アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

ヴァイオリン、小休止

2012-06-30 | Weblog


 6月はヴァイオリンのレッスンを休んだ。


 仕事が忙しかったのは、確かだ。


 レッスンは週に1回だが、レッスンを受けるためには、その前日は長時間の練習が必要だし、本来、毎日練習しなくてはいけない。上級者と同じクラスになってからは、特にそれが不可欠になってきたが、それが生活の中で大きな負担となっていた。


           ◇


 しかし、始めたばかりの5年前は妻と子どもが寝た後でも、4時間くらいは練習していたはず。自宅練習は、単身赴任の現在の方がしやすいはずだ。


 ヴァイオリンから逃げている、というのが偽らざるところだろうか。


 1ヵ月間、楽器にまったく触れなかった。


           ◇


 6月27日、久しぶりに外で飲んでアパートに帰宅。


 酔った勢い。一カ月もの間、触れなかったヴァイオリンを手にしてみた。


 夜が遅いので、ごく小さな音で「エトピリカ」。


 弾けた。音色はともかく。


 楽譜はなし。


 暗譜していたというわけではなく、指が覚えていた。


 そりゃそうだ。この曲だけでも、少なくとも100時間は練習した。


 本日、6月28日。帰宅後、とりあえず楽器を磨いた。


 レッスンを再開する気持ちはまだない。


 でも、やっぱり楽器を触っていると、心地好い。


 やはり音楽はいい。それを再認識できた。休んだからこそ、だ。


 息子もヴァイオリンをたしなんでいるが、疲れ始めている。


 高いモチベーションを常に維持することは不可能だ。休むことは練習することと同等に大切だ。


 弾くことへの「渇望」が湧いてくるまでは、レッスンは休む。継続は大切、が休むことも同等の効能がある。
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