深刻化した。
 履修漏れ問題も含め、「校長の自殺」も最近の特徴だ。ジャーナリストの江川紹子さんは「先生にとり良い職場でない学校が、子どもにとって良い学びの場であるわけがない」と教育者の自殺の背景に思いをはせる。その上で「根本的に何が問題か考えなければいけない。1人だと行動しない子どもたちも、集団自殺のように1人じゃないという仲間意識が芽生え、連鎖的に行動するのでは」と指摘する。【森禎行、長野宏美】
(毎日新聞) - 11月14日3時8分更新

博福の夜

2006年11月12日 10時44分38秒 | Weblog
先週は仕事で福岡へ。結構、気合いを入れてしまったので、後遺症が大変だ。昨日は雨模様だった事もあり、休養をとれた。
それにしても、福岡に行く度に、地元の人との話で「福岡」というか「博多」と呼称するかで迷う。まあ、どちらを使っても大差ないが、自分の中では、前者は官製、後者は民間の愛称というニュアンスがある。いっそ、「博福」にしたらどうだろう?赤福は伊勢の名物であるが、博福の名物はからし明太である。前者はお茶の友、後者はご飯の友である。などと、とりとめのない思考になるのは、まだ内臓の疲れに身体中の血液が動員され、思考経路が止まっている証拠であろう。